FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX 今週の言い訳

2017-07-01 12:02:21 | 日記
おはようございます。7月1日土曜日です。広島は晴れですが、蒸し暑いですね~~~~。愛犬君との散歩後、今朝はもうシャワーを浴びました。まだ少し暖かい湯にしましたが、これが水になるのももうすぐと思います。一昨日の雷雨、それも豪雨ですから、梅雨も末期かと思うばかりですが、時期的なものはまだ真っ只中です。もう一度は豪雨はあるという覚悟でこの時期を過ごしたいと思います。そういえば、雷が鳴っていましたね。気象学的には、雷が鳴ると夏が来るのではなく、夏が来たから雷が鳴ったというのが正解のようです。

これをFXで考えると、移動平均線がGCをしたからトレンドは上昇、というのか、それとも、トレンドが上昇し始めたから移動平均線がGCしたというのか、どっちが正解なのか。なんて考えるの愚かなことか?

さて、今週の言い訳です。

複数の中央銀行総裁の発言がテーパリングへ向かう内容になってきたことから、利回りが上昇傾向を作り出し、ユーロやドルの買戻しが始まり、その影響を受けて、円が円安へと振れてきているようです。

昨日、出揃った物価動向などは概ね上昇傾向を形成し始めてきており、これを受けて、相場は上へ行ったとも考えられますが、昨夜の動きには、そう勢いはなく、微々たる動きの積み重ねになっていると思われます。昨夜のNY市場の株価動向は、ダウ平均は強く上昇していますが、ナスダックは結局前日比で下げて引けています。足並みがそろっていません。これには週末や期末ということでの利益確定や持ち高調整ということが影響したのかと思いますが、ナスダックがダウ平均と同様に上昇していたら、為替ドル円はもっと強く上伸をしていたのではないかと想定しています。

しかし、中には、米国での物価動向は、FOMCが想定しているようないずれ上昇してくるというのも含めて、これに否定的な判断もあるようです。これも昨夜の動きが慎重になった要因の一つと思われます。

NY株式は考え方によりますが、天井付近とみる向きもあります。しかし、もう少し、もみ合いながらも、このレベルは維持するという見方もあるようです。SP500が調整し始めると、さらに天井感が強くなってくる環境と認識しているところです。その時、米国失業率は最小を記録するようになってくると、さらに天井感が出て、その後調整入りするという歴史的な経緯があります。相場は繰り返す、と言われるゆえんの一つです。

この見方によれば、ドル円の昨夜の慎重な動きにも理解ができそうです。株価の調整と為替の調整はセットで考えていて良いと思われますが、もう一つ原油価格との関係にも注意する時期になってきているようです。
原油価格が上昇すると円安が進行するという状況にも注意を払います。

為替情報でも、「上値切り上げ、下値切り上げ」状態になってきました。相場動向が上へ向かっていることを反映しているようです。

しかし、昨夜の慎重な動きを見ると、ドル高円安は一筋縄ではいかないなと考えざるを得ないようです。市場はまだ「疑心暗鬼」の中にあるのかもしれません。ここでふと気づいた!!!  これは一般大衆投資家を上へ誘い出そうとしている環境ではないか。猜疑の中に幸福の芽が出てきている、これは相場を考える上では重要な相場の流れを理解する一つです。

買いか!? しかし、来週も重要指標の発表がありますので、まだ慎重な動きになると思われますが、例年のことではありますが、7月頃に年間の相場の底をつける相場の傾向があります。ここへ中央銀行総裁たちの発言を重ねると、そろそろ上へ行き始めるかと考えるようになりますが、ここはやはり、夏相場を考えても良い時期と思われます。

米国では、オバマケア修正法案い反対する共和党員が存在し、議会通過もまだ難しいようで、この法案が議会を通過して予算の組み立てができるようになりますから、これができない限り、トランプ政権による財政政策での景気浮揚策などは実行できないこととなります。これは景気を冷やす事案となりそうです。期待はもう剥落しているようですが、、、、。

今朝のニュースでは、日銀は、今月実施する会合で、本邦の物価動向について、少し弱気な取りまとめをするのではないかと、伝えてきています。この状況では、日銀総裁は、まだ金融緩和策を継続するとしか言えない環境と思われます。しかし、年内には、この緩和策を止めるとか、出口戦略について、なにがしかの発言をするようになるのではないかと想定しているところです。

世界の金融政策の流れは、金利正常化の動きとなって、ドル高円安が進んでくると思われます。これを踏まえると、これからは押し目は買いとなってきます。

7月から10月頃まではメジャーなヘッジファンドたちは夏休みに入ると思われますので、相場の主役が不在となって、相場の動きは少なくなり、レンジでの取引になると想定しています。NY引け値は、112.3円台です。これが110円台まで押したときは絶好の買い場になってくると思われます。

金利と株価のせめぎあい、株価と債券価格のせめぎあいなどなど、いろいろな要素が重なり合っているようです。

目先の動きにとらわれないように注意しながら、相場全体を見て取引をしていきたいと思います。

現在の相場は、6月29日高値で3MAX・20NAXをつけています。そして昨日は、「高値切り下げ安値切り下げ」状態になっています。さらに、チャネルラインは右肩下がり状態。これを考えると、雇用統計発表へ向けて、相場は下押しして来るのかもしれません。

本日も、これからチャートを見ながらあれやこれやと考えてみます。

今週も訪問いただきありがとうございました。よい週末をお過ごしください。合掌




コメント
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