FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

第214回 FXとお大師様の言葉

2017-07-02 11:57:30 | 日記
おはようございます。7月2日日曜日です。広島は曇り、蒸し暑いですね。気温はすでに29.5度、湿度は76%もあります。上半身裸でPCに向かっています。今日の予定は、このブログを書き上げたら、買い物に出かけ、帰宅後はカープのゲームをTV観戦です。カープのゲームは、年間を通して、しかも自由席も年間分販売されているので、ほとんど入場券が取れません。時々取れる日もあるようですが、その席は、ビジターチームのパーフォーマンス席だけだったりします。ここはビジターチームの応援中心席ですから、ここへカープファンが入るのは、、、、想像できません。今日も新聞に、「全席完売のため、当日券の販売はございません」とのお知らせが掲載されています。最近はこの状態が多いですね。
TVや雑誌でのチケットプレゼントに応募しましたが、まだ一度も当たりません。TV観戦が楽でよいかと、スタジアムへ行くのはもうあきらめています。

さて、本日のお大師様の言葉です。

人生の歩き方

信じて行けば、大きな力が導いてくれる。

衆生痴暗(ちあん)にして自ら覚(さとる)に由(よ)しなし。如来加持してその帰趣(きしゅ)を示したもう。  ( 『念持真言理観啓白文(ねんじしんごんりかんけいはくぶん)』 空海 )

大事なのは自分を信じ、相手を信じる心

 仏道を志すかどうかは別として、「悟り」という苦のない安らかな境地を知りたいと思う人は多いでしょう。

 しかし、便利さや快楽ばかり求め、世俗の垢にまみれた現代の私たちでも悟りを得られるのか、そこは大いに疑問です。おそらく空海の生きた昔にも、「近あ愚かな私でも悟りという救いを得られるのか」と不安を抱いた人は多いでしょう。

 空海はそうした不安に答えています。「凡人は愚かで真実の気づかず、自分の力だけで悟ることはできないもの。だからこそ仏が力を貸して悟りに至る道を示してくれるのだ(如来加持してその帰趣を示したもう)」と。

 「加持」とは、仏がその不思議な力で人々を守ること。密教では、特に仏教の力と人々の信心が相応じて、一体となることを言います。

 仏教を離れて考えてみても、大事なのはやはり信じる心なのです。仕事でも恋愛でも、自分の人生をよりよくする道を信じていくこと。自分を信じ、仲間を信じ、愛する人を信じる。そうすれば、見えない大きな力が導いてくれます。

   ( 出典 生き方が変わる! 空海 黄金の言葉  宮下 真 著 名取 芳彦 監修 ナガオカ文庫 抜粋 )

 まず最初に、この本ですが、最近売れているようです。新発売は2011年5月ですが、ジワリとまたブームになってきているようです。大きな書店だけではなく、スーパー内の小さなブックコーナーでも見かけるようになってきています。

 FXでは、この言葉は強烈に適用できるようです。例えば、入門時期に習った手法を取り入れて取引をするとき、その手法が100%的中するとは限りませんが、その手法を信じて取引を行うわけで、これを行う限りにおいては、師匠と同様のリターンは期待できるわけです。しかし、的中しなかった経験を何度かしてくると、自分で勝手に判断し、中途半端な位置で利確をしたり、ストップをかけたりします。その結果、判断基準がブレてきて、自身の取引スタイルが構築できなくなります。習った師匠の取引手法からも遠のいてしまいます。こうなるともう「迷いの中」に自分を置いてしまうことになります。

自身の判断のいかにいい加減なことかを痛感するようになります。ここで反省すればまだよいのですが、反省もなく、単にほかの手法に飛びついていく、このようなことを繰り返していてもFX取引は上手になりません。自分の性格を知り、数ある手法の中から、自分の性格に合致する手法を選び出し、それを信じて習得し、活用していく、これに尽きると思われます。

結局は、取引にはメンタルの部分が大きく影響をしますので、自分を信じ、その手法を信じて取引ができるかどうかになってきます。

自分の持ったポジションに反して、相場が逆行するとすぐポジション解除する場合もあるかと思いますが、このような時、自分を信じて辛抱できるかどうか、に尽きると思われます。ポジションを持つとき、ストップと利確の位置をあらかじめ決めていますが、そのストップに当たらない前に早めにストップをかけること自体は悪いことではないと思いますが、それには相応の理由が必要になります。例えば、ロングを持っているとき、ストップを超えてさらに深く押していきそうだというようなことが判明した時などが当たると思われます。このような判断ができるかどうかになりますが、、、。

今日も、AIについて研究してみるつもりです。人間が行う判断と、AIが行う判断では、そのベースとなるデータ数が極端に違います。また、それからとるべき行動決定もAIのほうが極端に早く、迷いがありません。すべてルールに従って判断し行動していきますから、そこに判断のブレは生じません。

これを人間が裁量取引でできればAIなど必要ありませんが、一般大衆投資家の大部分は、取引に迷い、逡巡し、間違った判断をして行動する場合があります。

ヘッジファンドのほとんどが、そして銀行や証券会社などの機関投資家もHFTを行う現代です。アルゴリズム取引が中心になっています。個人投資家が従来通りの裁量取引では勝てるわけがありません。個人投資家も早期にAIによる取引を行うべきだ、との結論に至ったわけです。

AI取引ツールはまだ少なく、その中で選別する必要はあります。AI取引は単なるインジケータによる取引とは異なります。その判断は大変複雑なようです。公開されているアルゴリズムを見ても、理解できないレベルのものでした。金融工学の粋を集め、最新のロボット工学を導入し、と、まったく凡人である小生には理解不能でした。しかし、それによるバックテストや実績を見ると、大きな効果があることがわかりました。これでまず導入を決定し、合わせて、走りながら、研究させてもらっているところです。自分のトレンドフォローの取引に合致していることも導入決定判断の一つになっています。

何を信じて取り組むか、FXでもこれが大変重要な要素であることがお分かりいただけると思われます。信じることで、下手な鉄砲を数撃つこともなくなります。

今週も新たな展開が想定される為替相場です。相場は上か下かもみ合いかの3種類しかありません。それを日足や週足で判断しています。高値のトレンドラインを引くと、先週の高値で上値を抑えられるような形状になってきています。一目、雲のねじれも近いところにあるようです。さらに、雲が薄い状態です。この雲は、ローソク足の下にあります。日足では三役好転しているようですが、週足ではまだその状況にはなっていません。相場はまだペナント形成中のように思われます。

週足で見れば、このまま上伸しても114円付近では強めの上値抵抗に遭遇するようになりそうです。日足では押し目買いシグナルが出てきたという状況でテクニカル的には不一致状態です。

今週は重要変化日というものが7月4,5日頃に巡ってきそうです。7月4日は米国独立記念日の休場です。ISMなどの経済指標なども出てきます。これらの指標による上下動はいつもの通りですが、中央銀行の金融政策の変更の兆しが出始めているように思われますので、指標結果で、どちらへ強く反応し振れてくるか、これをチェックする週になりそうです。

多分、相場参加者が期待している内容は、上へ行く材料だと思われますが、それが出てきたとき、相場が想定以上に反応して上伸するのかどうか、重要なチェック項目になりそうです。では、悪い材料が出たとき、相場参加者の反応はどうなるのか。期待していない分、ネガティブサプライズとなるかもしれませんが、反応薄となる場合もありますので注意は必要と思われます。

動かない相場での取引ですから、これを動かそうとして誰かが売買仕掛けをしてくるケースもありそうです。このような仕掛けには乗らないように注意して、相場に対峙していきたいと思います。

雲が薄くなっていますので、相場は上にも下にも動く可能性もある時期に差し掛かっていると思われます。少し神経質な判断が必要な時期になっているのかもしれません。

本日も訪問いただきありがとうございました。今週もよろしくお願いします。合掌

















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