おはようございます。6月15日火曜日です。広島は曇り、蒸し暑い朝です。梅雨時の代表的な気候のように感じます。関東地方はようやく梅雨入りしたとか。当地の入梅は5月中旬でしたが、今のところは、まだ変更はありません。梅雨前線の動きを見ても、まだ北の高気圧が強いようで、南海上にあります。これが上昇してくると、今度は梅雨末期の大雨警戒となりますが、今年はどのような状況になってくるか。
さて、相場です。昨夜の米国市場では、株価は、3市場でまちまちなものとなっています。CMEN225は、昨日の大引け価格よりも100円程度上で取引されているようです。29000円台を維持できるかどうか、というところかもしれません。
ドル円相場ですが、110円を超えてきました。上値は、110.098円まで届いています。
FOMC前になぜ、このように動いてきたのか、、、。と、いろいろ調べてみると、とあるメジャー金融会社が、これからの金利上昇とインフレ上昇を見込んできたようで、これを知った投機筋がこのためのポジション取りをしてきた可能性がありそうです。
短期の投機筋がショートカバーを行い、ドルの買い戻しに動いてきた、ということになったのかもしれません。少ない情報と、素人判断ですから、これが要因とは言い切れないところもありますが、FOMC前の動きとしては、「何か変」と感じています。「何かがあった」その結果相場が動いた」と考えることは必要と思っています。
米国債10年物債券の利回りは、昨夜1.5%台を一時回復しましたが、現在は、1.4970%台まで下がっています。この状況下でもドル円が110円台まで戻したということは、先高要因が出てくるという判断になり、ひょっとすると、長期資金がドル円相場に入ってきたのかもしれません。
相場世界の関係者が皆、様子見を決め込んでいたところで、とある長期資金が動いたとなると、短期の投機筋は、ポジションドテンに動きます。
昨夜21時30分に、米国PPIが出ています。この結果を受けて、ドル円相場は動いてきた可能性があります。先週出た消費者物価動向と昨夜出た卸売物価指数(PPI)の結果が予想を上回り、これを受けて、相場は反発した可能性がありそうです。さらにこの結果は、前述のメジャーの金融機関を動かし、ポジション動向に影響を与えてきた可能性がありそうです。
このような動きになってくると、相場としては、さらに上を目指すものになってくると思われますが、FOMC結果が出る前日ですから、利益確定の動きも出やすいと思われます。
為替情報によると、本日のオプションNYカットは、111.50円にあるようです。これ以外では、上は、110.25円、下は、109.20円に17日分のオプションNYカットがセットされている様子。現実的には、FOMC結果が出るまでは、この範囲で、相場を動かすつもりかもしれません。
日足のBB2σは、110.300円付近にあります。これは、6月4日高値110.363円付近となってきますが、本日ドル円相場がさらに上昇してくると、BB2σはさらに拡大してくることになりますから、相場動向のチェックは怠れません。
4時間足では、ローソク足がBB2σのバンドウォークを始めています。この足のBBの拡大を待つ必要があるのかもしれません。そうなると、少し時間調整してくる可能性もありそうです。動き出すのは10時以降になるかもしれません。
相場の動きとしては、まだ、上にも下にも行けるレベルと今まで書いていましたが、昨夜の動きを見る限り、ドル円相場は上へ行くことを選んだのかもしれません。これが確定するのは、3月31日高値110.965円を上抜いてからとなります。こうなって、ようやく4月23日安値107.476円を否定することになりますから。
直近の高値は、6月4日の110.327円です。ここを上抜けできれば、6月7日の安値109.188円を否定する動きとなってきますから、この上にある高値110.965円突きが現実的になってきたと考えられそうです。
この状況で、FEを考えると、112.642円や115.854円というものが上値目標として出てきます。
少し先は長いですが、まずは112.642円を目標とみて、相場を見ていこうと思います。
しかし、FOMC結果次第では、ネガティブサプライズがあれば、ドル円相場は下がり、ポジティブサプライズがあれば、上昇するという動きになる恐れもありますから、ポジション取りの動きをするのであれば、相当のリスクを考え、覚悟のうえであることが必要になると思われます。いやいや、目先の動きは関係ない。先を見込んでスイングで行くよ、となれば、押し目を買うという動きになってきそうです。この動きをするのであれば、、押し目形成を待ち、タイミングをうかがうことも重要なことになってきそうです。
政策は現状維持になるという予想になっています。FOMC結果のポイントはいくつかに絞られてきたようです。
債券ディーラーは、FOMC結果が出てくるまでは動かないと思われます。そうなると、利回り動向は1.4%台キープになる恐れもありそうです。何をどのように判断し動くかは、自己責任ですが、機関投資家よりも一般大衆投資家の方がやりやすいと思われます。
ドル円は4連騰になっています。一般大衆が上ばかり見ていると、投機筋はその玉を狙ってショートを売ってきます。要注意。小生は、相変わらず、かなり前からのロングを保有継続しています。もうしばらく保有を継続するつもりです。スイング、スイング、スイング、先は長い、、、。
本日のシグナルは、「コスモス」は「買い」、「桜」は「売り」、「ひまわり」も「売り」となっています。
健太君の判定は、「買い」は110.074円超、「売り」は、110.074円以下、「買い」は、109.823円以下の場合となっています。
FPVは、109.914円、R1は、110.234円、S1は、109.731円となっています。
間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌
追伸 9時33分です。本日は15日ゴトー日です。東京仲値公示タイムへ向けては実需の買いが入りやすい日柄と思われます。少し前の110.087円まで伸びてきていますので、これで実需の買いは終えたかどうか。ドル不足ならジュ稚樹の買いが入ってくると思われますが、充足していれば、買いはない、、、か。
昨日高値を更新できないようだと、下振れしてくる可能性が強くなってきます。今のところはまだ上ともしたともいえない段階です。値幅で考えれば、まだ似たり寄ったりの少ないものです。10時以降の動きに注目してます。
日経平均は上昇を強めてきているようです。現在値は29410円付近。
追伸 9時57分です。上値が110.107円まで伸びてきています。東京仲値公示タイムを通過して、ここから投機筋がどう動いてくるか、です。下振れさせて、レンジを作るのか、それとも上昇傾向を維持してさらに上へ行くのか。慌てる必要はなし。
ラジオ日経を聞いていたら、日経平均は210円くらい上昇しているようですが、この状況をアナウンサーが「小幅」と表現しています。このアナウンサーはまだ素人のようで、小幅とは100円以下の場合を指す用語。200円を超えている状況は、普通サイズの値幅状況で、「しっかりした動き」というような表現が適切で、500円を超えてくるようになると、「大幅」などと表現されることが多くなってきます。
値幅だけではなく、伸び率の状況もありますから、表現には注意が必要と思われます。新米アナでは、このあたりの用語の理解が不足している様子。切っていて、相当に違和感を感じるところです。こうなると、聞きたくなくなります。
従来この時間は、岸田恵美子さんという方がMCを務めて快適に相場状況を説明されていましたが、今は、新米アナのサポート役に回っているみたい。アナの育成ということかもしれませんが、視聴者としては不満がありますね。
そういえば、テレビ東京でも、中堅どころの女子アナが二人最近退社されています。森本さんと、あと一人、この方はお名前が出てきません。この二人がテレ東から抜けたことで、若手が登用されているようです。アナウンサーの過渡期と理解していますが、テレビ(モーニングサテライト)も少し興味半減中、特に月曜から水曜日の若い女性の担当には失望しています。
ラジオ日経の前場は岸田恵美子さん、後場は叶内文子さんが信頼感高く、安心して聴ける方と思っています。特に水曜日の後場は、岡崎さんとのやり取りができるのは叶内さんだけとまで思っています。
10時を超えてくると、投機筋は一旦下ブレさせてくる可能性がありますから、下振れには注意しながら相場を見ているところです。昨日高値を更新してきています。もう少し4時間足のBB2σの拡大を待つつもりのように思われます。そうなると110円台をキープしながら時間調整をしてくるようになると思われます。今のところ上値が110.10円を超えてくるようになると、売り方が断続的に厚めの売りをもって動いてくるような情報があります。現在値は、110.075円付近ですが、この上でストップロス買いがあるのは、110.40円となっています。
追伸 17時56分です。利回りは低下傾向なのに、ドル円相場は上昇。現在の通貨での強弱は、ユーロが強くなってきているようです。ユーロドルと、ユーロ円の関係から、ドル円では、ドルが買われている様子。この動きが出てきたか。現在のドル円相場は、110.117円付近。本日高値を狙う動きになってきたか。否、6月4日高値を狙いに来ているように思われます。ここを超えてくると、次なる目標は、110.965円となってくると思われます。
追伸 19時22分です。今夜21時30分に米国の小売売上高やNY連銀製造業景気指数が出てきます。この結果次第で、動きが出てくる可能性がありそうです。予想通りになるか、それとも予想を上回るか、あるいは、予想を下回るか、FOMC結果が出る前のひと山かもしれません。