おはようございます。6月17日木曜日です。広島は曇り、蒸し暑いけど、気温が低ければ少しは過ごしやすくなります。これを期待します。今朝は早朝散歩中に、イチジクの樹の枝ぶりを剪定されている方に出会いました。今年も順調にイチジクは成長しているようで、すでに小さな実をつけてきています。しかし、中には、成長が早すぎという実もあり、これらはいずれカラスの餌となる運命かもしれません。これはこれとして、晩夏の味覚として楽しみな時期となってきました。夏の風景が出てきたようです。
さて、相場です。昨夜FOMC結果が出て、「テーパリング開始の議論を始めるかどうか議論した」とか、いままで2023年末までは低金利政策を維持据えるとしていましたが、これを「2023年末までに2回利上げ」と路線を変更してきました。
これらは2%を超えるインフレ傾向が鮮明になってきたことが背景の一つにあると思われます。
今回の会合結果からは、来年2022年からテーパリング開始、再来年2023年から年内2回利上げ実施という予定が見えてきています。
2023年までのドットチャートを見ると、低金利維持派が減少し、利上げ組みへ移ってきています。パウエル議長派が敗北した瞬間かもしれません。
少し前に、クラリダ副議長が「今後数回のFOMCを経て、テーパリング開始」の旨を発言していますから、この発言に沿った動きをFOMCとして行ってくることになりそうです。
6月14日に、ドル円相場は急騰してきていますが、これは、債券ディーラーが国債先物売りのポジションをカバーし始めたことが要因とされています。
この身代わりの速さは称賛に値すると思われます。利回り動向に敏感な債券ディーラーが動いたという事は無視できないこととなります。
FOMC結果は、このディーラーの読みの通りとなっています。
債券市場のディーラの読みは、株式市場のそれよりも的確なようです。
利回りが今後上昇してくるとなれば、株式ディーラーも反応してきます。確かに利益確定売りが出て、株式市場は下がっていきましたが、落ち着きを取り戻すと、まだ先のこととして値を戻してきています。しかし、それでも値を戻し切れていません。
今回出た結果は結果として、これから先を考えていくことになりますが、小生としては、これまで保有してきたロング路線が先読みとしては正解であったということでまずは安堵。
小生の路線的には、これまでと変化はありません。上値目標も112.0円付近としています。これは、今回のFOMC結果を踏まえて再検討する予定です。
夏相場でもあるし、年末まではまだ長い期間がありますので、111円台に入るとどこかで保有ロングを全部一旦決済することも検討中。
ウン? 高値を更新してきました。動きが早すぎると、相場に過熱感が出てきますから、あまり好ましいことではないと思いますが、これが、相場は一旦火が付くと止められなくなるという状況がありますのdえ、今がまさにこれなのかもしれません。
そうなると、本日の上値としては、111円台突入という流れになるのかもしれません。現状のドル円相場は利回り連動型と思われます。この利回りは、現在、1.5810%です。昨日6時の時点で1.4940%ですから上昇傾向が出てきています。
利回りは、今回のFOMCから、2.5%へ向かうようになると思われますから、債券利回りは上昇傾向となってくると思われます。ドル円相場はこれに連動して、ドル買い円売り傾向がこれからしばらく続くと思われます。
こうなると、この夏相場では、株式市場は一旦底をつけに来るのかもしれません。そして、9月後半ごろから反発に転じてくるかもしれません。
各市場のディーラーは、冷静かつ冷徹に、投資する対象を厳選して、資金を投入してくると思われます。この夏は、資金の移動が生じる恐れがありそうです。
米国でインフレ傾向が出てくると、ドルの価値が下がってくるということも懸念されます。こうなってくると、新興国経済も影響を受けるようになり、十分経済が復活していない段階で預金金利などの利上げを実施せざるを得なくなります。このような状況があると、状況の弱いところを狙ってヘッジファンドが仕掛けてくる可能性もあり、経済復活過程で、どこかで混沌たる状況が生まれかねないと思われます。
インフレに対抗するために、利上げするということもあるかもしれません。この両者が揃って、ドル円相場が出来上がってきそうです。
パ上利議長はこれまで「2023年末までは低金利政策を維持する」と何度も言い切っていましたから、これは大きな路線の変更と思われます。
労働参加率については、まだコロナ前の状況には追いついていません。これについてhあ、コロナ前まで戻ることはsないかもしれないなどという説が最近はクローズアップされてきています。特に55歳以上の職場復帰がまだ30%程度のようで、失業保険の追加の給付金がなくなったとき、この年代の労働者が職場に戻ってくるか来ないか、注目されています。
最近の経済指標の良好な結果もありま素から、今回のFOMCでの判断は、市場の考えに沿ってきたものともいえると思われます。
FRBと市場のコミュニケーションは、結局はうまくいったのかもしれません。どちらが勝ち誇るものでもなく、冷静かつ冷徹に判断して資金を投入してくると思われます。
今回の高値で、3MAXと20MAXは一致しています。利益確定売りも出やすいところと思われます。
本日のシグナルは、「コスモス」は「買い」、「桜」は、「売り」、「ひまわり」も「売り」となっています。
健太君の判定は、「買い」は、110.706円超、「売り」は、110.107円以下、「買い」は、110.251円以下の場合となっています。
FPVは、110.404円、R1は、111.007円、S1は、110.098円となっています。
9時を回りました、東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌
追伸 10時30分です。想定通り、上値は少し重くなってきているようです。しかし、押し込んでトレンドチェンジをさせるほどのものではないように思われます。ドル円相場が110円台後半に入ってきましたので、110円台での値固めに来てから、その後に111円や112円を伺う動きになってくると想定中。このままスイスイと上へ行くと、下落し始めると、これがまたスルスルと下降していくようになります。ここで少しもみ合い、節目を作ってくれた方が、今後、安心して上へ行けることになります。日通し高値の位置は4時間足ではBB2σを上抜いています。この状況では、時間調整後、再度、高値突きに来るパターンになってくると思われます。
相場参加者は、皆、たぶん皆、押し目は絶好の買いチャンスと考えて動いてくるでしょうね。中には反骨者もいて、逆張りで来るディーラーもいるかもしれませんが、投機筋の動きには今は乗らない方が得策と思われます。スキャルトレードであれば、乗ってもいいかも、とは思いますが、早めの決済の配慮が必要と思われます。たぶん下押ししてくるのは明日、週末要素の入ってくる金曜日になると推察中。
追伸 10時52分です。 下の方向で節目を探すと、、、、今朝早々につけた110.529円というものが一つの候補になってきそうです。今のところ、目先的には、110.66円付近でもみあい中で、ここで節目ができるかどうか、というところのようです。
4時間足までは過熱感があり、テクニカルで見ても、買われ過ぎレベルになってきていますが、先週から上昇傾向を作ってきていますので、取引レンジは上昇してきていると思われます。
日足や週足では、まだ、買われ過ぎになっていないテクニカルの重要な指標もありますので、長い足ほど買い傾向は維持されそうです。今のところ本日の上値下値としては、111.05円と110.50円付近を見込んでいます。
値幅から見ると、下降値幅が大きいことから、「吹いたら売り」という動きも出やすいと思われます。
為替情報による上値は、111.0円となっています。現在値より上では、断続的に売り物が出てくるようです。また、本日のNYカットは、110.25円にあるようです。もう少しの間、下へ引っ張っておきたいようです。NY市場では、この金曜日がMSQとなります。限月乗り換えがありますから、相場は先物主導で動きやすい環境と思われます。この動きにも要注意です。
追伸 13時ちょうどです。株価は軟調に推移しているようですが、利益確定売りも出ているようですから、いずれ落ち着きを取り戻して、再度買い戻しが出てくるのではないかと推察中。ドル円相場が円安傾向に振れてきていますから、輸出企業にとっては、またとない環境になってきています。これら企業の好況感がさらに高まってきそうです。半面、値嵩株といわれる銘柄は、この機会に売り込まれる可能性はありそうです。
ドル円は、現在、110.726円付近です。値を戻してきています。本邦機関投資家も慎重な動きになっているようです。積極的に買い上がってきてはいないようです。値幅で見れば、まだ、下降値幅の方が大きい状態です。上値が110.875円を超えてこないと、この状況は変わりません。上突きに来るのは、14時以降かそれとも15時以降か、、、。
追伸 18時10分です。欧州勢もどう動いていこうか思案中かもしれません。方向感が出てきません。今夜のNY組の取り組みに任せるつもりでしょうか。ここまでの動きで気になる点は、110.823円高値を付けた後の動きでは、戻りが10.765円までとなり、この時のローソク足は、上ヒゲの長いものとなっています。これを考えると、相場としては下へ行きたがっているのかもしれません。しかし、まだ売りシグナルが出てきていませんので、上昇トレンドの中の押し目形成の動きと考えていますが、注意は怠れません。なんせ、3MAXと20MAXが一致してきていますので、ひとまず感はありそうですが、まだ3月31日高値110.965円チャレンジの最中と思われますので、やはり時間調整しながらそのタイミングを計ってくると思われます。それは今夜になるか、明日以降になるか、、、。
各機関投資家も、本日戦略会議を開いて、新たな展開のため、市場別に資金をどのように割り振るか分析し、概ね決定したと思われます。その動きが出てくるのは、来週からになるかもしれません。本日明日では、持ち高調整の動きが出てきても不思議ではありません。米国のMSQがこの金曜日にありますから。それまでは、やはり、時間調整の動きになってきそうです。
債券ディーラーは、利回りの先高観が出てきていますから、まだ多く保有する国債先物のショート分は、これからカバーしてくると思われます。この動きも利回り動向に影響を与えてきそうです。現在の10年物国債の利回りは、1.5700%となっています。FOMC前は1.4%台でしたから徐々に上昇してきています。一気には上昇しないでしょうね。
本日から日銀会合が始まっていますが、全く関心がありません。本邦では、まだ利上げなど遠いこととなり、インフレ傾向もなく、逆にデフレ状態とまで言われている環境。サプライズがあるとすれば、、、、何だろう。考えないと出てきません。FOMC同様にテーパリングの開始について議論を始めるとか。