FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX 新たな展開へ向け、カナリアを見つける努力

2021-06-21 08:49:38 | 日記

おはようございます。6月21日月曜日です。広島は曇り、今週は天気は良く、気温も上昇して厚くなるようです。今週は、海釣りに出かけようかという友の誘いもあり、木曜日に釣行を計画中です。愛犬君たちは、日中、涼しいところを見つけて、横になっています。これからは、水遊びを兼ねて、シャンプーの回数が増えてくると思われます。小生にとっても暑さ凌ぎの行事となっています。

さて、相場です。先週金曜日の米国のNY市場では、株価は3市場ともに下げて引けています。少し大きめか。CMEN225も下げ、今朝の日経平均の寄付きは下げて寄り付くと思われます。

ドル円は現在、110.182円付近。金曜日の引け値付近です。想定通り、方向感はないようです。こうなるとテクニカルで動いてくるか、ポジションの偏りがあれば、その修正に来るか、で相場は動くようになると思われます。

今週は22日にパウエル議長の議会証言がありますので、FOMCは終わったばかりですが、議員から意地悪な質問が出て、これにパウエル議長が答えるというパターンなのかもしれません。通常、議会証言用のレジメが証言開始前にマスコミをはじめとして関係者へ配布されます。この内容は、速報としてマスコミから流れてきます。

FOMCを終えたばかりですから、会議結果と今回の証言内容が食い違うことはないと思われます。そうなると、細かいニュアンスを巡る質問が出て、パウエルさんがどのような言い回しを用いて答弁するか、ということになるのかもしれません。

今週はこれ以外に、金曜日に個人消費支出(PCE)が出てきます。これも結果を確認したいと思われます。

このように、今週は、FOMC結果は出ましたが、すぐさま動き出すということではなくて、確認したい経済指標は結果を待つ、という動きがまだ続きそうです。

そうこうしているうちに、来週になれば、6月分の雇用統計が出てきます。結局、なかなか動けない時期になってきているようです。

大きな相場の循環では、112円を目指すようになると思われますが、最近は、ドル買いが進んでくるための利回り上昇傾向が出てきません。むしろ、1.4%台と下がってきています。

利回り動向に影響を与える債券市場で、国債の売買があり、この方向がもうしばらく定まらないようですから、利回りの上昇も、この夏場はさほど期待はできないのかもしれません。そうなると、ドル買いも弱く、この結果、クロス円でも円が強くなって来る可能性はありそうです。

4時間足を見ると、上値の重さが出てくるパターンになってきているようです。戻り売りも出やすくなっていると思われます。

22日23日には、米国国債の入札もあるようです。国債の応札状況や利回りをチェックしたいと思います。

本日のここまでの動きでは、若干買い方優勢のように思われますが、まだ方向感は出てきていません。相場の流れとしてスイングトレードをするのなら、時間を味方につける取り組みを選択するのが定石となります。これを現状に当てはめて考えると押し目は買いとなり、「ロング」ということになります。

本日のシグナルは、「コスモス」は「買い」、「桜」は「売り」、「ひまわり」は「買い」となっています。

健太君の判定は、「買い」は、10.344円超、「売り」は、110.344円以下、「買い」は、110.073円以下の場合となっています。

FPVは、110210円、R1は、110.478円、S1は、109.935円となっています。

間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌

追伸 11時22分です。少し前に下値が109.935円まで来ました。これで3MINを形成しました。金曜日安値突きに来た結果、少し行き過ぎたか、意識して割り込んできたかのどちらかと思われますが、とにもかくにも、金曜日安値を割り込んで3MINを形成しました。これで相場的には少し安心。

目先的には、Wボトム形成とも考えられます。これから反発傾向を作ってくると、まずは金曜日高値の更新をうかがうようになると推察できそうです。下値の位置は本日S1付近ですから、上値としてはR1付近までの戻しがあるかもしれません。そこはちょうど金曜日高値付近となります。偶然か必然か。相場を作りたい短期の投機筋の意志を垣間見ることができたと思っているところです。本邦の機関投資家も、今回で109円台の風景を確認しましたから、これからは買い方が動いてくるかもしれません。しかし、上値は重そうです。今週は下は109.9円台、上は、110.5円台かもしれません。

ちなみに、20MIN形成となるには、本日の段階では、108.558円、明日は、108.722円、明後日は、109.036円と徐々に切り上がってくる目安を、割り込む必要があります。

追伸 11時53分です。ドル円は現在値が110.061円付近、このレベルでは、独自の価格レベル指数は「居心地の良いレベル」となっています。

ラジオ日経を聞いています。現在は岡崎さんの相場解説が行われています。午後に、タイムフリーで聞き直すことにしています。重要なポイントが出てきたと思っているところです。

ドル円の目先的な動きですが、もう一度110.0円付近までの下押しが起きる可能性はありそうです。押し目となり、買い場が来るか、、、。チェック。

追伸 15時33分です。本日日通し安値が109.715円まで来ました。この結果、17日高値を付けたときの起点である、16日安値109.802円を割り込んできました。この動きは、17日高値110.801円を否定するものになってきます。この状況では、これからの相場の行き先は109.3円付近なのかもしれません。しかし、109.8円付近を節目とするような動きが出てくれば、、、、などと考えています。

行き過ぎたのか、それとも、意思のある安値となったのか、これは今後の展開を見ていく必要はありそうです。

6月7日安値109.188円と17日高値110.801円でフィボを見ると、本日安値は、61.8%押しを少し割り込んだレベルとなります。14時以降は反発傾向を醸し出して来つつあるように思われます。間もなく市場の中心は欧州となります。欧州組がどう動いてくるか、チェック。戻りは110.05円付近までか。

利回りは、1.3630%まで低下しましたが、現在は1.4040%まで戻しました。

追伸 16時11分です。欧州タイムになり、ユーロドルの動きが中心とは思いますが、これを見ると、ユーロの買い戻しが出てくるかどうかになってきそうです。出てきても良いパターンになりつつあるようですが、これを継続できるかチェック。ユーロ円では、まだ円買いが出てきそうです。そうなると、ドルは弱く、円は強いという流れができそうで、ドル円では、もうしばらく円買い傾向になってくるのかもしれません。

このような環境が転換するのは、今夜の米国経済指標結果を受けてからになるのかもしれません。

追伸 19時19分です。ここまでの動きを基にいろいろ考えてみた。

本邦の機関投資家はリスクオフを採用して、株を売り、ドルも売ってきた。この結果、相場は下がる。

この取り組みは恒久的なものではなく、「ひとまず」というところと思われる。

現下の景気は、データから見る限り好景気で順調に推移中。FOMC前までは、これを受けて、株もドルも買われてきた。FOMC後、出てきた政策変更で、投資家はFOMCの軸が変化したことに驚き、株やドルの狼狽売りを誘発した。(フォワードガイダンスの変更)

これまでに少し判明してきたことは、現下の好況は長続きしない、もう少し上昇するかもしれないが、その後、少し下ブレ時期が来る可能性がある。長い目で見れば、これは押し目となり、買い場となると思われる。その後、景気はテーパリングや利上げをこなしながら上昇していくようになる。

テーパリング後に利上げという中央銀行の取り組みは、バーナンキショック以来の学習に基づく。

政策金利が今後上昇してくると市場は理解。債券投資家は、保有分の調整に動き出すだろう。

特に銀行にとっては、今回のFOMCの取り組みは逆風となる。

FOMC後の利回り動向を見ると、長期物は下がり、短期物が上がってきている。これでは銀行はさらに経営が苦しくなってくる。銀行では、これからをどう経営のかじ取りをするか、会議に忙しいと思われる。銀行株はしばらく下落傾向になるかもしれない。収益見込みは下方修正が出てくるかもしれない。

長期短期の区分は、7年物国債までが短期物の範疇。この7年物がすべての国債の加重平均の中心となっているため。7年物以下の短期国債の利回りは上昇し、これを超える分は下降してくるという流れになる。これまでのイールドカーブのスティープ化からフラット化へ変わってくるだろう。

投資家が、現下の混沌たる状況から明確なスタンスを取り始めるようになって、10年物など長期債の利回り上昇を織り込みに来るようになると思われる。これはもう少し先のことかもしれない。

立ち直りが早くなるか、それとも、時間がかかるのかチェック。

現在のドル円相場は、110.080円付近。110円台を回復してきています。

株式指数先物取引では、28350円付近まで値を戻してきているようです。ダウ平均先物も上昇して取引中です。

今回のFOMCでは、異例ともいえるような、テーパリングや利上げの時期まで出てきています。これへの対応を考えるのは投資家の当然行うべき行為ということになります。

現在のドル円の動きは、2年物国債の動きが市場を動意づけているようです。何が材料になって動くか、刻々と変化するのかもしれません。

追伸 20時50分です。ドル円は現在、110.118円付近。今夜のオプションNYカットは、110.50円と110.0円にあるようです。110.0円の方がサイズが大きいようです。カットタイム23時を通過する前後から、下振れ傾向が出てくる可能性もあります。要注意。仮に、下振れがなかった場合、短期筋の買い戻しが生じてきているのかもしれません。もし、そうであれば、先週金曜日高値の110.484円狙いの動きが出てくるのかもしれません。

今夜も複数の地区連銀総裁などの発言が出てくるようです。

というようなところですが、今夜はここまで。本日も訪問いただきありがとうございました。おやすみなさい。合掌

 

コメント
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