おはようございます。12月4日土曜日です。広島は晴れ、冬の朝です。本日は土曜日ということで、愛犬君たちとの早朝散歩は日の出後、になりました。陽射しを受けると暖かくなり、ありがたいものです。先だっての愛犬君の健康診断結果を受けて、ゴンのその後の様子をチェックしていますが、食欲や排せつ、そして睡眠は十分とれているようで、まずは安堵しています。もうしばらく経過観察を行い、その後、再検査を受けるというゴンの状況です。
さて、今週の言い訳です。ドル円は「底這い」という状況には間違いないと思われます。
しかし、まだ方向感は出てきません。
昨夜出た、雇用統計では、予想外に悪かったのは、雇用者数と思われます。他の項目では、予想通りの良い結果になっていると思われますので、雇用統計が出てきたときは、相場は上下に振れますが、まずは好感して反発上昇していると思われます。しかし、この動きは長続きせず、23時30分以降になると、売り方の逆襲が始まり、相場を押し込みに来ています。24時に出たISM非製造業景況指数も結果は良かったのですが、時、すでに遅しで、下押しの流れには抗えず、相場は下押し継続となり、その結果、昨日安値は、112.560円まで届き、ここまで来てようやく下押しも止まり、というよりは、買い戻しが入りだしてきたというところでしょうか。
NY組が相場を上へ持っていくと、来週は下ブレさせてくることが主眼となりそうで、昨夜下押ししてくれていたことは来週の買い上がりには良かったのかもしれません。
そうは言うものの、これからはFOMC待ちとなってきそうですから、そのまま上昇していくとも考えられず、相場としては、まだ方向感のないものになってきそうな気がしています。
昨夜の下押しでは、11月30日の安値112.530円を割り込んでいません。これは、意識した下押しであったと思われます。
今週の動きは、高値113.955円、安値112.530円のレンジで動いたようです。来週もまだこのレンジ内での動きになる可能性はありそうです。
今週の動きでは、パウエル議長の議会証言が今後に向け影響を残しているように思われます。これは忘れないようにしておきたいと思います。
そういえば、今週、ベージュブックが出てきていますが、この内容についての報道が見当たりません。ベージュブックは次回FOMCでの議論のたたき台となるような性格の文書ですから、どのような内容で、どのようなアナリストのコメントが出てきているか探しましたが、見つかりません。
最近、地区連銀総裁の発言も多く出てきています。これがベージュブックの中身なのかもしれません。これらとパウエル議長の議会証言時の内容を併せて考えれば、おのずと答えは出てきそうです。
次回FOMCでは、テーパリングの終了時期を前倒しし、これに合わせて、利上げも前倒しで考える、というようなものになるのかもしれません。この時、現下で少し騒がれている、「オミクロン株」によるコロナ感染拡大の懸念をリスクとしてどの程度考えるか、になりそうですが、これは、従来通りの経済を下ブレさせる要因にはなり得るというような、不透明感や不確実性を担保してくると思われます。
11月30日の安値を付けた後の戻り高値113.706円をまだ上抜いてきていません。安値を割り込まず、高値を更新できるか、そして、11月29日高値113.955円を上抜けできるかどうかが、来週のチェックとなりそうです。
現実は厳しいもので、日柄というものを考えると、来週はまだ反発上昇するというような場面にはなりそうにありません。113円を挟んでうろうろする相場になるのかもしれません。
昨日は113.00円のオプシNYカットもサイズ大きめでありましたから、相場を下へ押し付けておきたいとする意思は相当存在したと思われます。オプション売買での勝負もありますが、オプションタイム通過後も、短期の投機筋による下押しも相当なものがあったようにうかがえそうです。
今週の言い訳は、これくらいしにしておきたいと思います。
約束している「G指数」については、明日午前中には公表できるように、考えを整理したいと思います。
今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌