おはようございます。12月16日木曜日です。広島は晴れ、しかし、冷え込んでいます。久しぶりに、吐く息が白いことに気が付きました。早朝6時半ころ、東の空がまだ明けやらない、カラスが鳴き始めるころから散歩を始め、街路灯もまだ全部ついたまま。寒い。冷える~~~。愛犬君たちは、野良猫を見つけると、突進姿勢を見せますが、強く制御。やれやれ、事なきを得たか、、、。安堵。家族も元気、愛犬君も元気。これが一番。
さて、相場です。昨夜のNY市場では、FOMC結果が出て、株価は3市場とも強く反発してきています。CMEN225も同様に反発。今朝の日経平均の寄付きはGUしてくると思われます。
ドル円は、FOMC結果を受けて、114円台までいきましたが、引けでは、113.9円台になりました。しかし、7時からの取引が始まると、再度114円台の乗ってきています。これからの動きでは、まず、昨夜の高値114.273円突きに来ると想定しています。
ここを更新できると、114.50円や114.70円を目指してくるようになると推測しているところです。
現在のドル円相場をチャートで見ると、4時間足までは、どの足でもBB2σの拡大を待つ必要があるパターンとなっていると思われ、時折下押しするような動きとなりそうですが、この下押しは意外と浅いものかもしれません。ここを押し目と捉えると、買い方が動いてきそうです。
昨夜出たFOMC結果では、想定されたことを取り決め、市場は安堵していると思われます。想定されていたことであれば、相場には織り込み済みという事柄が多くなりますが、それでも、ドル円相場は、さらに上昇していきそうと推察しています。
しかし、時間はかかるかもしれません。
2022年の利上げ回数は3回、2023年も3回、2024年は2回というドットチャートからくる回数になっています。
2022年については、一方で、利上げは2回というものがあり、3回かどうかはやや不明の状況でしたので、これが3回ということで落ち着いたと思われ、ならばと、債券市場も今後3回分の折り込みに来ると思われます。
今夜、英国中銀とECBの結果が出てきます。英国中銀は、オミクロン株によるコロナ感染拡大傾向で警報が出てきていることから、経済下振れの可能性が出てきましたので、今期も現状維持を決めると思われます。ECBも、内部での対立構造はありますが、結局は、現状維持となり、国債買い入れ縮小が決められるかどうかは疑問となっているようです。
これも、今夜確定します。想定通り、現状維持となれば、今後は、ドル1強の環境になると推察できます。
この動きはすぐさま出てくるとは限らず、欧州では、次期フランス大統領選挙、オミクロン株の感染状況、ロシアのウクライナ侵攻の危機、米国は中間選挙、アジアではウイグル・台湾問題などの推移を見ながらの動きになってくるのかもしれません。
インフレ状況も米国ではFOMCの描くような進行になるのかもしれませんが、これが世界的にさらに進むようになると、さらにドルが強くなることも想定できます。それも市場は考えてているようで、そうなった場合には、120円円へ向かうようになるといいます。
今のところは、まだ為替情報での上値としては、115.00円のままです。これの変化がいつ出てくるか、関心を持っているところです。
今回のFOMCの決定は市場に安心をもたらしたと思われます。一部、債券市場では、FOMCとは異なる理解をしていたかもしれませんので、この修正に来るようになると思われます。
時は、まさにMSQまでの過程にありますから、12限月分取引を終結させ、3限月分の取引開始となってきます。
これは新たな取引の始まりですが、単なるそれにとどまらず、FRBが利上げステップへ入る新たな過程になりますから、世界の中央銀行が追随して動いてくる可能性が高まりそうです。
本日のシグナルは、「コスモス」は「買い」、「桜」は「売り」、「ひまわり」は「売り」となっています。
健太君の判定は、「買い」は、114.126円超、「売り」は、114.126円以下、「買い」は、113.779円以下の場合となっています。
FPVは、113.943円、R1は、114.308円、S1は、13.614円となっています。
昨日の動きで、S3を上抜いてきていますので、相場の動きとしては、これから上を向いてくると想定はしているところです。
間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌
追伸 9時07分です。「G指数」は、全項目「ニュートラル」でそろっています。これが「買われ過ぎ」になるにはまだ時間がかかりそうで、やはり来週以降になる気がしています。その時のレベルは115円台に乗っているのかもしれません。
本日のオプションNYカットは、114.25円、114.30円、114.50円、そして115.00円にあるようですが、太字の3件は、サイズ大きめとなっています。現在値は、114.182円付近。東京タイムで、NYカット値を上回ってくるかチェック。
追伸 10時11分です。上値が114.248円まで来ましたが、114.25円には届いていません。現在値は、114.125円付近と少し調整してきているようです。今夜のNYカットも強そう。114.25円や114.30円を巡る攻防が出てきそう、、、。本日中に114.70円に届くようであれば、その付近での決済を考えますが、来ない場合は、115円台での決済を考えるようになり、スイングが長期化しそうです。
利回りが徐々に上昇してきています。期待している傾向になりつつあります。
追伸 12時32分です。後場が始まりました。現在値は、114.137円付近。日通し高値は、114.248円のままです。
少し利益確定売りも出てきたと思われ、114.037円まで下押ししましたが、これは想定内の動き。目先の動きとしては、もう少し現在値付近でもみ合うと思われます。4時間足でチャートを観ると、ローソク足がBB2σに乗っかっています。バンドウォークしていると思われますが、このBBが拡大傾向を出してくるのは15時以降の時間になってからになりますから、東京市場の株式取引が終えてからになります。それまでは、今のもみ合い傾向継続。14時からも少し動いてくるかもしれません。
今のところ、「売り」で入るとか、「決済する」とかの根拠は見つかりません。ロング保有のままです。押し目は買いが正解と思われます。今夜の英国中銀やECBの会合結果が出て、動きは加速するのかもしれません。NY市場では、明日金曜日がMSQです。すでに乗り換えなど作業は終えていると思われますが、オプションコールの買いを持っているディーラーは、本日の段階でも決済しないで、明日のMSQ当日を迎えて、相場による自動的強制決裁させるつもりかもしれません。この手法を用いると、ドル円は、明日の相場で下がってくることになってきます。
しかし、この手法で処理した後は、再度ドル買いで向かってくると思われます。買戻しです。これから先のポジション構成のためには、今夜のECBなどの結果が重要となってきますので、この結果を確認してから、NY組は動いてくると思われます。もし、想定通り、現状維持となれば、オプションコールの買いを保有しているディーラーは、前述のとおり、自動的強制決裁を選択する可能性が高まります。
追伸 13時ちょうどです。昨日高値114.273円で3MAXが形成されています。現在の相場パターンは、この高値を再度突きに来るものになっていると認識中。要所要所を確認してから動いてくると思われます。想定が外れると、、、、相場は一旦下ブレしてくるかもしれません。
追伸 21時48分です。英国中銀は予想外に、利上げし、ECBは予想通りの据え置きを決めました。この結果、為替相場はどう動いてくるか、、、。ポンド買いが始まるのか、それとも、ユーロ売りが始まるのか、ドルは、、、、。
利回りは方向感が定まらない様子で、上下しています。こうなると、今夜のオプションNYカットタイムでの攻防程度の動きになるか。
しかし、NY組には時間は十分あります。ドルをここで売る理由は何かあるか??? 明日のMSQを待たずに、今夜、利の乗っているオプションコールの買いを決済すれば、売りと同様の効果が生じ、相場は下がってくる。下がったところで買い戻しをする可能性もあります。売り方がプットの買いを持っていて、「踏み」を嫌って、これを決済することになると、さらに、通常の取引で、ドルロングを持っていて、これらを同時に決済すると、売り方は損失を相殺できることになる。
ということは、相場全体の動きとしては、、、、小動き??? 方向感は出てこないことになる。
114.25や114.30円などにあるサイズ大きめのオプションNYカットの存在が相当重要になってきそうです。上値を押さえるような気がします。現在値は、114.126円付近。114.25円にも到達しないかもしれません。売り方は利益を手中に収め、買い方は、権利を放棄するかもしれません。
上値が重いとなると、NY組は下振れさせて稼ぐことを考え出すかもしれません。しかし、この押しは一時的なものとなり、買い戻しを誘発してくると思われます。明日は金曜日です。まだ方向感は出てこないかもしれません。
これから頭を冷やした短期の投機筋は、来週になってようやく買いで動いてくるようになるかもしれません。
というような仮説で、現下の相場を考えてみました。
今夜はここまで。保有ロングはさらにスイングさせていきます。本日も訪問いただきありがとうございました。おやすみなさい。合掌
締め後の追伸 22時52分です。ドルは売れない、しかし、今は買えない、となると、相場としては、114..05~10円付近での値固めに来ているのかもしれません。いずれこの付近が下値支持帯になってくるときのための動きをしている可能性があります。一時的には114円を割り込む場面があるかもしれません。その時は買い方が買い拾う動きをしてくるかもしれません。少し長い期間を考えて取引を行う必要性が生じてきたかもしれません。