おはようございます。12月14日火曜日です。広島は晴れ、今朝は冷え込んでいます。放射冷却もあるようです。こんな朝がしばらく続くのでしょぅか。本日はゴンが再検査を受けます。ここ2週間ほど食餌療法を行ってきましたので、この状況で改善の気配が出てきているかどうかチェックすることになっています。訪問前に動物病院へ電話を入れ、忘れ物のないようにして出かけるつもりです。改善結果が出てほしい、と願う小生です。
さて、相場です。昨夜のNY市場では株価は3市場ともに下げているようです。英国でオミクロン株に感染した患者が死亡したということで、改めて、感染力の強さへの警戒感が出て、英国首相が警戒を呼び掛けたことから、リスクオフの動きが出てきたようです。
株が下がれば債券が買われ、利回りは下がるという流れになっているようです。現在の利回りは、1.4140%付近。
ミシガン大学の消費者景況感指数では、インフレ期待感は下がっていたと思いますが、昨日、NY地区連銀が11月分の期待インフレ率を公表し、1年先のものは、前月から0.3%上昇して、6%となり、3年先のものについては、前月から0.2%下がって、4%となったようです。
このデータも本日から始まるFOMCで協議材料となると思われます。
債券市場の立場での見方が正解なのか、それとも、株式市場の見方が正しいのか、それとも、FOMCの見方が、、、というように、誰が正解で誰が間違っているのか、ということをテーマにすると、正解は見いだせないのかもしれません。それぞれ、視点を持っており、それも自分たちに都合の良い材料とは思いますが、それに基づいて判断し、結論を導き出していると思われます。
通常は、株式市場よりも債券市場の方が正解に近いと思われますが、債券市場はどうかというと、FOMCと上手にコミュニケーションができているのか、については、少し疑問のあるところのようです。そうなると債券市場の判断にも、疑問がわくところです。
利回り動向から見ると、債券市場は、2,3年後のものを低く見ているようで、今の判断状況からは、利回りは2%を超えないというものになってしまうらしい。2%の壁が出てきているといいます。
今夜から始まるFOMCでは、ドットチャートが出てきますので、この分布状況で、この辺の確認を行うことになりそうです。
最近の利回り低下傾向は、何を根拠に動いているのか???
昨日のラジオ日経で、岡崎さんは、債券市場の考え方が間違っていると断言しています。利回りは近いうちに2%を超えてくる、現在の債券市場の利回りの見方は低すぎる、と言い切っています。
短期金利はFOMCが作り、長期金利は債券市場が作るとされています。
今回のFOMCで、ドットチャートが出てきます。FOMCの利回り動向の見方が判明します。その時、債券市場はどう動いてくるか、、、。修正か、それとも無修正か。これはFOMC終了後の利回り動向から判明すると思われます。
非常に規模の大きい債券市場が、今回のFOMCに相当影響を受けると思われますので、相場としては、動き辛いところになっていると思われます。それでも、短期の投機筋は、短い時間内で相場を上下させて稼ぎに来ると思われます。少し狭い範囲での上下動になることも想定されます。この動きには追随しないようにします。
現在の相場は、ペナント形成中かもしれません。
12月10日と昨日高値を結ぶ右肩下がりのトレンドラインと、12月10日と昨日安値を結ぶ右肩上がりのトレンドラインが形成され、このどちらのトレンドラインを超えていくかに関心が集まっているのかもしれません。
昨夜のNYタイムでの下押しは、日足での一目、雲上限で下支えされた感もあります。
FOMC待ちになることも考えられ、方向感の出にくい相場になるかもしれません。
昨日、金曜日高値を結局突きに来ていないようです。手前でターンしています。おとなしい相場だったように思われます。
今朝の寄付きも昨日と同じようなパターンになったような感じ。
ここまでの動きでは、買い方優勢になっているようです。
ここは静かに時間をやり過ごしましょうか。小生は保有ロングの監視管理が業務となっています。チャートを静観していこうと思っています。時間を味方につける取り組みが正解とは思っています。
本日のシグナルは、「コスモス」は「買い」、「桜」は「売り」、「ひまわり」は「買い」となっています。
健太君の判定は、「買い」は、113.607円超「売り」は、113.607円以下、「買い」は、113.373円以下の場合となっています。
FPVは、113.490円、R1は、113.724円、S1は、113.255円となっています。
厚めの買い注文は、113.30~45円付近、厚めの売り注文は、113.70~75円付近にあるようです。
間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願します。合掌
追伸 15時ちょうどです。株式市場大引けです。ここからの動きは、先物主導となってきます。思い起こすことは、「先物が下げているとき、コールオプションの投げが出てきている。この結果、株価が下がる。」といいます。特にオプションSQ前は、要注意になるといいます。まさに今の時期のことと思われます。通常の場合、株が売られるとき、VIX指数は上昇しますが、この時の動きでは、VIX指数は下がってくるという現象になってきます。チェック。
本日の相場では、首相の自社株売買のガイドライン云々という発言が材料視されて相場を下げたという論調もありますが、表向きはそうかもしれませんが、FOMC前のオプション売買での投機筋の動きと理解していた方が当たっているのかもしれません。
株式市場は少し大きめに下げています。先物の下げの方が大きいように思われます。先物の決済や次限月分への乗り換え、オプション決済などが入り組んで、本日・明日の相場が形成されようとしています。NY市場では、さらに先物主導でさらに下げていくことも想定されるようになりそうです。
市場は、「首相発言」という、またとない売買材料を手に入れたと思われます。株価指数取引、オプション取引を行っている方は要注意です。
今のところドル円取引にはこの影響は出ていない様子。日本株売りが円買いに結び付くかは疑問のあるところですが、、。これよりも、FOMCでのドットチャートが注目を集めており、今後の利上げ時期と回数を巡り、さらに日米の金利差拡大で、ドル買いが進み、円売りになるとみる市場関係者は多いようです。
債券市場では、「正しいのは、我々なのか、それとも、FOMCなのか」と考えていると思われます。もちろん今の段階では、債券市場関係者は、「自分たちの方が正しい」と考えているのに間違いはないと思われます。
現在の利回りは、1.4240%付近。修正の動きはまだ出ていないと思われます。
追伸 17時04分です。本日日通し高値を更新し、113.745円まで来ています。現在値は、113.729円付近。
先週金曜日の高値を更新してきました。これから10日高値113.791円や113.80円付近の厚めの売り注文のレベルへチャレンジしてくるのでしょぅか。4時間足のBB2σが113.755円付近にあります。これを押し上げるようになってくるかチェック。
追伸 18時19分です。本日の岸田首相の自社株買い制限とも受け止められる発言は、立憲民主党議員の質問への回答という形で出てきたようですが、不用意であり、不適切であり、株式市場への影響というものを何ら考えていないような発言と感じています。「岸田さんて、ノー天気な人?」。小生の住む選挙区の出身議員でもあり、昔から知っている人物ですが、以前から、何か現実を知っているようで、実は何も知らない方なのか、と思うような面もありました。「株式のことは株式市場に、為替のことは為替市場に聞け」で良いものを、政治の介入ということ、さらには、この発言で自社株買いについて不透明感が漂い始めるようになると、、、、、世界の投資家はさらに日本株を敬遠し始めるようになりそうです。ガイダンスを作るとなると、ある種の規制を作るということになると思われ、これも海外の投資家が嫌うところでもあります。岸田さんは短命首相に終わりそうです。いずれ、与党・自民党議員から、引きずりおろされるかもしれません。
さて、ドル円ですが、やはり113.75~8円付近で上値は重くなってきています。30分足の800SMAは今、113.816円付近、1時間足の800SMAは、113.844円付近を通過中。近いですね。このどちらかできて、10日高値を上抜いてくれば、、、、10日安値の否定につながってくるようになりますから、ドル円相場としては、上昇へ向けての動きを構築してきているようになってきますが、、、。FOMC前ですから、今は何とも言えません。難しいところ。
4本値の動きからは、上昇路線へ回帰といえるようになりますけど、、、。もし上昇して113.8円を上抜いてくるようになると、9日の高値113.810円チャレンジとなり、ここも上抜く可能性が出てきます。今夜のNYカットは、113.85円にあります。
ストップロス買いが114.00円にあるようです。その手前113.95円付近には厚めの売り注文がありますので、これをこなせるかどうかになりそう。しかし、本日は、急いでいく必要はない日柄と思われます。ディーラーの欲望が出て、113.95円まで行けば114円台に乗せたいなどという気持ちが湧いてくるかもしれません。それこそ、急ぐ必要のないところと思われます。
アナリストの間では、2022年の利上げが2回か3回、どちらになるか、2023年が3回、2024年が2回というものが最新の予想になっているようです。FOMCでドットチャートが出て、その確認が行われると思われます。これだけ利上げが行われると、利回りは2%を超えてくるようになると思われます。
FF金利先物取引では、2022年は、2回もしくは3回の利上げと見込んで動いてきているようです。2回まではほぼ確定か、、。3回目があるかどうか、、。
追伸 19時19分です。上値が10日高値の113.791円を上抜いてくると、3MAXが形成されることになります。これを形成させないための下押しが始まっているのかもしれません。しかし、その下押しも限定的なものになりそう、、、、。
昨日のNY市場では、株価は大きめに下げています。落ち着けば、反発してくる今夜のNY市場とも考えられます。ダウ先物では、少し売られているようです。オミクロン株の情報次第かもしれない。
追伸 20時31分です。現在値は、113.540円付近。ここに近いところでは、113.20円と113.00円にストップロス売りがあるようです。昨日のNYタイムで作った下値は、113.369円。NY組が今夜もここを突きに来るようだと、ストップロス売り狙いの動きになってきやすいか。現在の安値を結ぶトレンドラインの位置は、113.481円付近。来るか。
いつものチャネルラインで考えると、上辺は、13日高値と本日日通し高値を結ぶ右肩上がりのラインとなり、下辺は、昨日21時30分過ぎに形成している下値を通過する、上辺に平行なラインになっていると思われます。この下辺の現在の位置は、113.391円付近。
追伸 21時41分です。明日、FOMC結果が出るまでに、これからPPIやNY連銀製造業景況指数などが出てきます。通常なら、重要な意味を持つ指標ですから、これらの結果を受けて、相場は動きやすいところと思われますが、今夜はどうでしょうか、相応には動くと思われますが、昨日のように日足の一目雲上限付近までの下押しで終わるのかもしれません。反発するとしても、113.8円付近の厚めの売り注文をこなせるかどうかは、、、、というところでしょうか。現在の利回りは、1.4360%付近。少しは上昇してきているようですが、、、、。
というようなところですが、今夜はここまでとします。本日も訪問いただきありがとうございました。おやすみなさい。合掌