おはようございます。9月8日金曜日です。広島は曇り、台風13号の影響でしょうか、雲が多い天候になっています。しかし、雨が降るという予報にはなっていません。台風13号は、静岡県方面へ向けて進路を取り、午後には上陸しそうな気配です。災害が出ないことを祈りたいと思います。
昨日夕方の愛犬君との散歩中に、集団で飛び交っている「赤トンボ」に遭遇しました。今年も遇えました。ようやく遇えました。自然のリズムの中で、昆虫が活動していることほど、大切なことはありません。自然は生きています。まだ大丈夫なようです。
さて、相場です。
昨夜の米国市場では、株式市場は、3市場でマチマチの状況になったようです。昨夜出た新規失業保険申請件数が予想に反し、減少したことで、「景気は強い」、という判断が出て、9月FOMCで、利上げがあるのではないかという声も出て、株式市場は、特に利上げを嫌うナスダックを中心に相場は下げたようです。
利回りは下げ傾向となっており、これを受けて、ドル円は、147.043円まで押し込まれ、それからは反発傾向となっています。引け値は、147.277円付近。
利回りは下げ傾向とは言っても、4.248%もあり、高止まり感もあります。
CMEN225は、32670付近で、昨日日経平均大引けからおよそ300円下げています。本日の日経平均寄付きもGDして始まるかもしれません。
本日はMSQ日です。SQ値がどのようなものになるか、今後の株式市場の動向を考えるうえで、日経平均との関係がどのようなものになるかに関心を持っているところです。
昨日のドル円は、上下値幅は0.829円と、最近では少ない部類に入ります。
昨日安値が147.043円となったことで、9月6日安値147.016円と鉢合わせしたことになりそうです。
これでWボトム形成とも考えられます。
147円台で上下する相場状況になってきたかもしれません。
「G指数」で相場を捉えると、まだ「少し買われ過ぎ」レベルにあると思われます。
147円を割り込んで、さらに下押ししていくことも想定できますが、利回りの高止まり感、昨夜出た新規失業保険申請件数の低下、ISM非製造業景況指数の予想を上回る上昇などを考えると、相場を押し込むことは無理な気もしています。
こうなってくると、ドル円相場は、来週のCPI結果が出るまでは、147円台でうろうろする相場になってくるかもしれません。
昨日の相場の動きは、「高値切り上げ、安値切り上げ」となっており、上昇トレンドはまだ維持していると思われます。
相場の大きな流れとしては、9月1日安値144.439円をさらに割り込んでいった場合となりますから、その様な状況になるためには相場の流れを決定づける何か材料が必要になってくると思われます。
それはFOMCでの決定内容かもしれません。
今のところは「利上げはない」とするものが大方で、「もしかすると利上げがあるかもしれない」とするものは少数派となっています。
昨夜出たISM非製造業景況指数を観ると、景気は良く、雇用も順調で、FOMCでは利上げが必要な状況になっているかもしれません。
市場も悩み、FRBも悩んでいるかもしれません。
ディーラーもポジションを傾けることは難しくなったかもしれません。
それでも相場は動きます。
そんな相場ですが、まじめにお付き合いしたいと思います。
本日の健太君の判定は、「買い」は、147.575円超、「売り」は、147.575円以下、「買い」は、147.161円以下の場合となっています。
FPVは、147.398円、R1は、147.752円、S1は、146.923円となっています。
間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌
追伸 18時20分です。
本日の日経平均の終値は、32606円。SQ値が32921.36円でしたから、終値は、SQ値を下回りました。
この意味としては、「幻のSQ値」という表現がなされ、これからしばらくは、上値の重い展開になると想定されます。
もし、終値がSQ値を上回ってくると、日経平均は、これからさらに上を目指すようになるという観測が強くなる経験則がありましたが、この9月相場は、前述のように、上値は重く軟調に推移する相場になるかもしれません。
FOMCの餅意味が大きくなってきそうです。
ドル円ですが、日通し安値は、146.587円、日通し高値は、147.454円、現在値は、147.351円付近。
上へ行くようであれば、昨日高値付近、下へ行くようであれば、本日日通し安値付近へ行くようになると想定していますが、なかなか方向感が出づらいようです。
追伸 20時26分です。
下値は堅そうです。147円を割り込まないまま、上へ行き始めた感があります。こうなると、先の書いたように、昨日高値チャレンジとなってきそうです。