おはようございます。9月6日水曜日です。広島は曇り、天気予報によれば、時折、大雨が降る恐れあり、となっています。台風12号が熱帯低気圧となって、高知の南海上にあるようで、その影響で、雨雲が広島地方にも流れ込んでくる恐れがあるということらしい。
被害が出ない程度の雨なら、今の時期は歓迎。県北のダム湖では、水量が減り、出水制限を行っているようです。全国の水がめでも、水不足の話題が出てきています。
特に農家の方たちは、水不足で、野菜の生育に影響が出てきているようです。
さて、相場です。
昨夜の米国市場では、株式市場は、3市場ともに下げています。その程度はマチマチ。
米国市場では、景気後退懸念は後退したものの、利上げ長期化の懸念が高まり、株価を重くしたようです。利回りは、4.26%まで上昇しています。併せて、原油先物価格も今年最高値まで上昇し、ガソリン価格上昇の影響が出てきそうです。
高止まりのインフレ傾向が長引く懸念が強くありそうです。
CMEN225は、33090付近で取引を終えています。昨日の日経平均の大引けに比較すると50円程度上げています。
このような状況を踏まえてか、昨夜、クリーブランド連銀総裁は、「もう少し利上げする必要があるかもしれない」などと発言しています。
これから地区連銀総裁達FOMC関係者の発言が続々と出てくると思われますが、これも、FOMCを前にして、間もなく発言禁止期間に入るため、「今のうちに」と、FRBが示し合わせて情報発信していると思われます。
昨夜、ウォーら理事も発言し、その内容から、「もう利上げはない」というように理解されたようです。
そして、「データ次第」と発言して、市場に、利上げバイアスをかけないようにしています。
ドル円は、利回り上昇に連動し、昨日高値が147.801円まで到達しています。引け値は、147.702円。
本日は、NYタイムに、ISM非製造業景況指数やベージュブックが出てきます。
ISM非製造業景況指数では、予想通りのものとなれば、ドル買いに拍車がかかってくる可能性もあるようです。
昨日の動きを観ていると、ISM非製造業景況指数の結果は予想通りと考えて、ドル買いが進んだかもしれません。
これも「噂で買って、事実で売る」という流れのものになっているかもしれませんから、注意しておきたいと思います。
4時間足までは「買われ過ぎ」を示すテクニカルも多く出てきていますが、日足以上では、もう少し上値余裕はあるようにも観られますが、政府による「為替介入」の懸念もあるレベルですから、注意するに越したことはないと思われます。
巷間では、「このレベルでの為替介入はない」と言い切る市場関係者も存在し、「前回の時とはインフレ等環境条件が異なる。介入があるとすると、151円付近になってから」というような説明を行っています。
そうかもしれないし、そうではないかもしれません。
「為替介入」は政府の権限で、市場は何もできません。
そのような中でも、「財務大臣や審議官の発言表現が厳しくなった」とかの変化が出てくると、警戒感が一気に高まってきます。
現在は、まだ、初期段階の注意段階の発言と思われ、これが警告などへ高まってくると、使用する用語が強くなり、為替介入要警戒レベルと時期になってきそうです。
最近は少しおとなしい政府筋と思われます。
このような状況も踏まえて、為替オプション情報では、上値としては149円となっています。前日までは、148.0円でしたが、上昇してきています。
通貨オプション取引では、レンジを抜けた、ということで、買い優勢となってきたようです。
ここからは、利回りの高止まりになって、ドル円も高止まりするかもしれません。すぐさま崩れていくような環境にはないと思われます。
市場は、来週出てくるCPIに注目しています。ここまで待つという選択肢も強くあると思われます。
しかし、相場波動テクニカルでは、いつ何時、下落開始してくるかわからない環境です。この注意も怠れません。
何も材料がないところで、市場が勝手に下落開始してくるはずもなく、「何か」を材料として動き出すと思われます。
それが「何か」、これが重要になりますが、、、。
昨日高値147.801円で、3MAX20MAXが一致形成しています。
これを考えると、本日相場は下落傾向になっても不思議はないと思われますが、東京タイムでは、これ以外の売り材料は見当たらないのが現実です。
こう考えると、東京タイムでは、昨日高値突きが出て来るとも想定できそうで、強い相場を意識した取引になってくるのではないかと推察しています。
本日の健太君の判定は、「買い」は、147.752円超、「売り」は、147.752円以下、「買い」は、147.027円以下の場合となっています。
FPVは、147.285円、R1は、148.218円、S1は、146.769円となっています。
本邦政府は、来年度予算編成案では、国債増額予定のようです。利回りが上昇すると、負担が増加しますから、政府とすれば、利回り上昇は避けたいとする意向はあると思われます。このような背景もありますから、日銀は今年からもうしばらくは動けないと思われます。
日米金利差に注目が集まりますが、今は米国利回り動向へ注目するだけで良いかもしれません。
残暑もなかなか収まりませんが、相場の高止まり感もなかなか収まりそうにありません。
小さな変化の兆しを見逃さないように留意したいと思います。
間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌
追伸 7時25分です。
今週は重要なイベントがありました。今週金曜日が本邦市場のMSQになります。このため、本日明日の本邦市場は、波乱含みになる恐れがあり、相場は上下に大きく振れる恐れもあります。
ただ、株式市場にしてもドル円相場にしても、まだ先高観がありますから、今回のMSQでは、決済せずに、そのまま12月物へロールオーバーする投機筋も出てくると思われます。
米国市場のMSQは来週15日金曜日になります。CPIが出てくるころ、米国市場は波乱含みになるのかもしれません。要注意。
追伸 8時ちょうどです。
昨日の相場の上昇で、ポジション傾向は、ロングに偏っています。直近12時間での売買均衡値は、現在は、147.590円付近と思われ、相場は、ひとまず、その付近で落ち着いていたいと考えているのかもしれません。現在値は、147.601円付近。と書いていたら、急に押し込まれてきた。147.384円まで押し込まれた、、、。
そこから反発してくるかチェック。
昨日は上昇一辺倒でしたが、本日ここまでの動きは、下降一辺倒。極端から極端へ振れる相場かもしれない。やはり波乱含みの本日の相場か、、、。
追伸 8時59分です。日通し安値が147.359円まで来ました。これは、8月29日高値147.375円の節目にまで来たことになります。この状況から、147.408円でロングを持ってみました。これで少し様子を観たいと思います。
追伸 9時35分です。保有ロングは、147.610円で全玉決済しました。これからどう動いてくるか少し様子を観たいと思います。
追伸 9時41分です。株式市場では、円安が進んでい売ることから輸出関連株の買い戻しが始まっているようです。日経平均も100円程度上昇して取引中。
追伸 10時01分です。上値が伸びて、147.812円まで来ました。昨日高値を更新。
これを観て、すかさずショートを成り行きで注文しましたが、少し滑って、147.793円で受注。
これで少し様子を観たいと思います。
追伸 10時35分です。急用で外出することになりました。保有していたショートは、やむなく147.635円で決済しました。帰宅は午後になる予定。
追伸 13時55分です。所用から帰宅。
相場をチェックしていると、今朝8時頃、財務省の神田財務官から、「口先介入」があったようですが、相場には、まだ、ドル先高観があり、なかなか崩れるような気配はまだないと思われます。現在の相場は、今朝8時半頃付けた安値チャレンジが起きているところかと思われます。ここを割り込んで、本日FPVタッチを伺うようになるかもしれません。
また、現在のチャネルラインは、上辺が、9月1日高値と、本日高値を結ぶ右肩上がりのラインとなっていると思われ、下辺は、9月5日安値を通過する、上辺に平行なラインになっていると思われます。
この下辺は現在、147.212円付近を通過中で、ここには、1時間足の一目均衡表の基準値が通過中です。FPVより下になると、買い方が動いてきそうな情報もありますが、深押しが出てくると、本日PB147.027円付近までの押しも考えられますから、下振れには要注意継続になりそうです。
外出すると、少し疲れますね。本日はもう、新たなポジションは保有しないことにし、デスクでできるウイルス対策を種々検討していくことにしました。
追伸 18時01分です。東京タイムで、147.016円まで押し込みましたが、その後は、反発し、現在値は、147.397円付近。
落ちそうで落ちない、ということは、今夜出てくるISM非製造業景況指数を待っていると思われます。予想通りの結果となれば、さらに上を目指すドル円相場になると想定されており、売り込むことができなくなっているのかもしれません。
8月29日高値147.375円が相当意識された動きになっているように思われます。