おはようございます。10月13日金曜日です。広島は晴れ、朝晩は寒く、日中は空気は乾燥気味で、気温は25度程度ですが、暑く感じます。着衣も増えましたが、過ごしやすい季節になっています。黒ラブ・オリも未明や早朝は少し寒いようで、小生の布団の中に入れてくれと催促し、小生はこれを拒まず、迎え入れます。小生にとっては、黒ラブ・オリは、これからの時期には、「湯たんぽ」になります。
小生の足のリハビリも兼ねて、黒ラブ・オリとの散歩に出かけています。まだ長くは歩けませんが、その途中で、昨日、秋色を見つけました。これは、文字で表現するより写真の方が訴求力があると思いますので、後日、写真を掲載します。
黄金山麓はまだ夏色景色が中心で、秋色は弱い、、、。
さて、相場です。昨夜の米国市場では、株式市場は、3市場とも、下げています。
昨夜出たCPI結果を受けてのことと思われますが、このCPIは、予想通りか予想よりも強めの結果となっていますから、FRBが言うように、高インフレ傾向がまだ継続し、利上げがまだ必要になる恐れも出てきた、というのが市場関係者の声のようで、このような結果を受けて利回りは上昇したようです。
昨夜は、米国債30年物の入札があったようで、これの需要が弱く、価格は下がり、利回りが上昇へ。この結果、10年債も利回りが上昇傾向となり、一時4.7%台まで上昇。このような状況から、ドル円も買戻しが起きて、149.827円まで上昇してきています。
株式市場は利回り上昇を嫌ったと思われます。CMEN225も同様の動きで、日経平均の昨日大引けよりも200円程度下げて取引されているようです。
昨夜出たCPI結果については、FRBはまだ慎重な政策運営を強いられ、少なくても利下げはずっと先のことになりそうです。
このような状況を債券市場がどう理解するかですが、債券市場では、まだ年内利上げを織り込んでいないようです。懐疑的なスタンスのようです。
「利上げはもう必要ない、今年末あるいは来年には利下げするだろう」と考えているのが債券市場のようです。
この市場は、そう簡単には考えを変更しませんから、利回り上昇傾向には組みしないと思われます。
米国政府は、財政難ですから、これを賄うために、国債を発行してきます。これまでにも相当の国債発行を行ってきており、市場には国債がだぶついていると思われます。
ここへさらに国債発行があって、需要が弱いとなれば、利回り上昇傾向になるのは必定。
ウクライナやイスラエル支援のための追加の国債発行がこれから行われます。
利回り高止まり感があり、そう簡単には下がってきそうにありません。これはインフレ傾向も比例することと思われます。
これにより、ドル高止まり感も出てきそうです。
最近の取引では、世界公益債券ETFというものが良く売れているようです。債券利回りはそろそろピークをつけるのではないかという推測もあり、債券の高利回りを享受できる少ない時期になっているようです。
昨夜出たCPI結果からは、UAWなどによるストの影響は、まだ出ていないようです。
日銀は次回会合で、物価見通しを上方修正するのではないかという観測が出始めています。政策変更への準備か、、。
本日の健太君の判定は、「買い」は、149.808円超、「売り」は、149.808円以下、「買い」は、149.369円以下の場合となっています。
FPBは、149.522円、R1は ,150.094円、S1は、149.216円となっています。
思い起こすと、10月3日に150円台の取引きになって、相場は急落しましたが、いまだに、これが原因と特定されていません。最近言われていることに、「レートチェックが入ったかもしれない」ということ。
神田財務官が、どこの金融機関へこれを行ったかは不明ですが、相場を下げた程度やその所用金額から考えて、「介入ではなく、レートチェックがあったとみる方が適切」なようです。
いよいよ150円台に接近、あるいは入るとなると、相場はさらに神経質な動きをするようになるかもしれません。
昨年10月の介入時とは経済環境が相当異なるので、今回このレベルでは、「介入」はできない、とまで言い切るアナリストも存在します。
しかし、注意は怠れないと思われます。
相場の循環から考えても、150円付近は今回の相場の天井圏と理解でき、130円付近へ向かい始める起点になってくるレベルではないかと推察中。
高利回り、高インフレ、好景気状況を考えると、なかなか崩れそうには思われませんが、何が契機となるかは不明です。「イケイケどんどん」も立派な戦術とは思いますが、時には「ちょっと待てよ?」と冷静に考えることも必要。
天井圏にあって、「下振れ開始」、というシグナルはまだ確認できていません。
今夜は、ミシガン大学消費者信頼感指数が出てきます。これも上下に振れやすい指標です。予想では前回よりも下回るというものになっています。
「G指数」では、「少し買われ過ぎ」を示すものが出てきています。
本日は週末でSQ日です。持ち高調整も出てきますから、動きには要警戒です。
まもなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌
追伸 10時18分です。東京仲値公示タイム付近で相場は上下に振れましたが、この動きで結局、本邦の機関投資家たちは、レンジを形成したと思われます。そして、できれば、昨日高値突きに行きたいような雰囲気を醸し出し始めた感もありますが、深追いは控えた方が良い、というような動き方をしているようにも思われ、上値追いは神経質になっているとも思われます。
結局、今のところは方向感なく上下している段階。昨日高値が天井ならば、現在のもみ合い後は、相場は下へ行くようになり、天井でなければ、さらに高値を更新する動きとなってきます。
今の段階では、まだどちらとも決めることはできそうにありません。もみ合い中、、、。
どちらにしても、投機筋は、一般大衆投資家を巻き込んで相場を動かしに来ている段階ですから、この動きにはついていかないようにするのがベターというのが定石になります。一般大衆投資家が乗ってきたら、ポジションドテンをしてくるのが短期の投機筋の常とう手段です。
小生は、「吹いたら売り」を検討中。
追伸 14時11分です。した傾向が優勢になっています。節目を探すと、149.535円が有力な行先のようにも思えます。
しかし、ここ付近で止まらない場合は、本日のPB,149.369円まで行くことも想定できそうです。149.535円付近には、149.522円という本日FPVが存在します。まずは149.5円付近までの押し目を想定しますが、欧州勢が取引参加してくると、PB付近までの押しも出てきそうな気もしています。
現在のチャネルラインは、上辺が、11日高値149.323円と昨日高値を結ぶ右肩上がりのラインとなり、下辺は、昨日安値を通過する上辺に平行なラインとなっているように思われます。この下辺は、現在、149.350円付近を通過中です。この近くに本日PBがあります。これを考えると、PB付近まで行きそうな気もします、、、。
また、11日高値の149.323円という節目も意識されそうです。近いところに目標として都合の良いものが固まっています。
小生は、149.823円でショート保有できました。本日の動きでは、あまり欲張らず、適宜のところで決済する予定です。
追伸 20時06分です。現在値は、149.583円付近。ここまでの日通し安値は、149.560円。下振れ傾向になっています。
今夜のオプションNYカットは、149.50円、148.00円そして、146.50円にあるようです。
既に149.50円は射程距離内。次の148.00円チャレンジが出てくるか、、、チェック。
これも、23時に出てくるミシガン大学消費者信頼感指数で、1年先や5年先のインフレ期待率がどのようになるかで方向は決まってきそうです。
期待インフレ率が下がると、利回り低下へとつながり、ドル円はさらに下落傾向になる恐れはあります。この時、148.65円付近までの下落は出てくるかもしれません。
しかし、利回りが低下してくると、これを歓迎する市場もあります。株式市場は買い戻しが始まるかもしれません。
本日保有したショートはまだ保有継続中。
追伸 21時33分です。保有していたショートは先ほど149.502円で全玉決済しました。23時のミシガン大学分を確認してから決済することも考えましたが、深追いせずに、キリバンの149.50円にもタッチしましたから、ここで決済しました。
相場は本日PB149.369円を目指して押してくるかもしれませんが、決済を優先させました。
というところで今夜はここまで。本日も訪問いただきありがとうございました。おやすみなさい。合掌