おはようございます。10月19日木曜日です。広島は晴れ、今日も秋晴れ~~~です。
昨日散歩コースを少し変えてみると、いろいろなところで、金木犀の香りが漂ってきます。そのたびに、きょろきょろして金木犀を探すと、、、、庭に金木犀を植えているところがかなりありました。皆さんこの樹の香りが好きなんでしょうね。
最近、知人の中に、自宅の庭に、野菜などを植える方が増えてきました。庭の芝生を削り、少しでも野菜を自作しようということのようです。楽しみでもありますが、最近の野菜高騰という事情もあるのかもしれません。玉ねぎを作ったとか、きゅうりを作ったとか、サツマイモを作ったなどと言う声が良く聞こえます。
肥料を買い、防虫ネットを揃え、農機具を買い、種や苗を決めて、植え付けるわけですが、収穫までの期間を考えると、その手入れ手間は多く、農家の方たちの苦労が良く伺えます。時に、スーパーで買った方が安いか、、などと考える始末。
何年も野菜を育てていると、その時期が来ると、その時の農事の動きをするものもございます。
さて、相場です。昨夜の米国市場では、株式市場は、3市場とも揃って下げています。利回りがいよいよ5%に乗ろうかという、4.9%台まで上昇し、これを株式市場は嫌気したものと思われます。
債券市場は、どこまで利回りを上昇させるつもりなのか、、、。
債券の取引には、少なくても二通りのやり方があり、株式と同様に、価格の値上がり期待をするものと、預貯金と同じで、利回り上昇で、利益を得ようとするもの、になります。
満期まで保有するなら、後者になります。
債券価格が上昇し始めると、その利回りは下落し始めます。(逆も真なり)
ドル円は、昨夜、149.927円まで上昇し、昨日引け値は、149.910円。現在値は、149.853円付近。
ドル円相場は、どうしても150円台に乗せたいようです。しかし、最近の動き方は緩慢で、値幅が少なくなっています。「為替介入」を嫌って、これを意識した投機筋の動きかもしれません。このような動き方から、ボラは少なく、政府筋が意識している「急激な変動」を避ける意図があるかもしれませんが、最近、政府筋から「ボラだけを意識しているわけではない」旨の話も伝わって来ています。政府というものは、自分たちに都合よくシナリオを組み立てていくものでございます。
為替情報による上値は、最新のものでは、152.00円となっています。
そして、本日分のオプションNYカットは、151.00円、150.50円、そして、150.00円、そして、147.50円にあるようです。
ストップロス買いも、150.00円、150.10円、150.20円にあり、ストップロス売りは、149.40円、148.80円、148.70円にあるようです。
ドル円相場は、今朝早く、149.695円まで押し込まれ、その後は反発傾向です。現在値はさらに伸びて、149.866円付近。
上値をさらに0.2円も伸ばせば、150.10円付近まで行きますから、相場としては、キュッと上へ伸びて、その後すぐ売り込まれて押し下げられ、ローソク足に上ヒゲが付き、こうなった場合、ローソク足が陰線となれば、、、、天井をつけた可能性もありますから、形状には要注意。
150円台に乗ったとき、政府筋からの「介入」は出てくるかどうかというテーマもあります。出て来なければ、ドル円は150.50円を目指し、さらに151.0円を目指すという動きになってくるかもしれません。こうなった場合は、昨年10月の最高値151.942円を目指す相場になってくると思われます。
10月3日の動きでは、介入があったかどうかはまだ不明です。「レートチェック」まで入ったかもしれません。同様な動きになる恐れはありますから、注意は怠れません。
最近、米国議会での下院議長選出が困難を極めており、いまだ決まりません。最悪の場合、来月中旬の「つなぎ予算」の時期が切れても、決まっておらず、来年度予算の成立にも影響してくるのではないかという話も出ています。この米国政治の混乱が経済へ悪影響を及ぼすのではないかという話が現実味を帯びてきます。
ウクライナ紛争とイスラエル・パレスチナ紛争が重なり、ウクライナ紛争の影が徐々に薄くなりつつあるような気がします。ロシアの思うつぼか、、、。
イスラエル支援を明確にしたのは、米英2か国のみ。英国と米国にいるユダヤ系の巨大金融機関もイスラエルを支援してくると思われます。アラブのオイルマネーがパレスチナ支援に動いてくるかどうかで、紛争の期間が決まりそう。資金が潤沢にあれば、紛争は過激になり、長引きそうです。
各国政府は、紛争の長期化や過激化を防ごうとし、紛争の一日も早い終結に向けて、外交に躍起になっていますが、イスラエルの反撃意思は強固なようです。
これまでどおり、経済への影響は限定的、ということであれば、そう心配はいらないかもしれませんが、紛争激化・長期化が避けられないとなれば、原油高騰などの影響も出始めて、世界経済はインフレに悩むようになる恐れがありそうです。
しかし、このような裏では、「戦争は買い、平和は売り」という市場原則に従い、下がった株や債券を買いあさる投機筋も出てきます。この時、ドルの需要が出てきますから、ドル買い傾向になるのも不思議ではありません。
現在の小生の取り組み状況ですが、ショート中心は変更していません。しかし、現状相場がどこまで上昇するかということもありますから、現在は、ロング、ショート両建てで、いわば保険をかけた状態にしています。
今のところは上値はそろそろ限度になると考え、それを見極めてから、一気にショートへ再度傾ける予定です。
昨夜の米国市場は、明日金曜日のSQへ向けての動きだったと言えるかもしれません。
CMEN225は、現在、31600円付近、昨日の日経平均より440円程度下げています。これが本日寄付きからどう動いてくるか注目しています。株価と為替が連動してくるかどうかチェック、、、。
FRBも悩む材料が増加したようです。米国政府が抱える5000兆円を超える債務状況では、利上げを実施すると投資家に不安を与えるようになるといいます。これも、次回FOMCで利上げ見送りを考える要因になっているようです。
本日の健太君の判定は、「買い」は、919円超、「売り」は、149.919円以下、「買い」は、149.698円以下の場合となっています。
FPVは、149.774円、R1は、150.063円、S1は、149.621円となっています。
間もなく東京タイム開始です。動きが少し活発になってきた感があります。本日もよろしくお願いします。合掌