おはようございます。10月16日土曜日です。広島は曇り、スカッとは晴れませんが、青空も見え、陽射しもあり、温かな朝です。蝉の鳴き声は全く聞こえなくなりました。虫の主役は、足元の虫たちに交代したようです。これは今が盛りか、うるさいほど。虫の名前は定かではありませんが、複数の虫が縄張り争いしているようです。これも配偶を達成するためのようです。
さて、今週の言い訳です。
今週のドル円は強い相場になりました。
利回りは1.5%台まで下がりましたが、これをさほど気にすることもなく、ドルが買われ、円が売られる流れとなりました。押し目ができると買い方が買い拾い、調整らしい調整もなく、上値を伸ばしてきて、昨夜は114.464円まで来ています。この時間帯は21時台ですから、昨夜出た小売売上高などを受けて上値を伸ばしてきたと思われます。
その後少しもみ合いますが、23時になって、ミシガン大学消費者態度指数が出ると、この結果が予想よりも悪かったことを受けて、114円割れまで下押ししてきています。
短期の投機筋もできたらそろそろ下押ししておきたいと思っていたところへ渡りに綱の状況ができて、リスクオフというよりは、利益確定売りを惹起させたと思われます。
ドル円相場には既に過熱感が出ていますが、これをも無視して、相場は上昇。今は、相場の常識が通用しない時期になっていると判断。一時期、ショートを打って、稼いだ時もありますが、相場の流れに乗って、ロングで稼いだ週間になりました。
ここでも書きますが、年末へ向けてのシナリオが少々気になります。
このまま上昇して年末へ向かうとは思いづらいのです。今月中にはもう一度深めの下押しが出てくるのではないかと想定していますが、そのタイミングが何になるのかがよくわからないという状況で考えが少しまとまりません。
最近出始めた企業決算では、順調な回復ぶりもうかがえます。
中国恒大関連では、まだ利払いは行われていません。国内向けの社債に関しては利払いを行うというような報道が出ています。実際に行われるのかどうか、、、。これは10月のリスク項目と思われます。
また、最近原油高にもなっています。これから冬場を迎えますので、オイルヒーター用の需要が増加してきますから、原油価格が下がるというような時期にはならないとか。原油増産については産油国は拒否している様子。
中国では、電力不足に対応するため、石炭火力に頼るようで、石炭価格も上昇してきているようです。中国はオーストラリア産ではなく、インドネシア産石炭輸入を増やすようです。
欧州では、ロシアの都合で、LNGガスの供給が少なくなっていて、冬場の暖をどうやって確保するかが問題になってきているようです。
このような状況は資源高となり、資源国通貨が買われるようにもなってきます。その反面、資源のない本邦のような国の通貨は売られることとなります。最近の傾向は、この要素も含んでいると思われます。
米国から出てくる経済指標では、雇用状況の改善やインフレ傾向の増加が確認されてきており、これに伴い、テーパリングの開始、そして、利上げの時期を巡り、より具体的なスケジュールが出始めています。
次回11月のFOMCで、テーパリング開始を決定し、来年中ごろには終了するというスケジュールで実施すると想定されています。テーパリングは利上げではないと、何度もパウエル議長は述べていますが、市場は、FF金利先物取引で、すでに2022年12月での利上げを見込み、これを相場に織り込んできています。
さらに、最近の市場の動向では、特に債券市場になりますが、その価格が下がり、昨日の取引では、10年物国債の表面利回り1.250%のものが、取引では、1.570%と上昇し、これがドル円相場に影響を与えたようです。
渡連相場では、相当の買われ過ぎ状態にあると思われますが、このように外部状況から、ドル円相場は影響を受けて動いてきているように思われます。
利回りの先高観はまだありますから、まだまだドル買い傾向は継続し、円は売られる流れとなりそうです。これもまだドルが買われる根拠のひとつ。
4時間足で相場を見ると、9月22日安値を起点として上昇し始め、上昇第1波は、9月30日高値までとなり、10月4日の安値110.821円まで調整します。これが調整第2波。ここから今度は反発上昇して上昇第3波を形成し、これが昨日高値114.464円なのかもしれません。
そうなると、これからは調整第4波形成に動いてくることも想定できそうです。もしそうなった場合は、112.5~113.0円付近までの下押しが出てくるかもしれません。
短期の投機筋もそのような動きをしたいと思っているのかもしれませんが、少し押し目ができると買い方が動いてくるという流れができていますから、下押しも結局浅いものとなり、十分な調整パターンを形成できなくなっているのかもしれません。相場の地合いは上昇トレンドの最中にありますから、仕方のないところなのかもしれません。
このような上昇5波のパターンで相場を考えると、相場の行き先は、調整第4波の後、上昇第5波を形成して、117~120円付近になるのかもしれません。
このように強い相場はめったに見れるものではありません。
来週になれば、同じレベルでも、相場の過熱感は、徐々に解消してきます。少し時間調整してくるのかもしれません。過熱感が少しでも解消できれば、短期の投機筋は相場を下押しする必要はなくなってきます。レンジを作りながら時間調整し、売買を反復してくるかもしれません。
その場合のレンジの目安は、昨日のNYタイムで付けている高値と安値の範囲になるのかもしれません。
考えれば考えるほどいろいろな案が出てきます。重要なのは、自分の説に拘泥せず、素直に、相場の動きに乗っていくことが大切なこととなります。
相場が動いたとき、この動きで、どの程度の値幅で動きそうかはある程度想定することも重要と思われます。動きが少ないとなれば、その動きには同調せず、スルーすることが重要になります。スキャルの場合でも、10Pips+αは動くだろうというような見立てができないと取引参加はしない方が良いと思われます。買い方が動きそうなポイント、売り方が動きそうなポイントを事前に抑えておく必要があります。
来週は来週の風が吹きます。相場の動きには、上であれ下であれ、素直についていくことが最も大切なことと思われます。
本日の天候は午後になると下り坂になってきて雨が降り出すのかもしれません。と考えれば、外回りの用事は早めに片づけておこうと思います。そろそろ釣りに出かけようかと経過牛始めていますので、小生のテーマパークである釣具店を訪問しようと思っています。
もう少し日が高くなり温度が上昇してから、菜園の手入れに向かう予定です。これは害虫の活動の少ない、気温が上昇している自然環境を活用してのこと。ここまで育った白菜や大根の葉を害虫に食われてしまってはどうしようもありません。
本日明日は相場のことを考えないで、ほかのことを行っていこうと思っています。一つの気分転換です。今、愛犬君たちは小生の傍らで朝の睡眠中です。
今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌
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