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近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

岩手食道楽2(2回シリーズその2)

2013年11月04日 00時00分01秒 | 緑陰随想

 お薦めの菓子で「かもめの玉子」がある。最近では多くのスーパーや空港の売店等で見かけることも多い。三陸大船渡の斉藤製菓店の商品である。
製菓するまでには大変な努力があって、その逸話はホームページで詳しく述べられている。以下にその一部を引用させて貰った。

 「鴎の玉子」は、その後も、品質の向上とおいしさを追及し、努力と工夫を繰り返してきました。 名称も平成11年には、やわらかく「かもめの玉子」に改称。 素材も厳選し、現在は、黄身あんの原料となる豆に、北海道十勝産の「大手亡」、 品のあるほどよい甘さを出すために白ザラメ、そして岩手県北で栽培されているキタカミ小麦を使用。 地粉本来の風味を生かした一本挽きの小麦粉で、卵黄もとりたてのものを使用しています。
「かもめの玉子」は平成2年から3年連続、ヨーロッパで最高の権威を誇る国際食品コンクール『モンドセレクション』で、金メダルを受賞しました。しかし、現社長の俊明は、社員たちにいつも次のように呼びかけています。

「国際的な大きな賞に輝くことは、名誉でありうれしいことです。でも、本当にうれしいこと、一番大切なことは、地元岩手のお客さま、そして日本のお客さまからいただく“金メダル”なのです。 私たちはこれからも、皆様によろこばれる商品をつくっていきましょう」


◆モンドセレクション
モンドセレクションとは、本部をEC組織委員会に置くヨーロッパで最高の権威を誇る国際食品コンクールで、 別名「世界食品オリンピック」と呼ばれており、1961年ベルギーを皮切りに欧州各国が持ち回りで開催しています。 「かもめの玉子」が同コンクールにおいて玉子を菓子で表現した工夫と品質味覚が高く評価され、 国際的に認められました。
(このシリーズ最終回です)