鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

大分雑感 鶏の唐揚げ(2回シリーズその1)

2013年12月02日 00時00分01秒 | 緑陰随想


 鶏の唐揚げは手軽な揚げ物として、子供から大人まで人気が高い料理である。大分では国東や中津などで10号線沿いに唐揚げ専門店が並ぶ。以前はそれほど気にとめなかったが、最近は人気を博し、名物品にまでになっている。大分空港でも地元の料理として人気度が1位となっているようである。

 特養に入所中の97歳になる実家の義母はこの唐揚げが大の好物で、ご高齢姉妹との久々の顔合わせ昼食会では、バイキング風にと出された地元の唐揚げ店「花ちゃん」から買ってきた唐揚げの山盛りを食べ続ける。何という食欲か、周りは心配しながらの情景である。健康のバロメーターは第一に食欲である。高齢者だと油を控えめにとか、肉類より野菜をとかいわれるが、鳥の唐揚げは、別格のようである。

 いつ頃からか鶏の唐揚げが地元の名物になったのであろうか、時期は定かでないが、特に地鶏がおいしいと聞いたことがない。名古屋コーチンの料理なのであろうか、名古屋名物となっている手羽先の唐揚げも今日では名古屋を代表する味噌カツと並ぶ人気商品となっている。専門店では大皿に盛った手羽先をかぶりつくグルメが多い。

 ケンタッキーフライドチキンなども全国にフランチャイズ店がお目見えして久しいが、どこでも同じ味で好まれるのは、地域性がないのであろう。それとも日本人の口に合っているのかも知れない。人間ばかりでなく、我が家の愛犬も、フライドチキンを近所のドライブスルーで購入してくると、今日はご馳走がもらえると思うのか落ち着かない。ケンタッキーフライドチキンは犬には苦手の鳥の骨が、圧力釜で揚げる前に加圧されているので、尖った骨ではなくなると聞いたことがある。(次回へ続きます)