鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

和風総本家番組より(2回シリーズその1)

2013年12月10日 00時00分01秒 | 緑陰随想

 日本の良さを海外や国内の視聴者へ伝える番組は、忘れていたことを思い起こす良い機会となっている。NHKの「Cool Japan」もその一つであるが、来日している留学生がレポーターとなって、テーマに即して現場へ出向き、異文化の違いというか、日本の風俗、習慣、文化や製作品等を紹介する。レポーターの目から見た我が国のそれらを自国と比較して、番組に参加した各国の留学生が率直に討議し合うといった構成である。まとめ役の日本人司会者の軽妙な進行もおもしろいが、日本人の我々さえ入って行けない製造現場等の「ものづくり」現場のレポートは、画像を通じて新たな発見や感動が味わえる。

 研修生、留学生、観光客等の来日を通じて体験するばかりではなく、我が国の事情や状況を海外へ発信することは大変重要と思われるが、それらの情報がどのように伝達され、理解されるのか、またどのように役立つのかはよく分からないところがある。

 木曜日の夜9時から10時半までテレビ東京で放映されている番組に和風総本家がある。
 今回は南太平洋テレビ局に完全密着!日本紹介番組を制作と題した内容を見た。この番組の意図は、我が国の紹介を通して、どのようなテーマを選びどのように撮影され、放映するかという意外性でもある。将にバヌアツ共和国のテレビスタッフ4名が来日し、事前に企画した台本に基づき、初めての日本の印象を自国のテレビ番組として収録、帰国後放映し、その反応までも紹介していた。 テレビ東京では同様のシリーズを既に6回放映していて、今回が7度目になる。

 バヌアツ共和国は南太平洋に浮かぶ83もの島々を領土とし、人口24万人、面積12,200平方キロメートルで、首都はポートビラである。海洋性気候で、熱帯雨林帯に属す。
 バンジージャンプの発祥地としても有名である。島民の多くは日本のことをあまり知らないようであったが、豪雨で壊れた橋をJICAの技術協力で直した国として紹介されていた。(次回へ続きます)