かなり離れていたので画像が不鮮明ですが、キアシシギが集団で飛行していました。20~30羽はいた模様です。
失業保険といっていた時期もあったが、雇用保険法に基づく制度で昭和49年に前身の失業保険法から変わった。労働力過剰時代においては失業者の生活の安定と就職の促進を図ることが対策の重点であったが、経済社会が高度に発展した段階では、雇用者の能力を有効に発揮することに主眼が移り、雇用の質的な改善を進め、雇用政策面から新たなニーズに積極的に応えることで、労働者の雇用の安定と失業の防止を図ることが重点になっている。
高齢化社会に適応し、新たな失業問題への対応等今後の社会情勢に応じた雇用安定事業、能力開発事業、雇用福祉事業等を付帯事業として包含している。その後の見直しもあり、現在は三事業の中で、雇用福祉事業は行っていない。
雇用保険制度は労働者が失業した場合及び雇用継続の継続が困難となる事由が生じた場合に、労働者の生活の安定を図ると共に、再就職を促進するために必要な給付を行うことで求職活動を容易にし、また、労働者の職業の安定のため、失業の防止、雇用状態の是正、雇用機会の拡大等を目的としている社会保険制度の一つである。
財源となる保険料は、労使折半で、毎月の給与から天引きされる。事業所の業態によって保険料率は異なり、また、失業者への給付金額が増減することに伴う保険料率の変更が行われている。例年であると保険料率は1000分の12~15程度である。
雇用保険を支払っている労働者が失業した場合には事業所を管轄する公共職業安定所又は居住地域の公共職業安定所へ届け出て、雇用保険受給資格者とならなければならない。失業した場合の理由には自己都合によるか、雇用された企業等の倒産や事業縮小による解雇等の理由によって、支給制限があり、雇用保険の給付期間及び支払われる雇用保険料が異なる。
雇用保険受給資格者は働く意志があることが前提で雇用保険を受給できるが、そのためには毎月指定日に面接を受けることになっていて、職安の担当者から求職活動を行っているかどうかを聞かれる。その間に仕事をして賃金を受ければ、アルバイトであっても仕事をした日数に日額保険料金を掛け合わせた金額が差し引かれる。生命保険等と異なり、天引きされた保険料が失業すれば全額戻るわけではない。特例もあり、職業能力開発施設での訓練を受講した場合は訓練期間中に雇用保険が適用され、延長給付される。寡婦の場合や身体に障害を持っている場合など詳細は職安に問い合わせて欲しい。