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近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

飲酒の習慣

2016年02月24日 00時00分01秒 | 提言

 アルコール飲料は未成年には禁止されているが、酒饅頭、ウイスキーボンボン、粕汁、甘酒等、アルコール度数は低く、特に子供でも口にすることがある。我が国では常習になるほど子供には与えないが、子供の時から何らかの形で、身近にあるといえる。家庭料理においても料理酒は重宝する。古くから、発酵文化に浸ってきているといえそうである。

 

 梅酒につけた梅の実を食すこともあるし、奈良漬は、酒粕につけたものである。最近は、塩麹がはやりであり、肉や魚を数日漬けると生臭さや、異臭を消すこともでき、味がまろやかになるため、我が家でもよく利用するようになった。発酵食品の代表格は、イースト菌を使うパンやピザである。中華まんじゅうのあんまんや肉まんもイースト菌によって発酵させる。

 

 飲酒の習慣はいつごろから始まったか覚えていないが、就職して、独身の頃からであろう。同僚に酒好きがいて、同じ寮にいたため、毎晩ビールを飲んでいた。寮は山の上にあり、坂を下って降りたところに魚屋があり、地元で揚がる根魚等の刺身をつまみにしていた。当時は決して高級品ではなかったが、日によって揚がる魚が異なるため、満足していた。今思えば贅沢なつまみであった。

 

 学生時代の専攻は塗装で原料の樹脂や、樹脂を溶かす溶剤等の組成分析や、物性の実験を手掛けていた。毎日、溶剤臭気が漂う実験室にいると次第に溶剤臭も気にならなくなり、直接には関係ないと思っているが、アルコールにも耐性ができるのかもしれない。しかし、教授陣や、先輩諸氏もアルコールには強いといわれる人ばかりであった。実際のところは、アルコールに強いとは、解毒機能が弱い臓器の持ち主であり、正常ならばすぐに酔うのであり、強いことは機能不全なのである。

 

 適度な量で酔うのがよく、大酒飲みは決して歓迎されるものではない。新人歓迎コンパ等で、急性のアルコール中毒となり、死に至ることもあるので、これからの時期注意したい。自分も、毎日の晩酌で慢性のアル中に近い状況であるが、休肝日を設けて云々と言われて久しい。いいわけではないが、深酒はしなくなった。百薬の長などと勝手に思い込むのもそろそろ終わりにしたいところである。酒にまつわる話は多々あるので、これからも何かの折にお伝えしようと思う。