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近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

ディフージョンボックスの購入

2016年02月26日 00時00分01秒 | 紹介

 手軽な商品撮影台で、小物の撮影に威力を発揮する。商品撮影は、バックやスポットライトによって、陰影が付きやすく、影を消すのも照明の方向や、台数で工夫する必要がある。家庭での撮影は一般的に言うと困難をきたす。反射する金属類は特に難しく、周りの品物が映りこむため、素材本来が持つ光沢や色彩を忠実に再現するのは至難の業である。小型なので対象となる被写体物の形や大きさを選ぶことになるが、40cmの立体であれば小物の大部分の撮影が可能となる。

 

 今回購入した商品は、インターネットからの検索で、株式会社スタジオ・エヌが輸入販売を行っているフォルディオ2という韓国製品である。こうげんはLEDのデイライト5700K白色光(色温度単位はケルビン)、カラーバック4色(白、グレー、黒、緑)、ボディはプラスチックで、磁石によって、簡単に組み立てることができ、たたむと2.5cm程度の厚さとなり、持ち運びも容易である。値段は1万円程度するが、使わない時はたたんでしまうことができるし、電源は100Vから取れるので乾電池を使うことや、充電等は必要ない。

 

 ディフージョンボックスには各社いろいろ種類を販売している。背景となるスクリーン、光源、組み立て易さ、、保管のし易さ、使い易さ、大きくかさばらないことも購入条件であった。これらの条件に合う商品はなかなか見つからなかった。アマゾン・コムからの購入であったが、注文して2日後に自宅に届いた。

 

 以前、商品撮影では、バックの素材はフェルトがよいとされていた。ある程度の大きさとなるとたたんで保管するが、使う度にアイロンをかけなければならず、苦労したことがある。この製品は裏側に加工が施されているため、アイロンが不要である。大きさは37.5✕73cmである。段差をつけないようにカーブをさせて上部から垂れ下げる。色変えも簡単で、磁石を使って取り付けてあるため、容易に取り換えることができる。

 

 組み立てて、不良個所がないかを点検した段階である。実際に使ってみて操作性や、光源の調光状態、光源安定性等を見極めたい。調光もディマースイッチではなく、指でダイアルを回すアナログ方式であり、リニア(無段階)ディマーをつかっている。

 

 写真撮影は光と影の芸術でもあり、風景写真と異なる商品撮影は、写真の分野でも独特である。雑誌等に広告や、食品等が掲載されていて、普段目にするものであり、特殊性を意識しないでいるが、実際の撮影となるとディフージョンボックスのような装置が必要である。