はっきりしない理由は、ハチジョウツグミに胸の色の赤みが足りないようですが…カメラマン仲間ではハチジョウではなく、六畳か四畳半などと言われています。
今日の晴天に誘われ、神代植物園へ行ってきた。写真撮影が目的であるが、年間パスポートが満了となり、新たな申請を兼ねていた。年間パスポート千円近くであるが、1回の入園料は250円とのことで、4回行けば元が取れることになる。植物園は観梅や観桜の団体客等で大変にぎわっていた。土曜・日曜日には、ボランティアが、ガイド役となって、来園客を誘導する。お目当ての緋寒桜や、河津桜の見ごろを迎え、梅よりも桜が本命のようであった。
梅も各種あるが、桜と比べると負けるのか、見劣りするようである。しかし、梅の老木に満開となる梅も大いに結構な眺めで、春を感じることができる。北国ではほとんど同時に梅と桜が咲くため、比較することもないが、それぞれの良さをめでたい。花には蜜があるようで、野鳥のさえずりはあちらこちらで聞こえ、メジロ、シジュウカラ、コゲラ、ジョウビタキ、シメ、ヒヨドリ、ムクドリ、エナガ達の活発な行動が見られた。
平日に比べてカメラマンはさほど多くないようで、寧ろ家族連れや女性数名の仲間が多かった。平日に主として行っていたので、久しぶりに見る休日の風景である。高齢者も圧倒的に多かった。温室はしばらく工事中で休みであったが、近々リニューアルして開館する予定である。
昼食はいつものように裏門から出て深大寺参道沿いにある蕎麦屋青木屋へ直行する。注文は冷やしたぬきそばである。正午を回っていたが、普段より早かったせいか、客は疎らであったが、しばらくすると満席になった。新そばはもうしばらくたたないと振る舞われないが、腰のある更科そばであり、食感がよい。深大寺は湧水が豊富であり、水質がよいので、そばには適しているのであろう。食事後、寺の参道をぶらついた。多くのそば店と土産物屋が林立している。多くの参拝者でごった返していた。
境内に入り参拝した。ここも参拝客が多かったが、ムクロジの大木がある。その近くに「ナンジャモンジャ」の木があるのを見つけた。女房はかねてから、境内にこの木があることを知っていたらしく、自分も初めて見る樹木であった。名前の由来を知りたかったが、変わった名前である。モクセイ科に属しているようで、白い花が大量に咲くようである。多分、キンモクセイと同じ種であればにおいも強いと察せられた。次回の来園時にはおそらく鑑賞できるであろう。南国産のようであった。