鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

五月晴れ

2016年05月13日 00時00分01秒 | 紹介

 都内から富士山が見えたそうで、久しぶりの晴天である。前日までは強風と降雨があり、空気中の埃や塵を洗い流してくれたようである。今朝方は多摩川の土手から、普段はめったに見えない奥多摩山地、大菩薩峠付近もくっきりとみることができた。湿度も低いため、気持ちが良い。そろそろ冬場に使ったガスストーブ類を片づける時期となり、代わりに扇風機やサーキュレーターの登場である。五月晴れは陰暦の五月、太陽暦の6月に降る五月雨(さみだれ)の合間に晴れる日をいう場合もある。

 

 毎年の我が家の恒例で、居間に敷いたじゅうたんを洗い、よく乾燥した後くるんで納戸に入れる。布団等の寝具や夏用の下着類との交換は女房がやってくれる。すでに衣替えを行った中学生や高校生が季節の移ろいを示してくれる。日中の気温は25℃以上となる夏日もある。朝夕は寒い時もあるが、日中の暑さに慣れないため、体調に留意したい。

 

 ご近所の外装工事が始まっている。時期的には作業者にとってもよい時期で、これから始まる梅雨入り前に作業を終えるのは賢明といえるであろう。自宅の屋根はコロニアル(スレート張り)でウレタンの二液性塗料を塗っておいたが、一昨年大粒の雹(ひょう)が降り、衝撃が強かったせいか、ところどころ下塗りがむき出しとなっている。自分で塗り替えを考えていたが、周りの反対もあり、専門業者に頼むつもりにしている。当然、足場作業があり、もうしばらく様子を見ることにしている。取り掛かるのは時期的に考えると秋になると思う。

 

 今の時期は新緑でどこへ旅行するにしてもよい時期である。以前は学校の旅行を今の時期に行っていた。学校生活になれた時期でもあり、五月晴れの日に当たれば思い出もひとしおとなるであろう。新入社員にとっても、企業の受け入れ研修が終わる時期でもあり、工場見学や、海外視察等もよい時期である。多くの役所でも4~6月は予算編成の時期から離れるため、次年度の新規案件についても構想を練る段階で、気が休まる時期に当たる。

 

 通常、年度の計画の承認が終わり、委員会等についても発足の時期で、いよいよ新年度もスタートを切った時期でもある。新年度予算は暫定予算が組まれなければ4月当初から使えるのであるが、実際は配布(示達)された予算は予算(概算)要求時点と異なる場合があり、実行予算を組み直す。これが承認されて初めて使用できるのである。予算と現金とは同じようで、違うのは、概算要求で統一され、積算された標準単価での金額(積算単価)と実際に支払う金額(単価)との間に多少のづれがあるためで、実行予算が必要な金額となる。