例年ですとコアジサシの幼鳥もこの画像ぐらいになっていたことでしょう。残値ですが今年は見られません。
マイクロソフト社が無償でアップグレードを勧め、それに伴う、ユーザー側の反響はいろいろあるようで、メリット、デメリットにどう判断するのか、分からない形があるが、本音は自らの持つ知識との遊離に不安を持って対処せざるを得ないこと、以前のバージョンのメリットを挙げる葉がある一方で、新しさに魅力を感じる派がいることもありで、過渡期独特の不安定さを抱えている。少なくとも、その辺の判断を的確にして解説なり、分析を行っている話を聞いたことがない。最近は専門の月刊誌等を見る機会もないが、さほど大きな問題となっていないのは、Windowsの歴史から来る初期段階のバグを承知での導入に心が動いていることに他ならないのであろう。
新バージョンがどのようなメリットがあるのかも知らずにバージョンアップを行い、その対応に日夜ご苦労されている同輩も多くおられることと思っている。耳にする話は、知らずにバージョンアップを行ったことから、その誘導が、素人にはわかりにくく、毎回出るポップアップにてこずり、仕方なくOKをした方まで、広範囲に及ぶ。以前のバージョンで作成したドキュメントや画像等が消えてしまい、あげくの果てに、アプリケーションまでもが新規にインストールしなくてはならないはめになった方まで、千差万別である。
従来のバージョンアップは、基本的な操作は同じであり、バグが出やすいアプリケーションソフトとの相溶性の改善ぐらいで、無償で行われている延長線上にあるととらえていたが、バージョンがアップするに従い、徐々にフレームワークや、メモリーを増やしても、実行速度が低下する等のデメリットもあった。今回のWindows10では、無線ランや、初期画面からの構成に若干違和感をもつ専門ソフトやアプリケーションが見えにくくなっていることである。コントロールパネルやシステム管理へ到達しにくく、企画設計上の概念が明示されていないため、途中でつまずくとその復帰に大層な時間と労力を必要とする。
その傾向はWindows8から続く概念である。いくら文字で修復ステップを明示されても、すべてが日本語ではない点も問題を残しているし、所詮、パソコンの限界かもしれない。
さて、最近、通常の印刷については通常設定で印刷可能であったが、写真展に出すための詳細な設定が不可能となり、詳細ページが変わっていることに気付き、丸一昼夜かかって修復に取り組んだ。パソコンメーカーのサポートページから、Windows10用のソフトの変更を知り、合わせて、プリンターのバージョンアップを行い、ようやく元通りの印刷設定が可能となった。プリンターのドライバーや、デバイスを認識するIPアドレスまで変更されていた。