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>武士道が「日本固有の常識的な考え方」であり、男女の区別なくすべての日本人に根付いた思想であることを世に広く知らしめた一冊として、武士道人気に一役買ったことは言うまでもない。
>先月、その [‘武士道の精神の’] 姉妹編とも言うべき待望の最新刊『女子の教養(たしなみ)』が上梓されたのだが、これが前作に続き再び話題を呼んでいる。>「前著では、“明治女”である私の祖母から聞いた『55の言葉』をベースに、武士道の本質や道徳観念などについて記しましたが、本著では祖母の流儀の中でも特に大切だと思えること、普段から私自身が心掛けていることを中心にまとめました。>日常生活での何気ない挙措や言葉遣い、表情や目線など、より具体的な内容になっていますので、その意味では、前著の“実践編”と呼べる一冊に仕上がっています」
礼儀作法や階称 (言葉遣い) には、‘上とみるか・下とみるか’の判断が必要ですね。日本人の判断は、世俗的にならざるを得ませんね。考えに、自己独自の基準が存在しません。世俗 (世の中・現実) が日本人の全てですね。
>こう話すのは、本書の著者である石川真理子さん。元米沢藩士の娘である祖母のもと、厳格な躾を受けて育ったという石川さんの物書きとしての姿勢は、あくまで「作品の主人公は読者の皆様」であり、「自分の想いを書き記すことは極力控える」ことだというが、戦後70年という大きな節目を迎えた今年、どうしても本書内で伝えたい“想い”があったという。
思考停止ですか。
>「それは、この70年間で現代人が失ってしまった一番の根っこの部分、つまり“先祖との繋がり”について、もう一度深く思いを巡らして頂きたいということです。
これは、万世一系の〇〇という発想法ですね。
>敗戦による戦禍から奇跡の復興を遂げ、世界でも有数の経済大国へと成長したことそれ自体は確かに素晴らしいことですが、それに反比例するように日本人としてのアイデンティティが薄れていって、まるで“根無し草”のような感覚を持った人が増えていると感じます。
‘根無し草’ であっては、どこの馬の骨かがわかりませんね。経済大国とアイデンティティは反比例するものでしょうかね。
>結果、先祖から連綿と続く命の楔の先端に自分が存在することに無自覚なことはもちろん、生きている意味や人生において何を為すべきかということに思いが至らないわけで、どうしても生き方が無責任にならざるを得ない。
日本人には、意思がない。意思のない人には、責任もない。
>元来、日本人は八百万の神を信じ、万物に宿る神々を支えに生きてきました。
そうですね。特定な個人 (個神) の意思を聞く習慣は、ありませんでしたね。
>それは、人生における数多の苦しみを少しでも軽減し、人生をより豊かなものにするための“確かな方法のひとつ”として実践されてきたものではないでしょうか。
そうでしようね。意思のない人間の苦しみは、牛馬と似たようなものになる。
>今こそ、先祖との絆を再認識することで日本人としての誇りを取り戻して頂きたいと強く願うし、本書がその一助となればこんなに嬉しいことはありません」
あくまでも、’絆・絆’ ですね。
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