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日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

おじいちゃんの秘密 2/2  

2021-02-19 21:52:20 | 文化

 

>孫たちは「おじいちゃんの戦争」を知らずに生きてきた。>加害の歴史に向き合うこともなく、家の中では子煩悩なおじいちゃんの笑顔をみながら。

 

意思の無い日本人は深刻な加害者意識に苛まれることは無い。だから、魂の救済を目的とする贖罪の為の宗教 (キリスト教) も我が国では勢力を持っていない。罪を知らない日本人たちは、仏教と神道に集まっている。罪の話は気持ちが悪い。   

 

> 森氏の孫発言を聞いて、「おじいちゃんは家族にとってはいい人なんです」という無邪気な発信が、社会に向けて発せられることの意味を考えさせられる。>家庭内の暴力が事件化されにくい問題と同様に、「外」の問題が「内」の中で秘匿され、家の中の「女たち」によって許されてきた問題もあるのだ。

 

そうですね。日本人には内の顔と他所の顔がありますからね。

 

> 東京オリンピックのために、この社会は何を踏みつけてきたのだろう。 >東日本大震災から10年経ったにもかかわらず、福島では余震に怯える日々が再び始まった。 >今もまだ生活を取り戻せずに疲弊している人たちがいる。 >原発事故のため広大な土地と家を奪われた私の知人は鬱になり、今は連絡が取れなくなってしまった。 

 

日本人には加害者意識というものがない。だから、罪の意識もない。そして、アンリーズナブルな行為に歯止めがかからない。わが国はブレーキのない機関車のようなものである。   

 

> JOC前会長の竹田恒和氏の息子である竹田恒泰氏の講演を聴いたことがある。 >2013年、ちょうど東京オリンピックが確定した直後のことだ。 >このときの様子は拙著『奥さまは愛国』で記したが、彼は生田神社で行われた講演でこう話していた。 >「(オリンピックで)戦争に負けたことからの精神的復興の最後のチャンスが訪れているんです」 

 

それは気分・雰囲気の問題ですね。気分を一新して再出発するのですね。      

 

>「世界人類最大のイベントを成し遂げる。>このとき、日本人の心意気が世界中に発信される。 

 

日本人の気分・わが国の雰囲気を世界中に知らせるのですね。   

 

>そのようにオリンピックを成功させたとき、向こう数世紀にわたる繁栄の礎が定まったことになるんじゃないですか?」  

 

英米露中には核とワクチンがある。核とワクチンは科学の成果ではないのですか。わが国には、そのどちらも無い。科学は科学哲学 (考え) であって、実学 (技術) ではない。だから見ればわかるというわけにはゆかない。考え (非現実) は見ることができないから理解が必要である。わが国には人手不足であっても、頭脳不足の話は出てこない。身体を休めてもっと頭脳を使うべきである。資源小国のわが国には働く頭脳が必要です。わが国の平和主義は一種の精神主義ではなかろうか。   

 '敗因について一言いはしてくれ。我が国人が あまりの皇国を信じ過ぎて 英米をあなどつたことである。我が軍人は 精神に重きをおきすぎて 科学を忘れたことである'  (昭和天皇)  

 

> 竹田氏の語る東京オリンピックは過去を忘れるためのお祭りのようだった。  

 

そうですね。過去から学ぶべき貴重な体験は無かったようですね。    

 

>そこにはアスリートの姿もないし、東日本大震災で命を落とした人や、原発事故で人生を奪われた人の姿もない。

 

過去の内容は日本人の頭の中で疾く風化する。何もかも忘れて気分を一新するのがわが国の伝統ですね。   

 

>竹田氏の意見が父親と同じかどうかはわからないが、オリンピックによって復興を成し遂げるということは当時から言われていたことだった。>今思えば震災から2年しか経っていない中で決められたオリンピックはそもそも無理があり、そしてオリンピックで復興を遂げるという意識こそが間違いだったのではないか。  

 

祭りごとをして気分を一新するのは昔からの習いですね。オリンピックは復興の起爆剤と考えられていたのでしょうね。   

 

> 東京オリンピックのための予算、そこから得られる収益は莫大なものだという。 >“おじいちゃんの秘密”はもしかしたら、私たちが想像する以上に黒い。  

 

政治には透明性が必要ですね。   

 

>そんなことをいまだに地震への不安が続き、そしてパンデミックに拘束されている今、強く思う。  

 

お祭りどころの騒ぎではないということですね。泣き面に蜂ですね。   

 

>東京オリンピックは中止にするべきだと、私は今回の森氏の発言、そして「おじいちゃん(森氏)はみんなのおじいちゃんと同じ」という孫発言で改めて確信する。

 

開催するにしてもワクチンと人数制限は必要ですね。   

 我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英語にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。  

 

 

 

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おじいちゃんの秘密 1/2  

2021-02-19 21:27:53 | 文化

 

>364644      森氏に辞任を決断させた孫娘の「家族にはいい人」に見る“日本のおじいちゃん”の秘密

>匿名希望       >21/02/19 AM100   >以下リンクより

>森喜朗氏が性差別発言を撤回し、最終的に辞任を決めたのは、孫娘の提言だったことが報じられている。 >先日は週刊誌で孫娘の女性がインタビューに答え、「ごく普通のおじいちゃん」「みなさんのお父さんやおじいちゃんと同じだと思います」と話していた。

 

All men are created equal. (人はみな平等に造られている) と言った人は尊敬される。 A

人間万事不平等。と言った人はただの人。B

Aは非現実 (考え) の内容である。Bは現実 (事実) である。人々はAを求めているので、Bを聞いて落胆する。

東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗氏が ‘女性が沢山入っている理事会は時間がかかります’ と言えば、それはBタイプの発言になります。だから、その結果は皆さんご承知の通りになるのです。 

Aタイプの発言をする人には指導性がある。未来を先取りする人である。Bタイプの発現を聞いて ‘真実だ’ などといって感心する人には進歩がない。     

 

>おじいちゃんだからジェンダーのことも分からないけれど、家族には性差別しない本当にいいおじいちゃんなんです、という孫娘の発言にどれほどの価値が?と思うが、結局森氏は、世論による批判ではなく、“おじいちゃん、これ以上無理しないで”という家族内女性からの声で、辞任を決断できたということらしい。

 

そうですね。最後のご奉公は難しい。   

 

> 私たちには、“おじいちゃん問題”がある。 > ずいぶん前のことだが、かつての戦地に残された日本軍人の遺骨収集のボランティアをする女性と話す機会があった。 >会話のなかで戦時性暴力について語ったが、話は一向に深まらず、その理由を彼女がこう言ったことを覚えている。 >「レイプをしていないのにレイプしたと言われて泣くおじいさんがいて、レイプされたと泣いているおばあさんがいる」。 >だから彼女は、レイプをしたと言われて泣くおじいさん側に立つのだと言うのだった。   

 

どちらが正しいのですかね。   

 

>また別の機会に、「慰安婦」女性たちの声を忘れないという抗議のデモに参加したときのこと。 >路上でゴスロリの服を着た若い女性が身を折るようにしてこう叫んでいた。 >「私のおじいちゃんは、やってない!!!」。 >その叫びは、隣でへらへらと笑いながら「うーそつきの売春婦」と楽しそうに声をあげる人たちとはまるで違っていた。 

 

どちらが正しいのですかね。   

 

>“日本のおじいちゃん”は、ずっと家族に「秘密」を抱えていた。 >朝鮮人を虐殺し、中国人を虐殺し、捕虜を虐殺し、女性たちをレイプしても、それを「戦争とはそういうものだから」「みんな同じだったのだから」「仕方なかったのだから」と封じ、それは決して家族の中で語られることはなかった。 

 

軍隊では厳しい箝口令 (口止め) が敷かれていましたからね。わが国には勝ち戦は無くても負け戦はある。山ほどある負け戦の話が平家物語のように語り継がれることはありませんでしたね。   

 

>上層部から竹槍で中国人を殺すことを強いられ、「男なのだから」と「買春」を強いられる日本軍人の男性の多くは、それらを語ることはできかった。

 

人の振り見て我がふり直せですね。 何事も皆様並みの行いで罪の意識はさらさらない。旅の恥はかき捨てですね。         

 

> 本当は語りたかったのかもしれないが、子どもや孫たちが、お父さんやおじいちゃんの戦地での体験にどれほど向き合おうとしただろうか。>話すにも聞くにも、あまりにも過酷な体験。  

 

お父さんやおじいちゃんは自分自身の体験から、自国が負けたらどうなるかぐらいの事はよくわかっていたでしょうね。   

 

>お父さんやおじいちゃんはずっと秘密を抱えたまま、戦後、日本が経済発展し、豊かになることで忘れることを選んだのだ。 

 

日本語には時制というものがない。過去時制の文章が脳裏にとどめ置くことができないから過去は日本人の頭の中で疾く風化する。日本人にとって見えないことは、存在しないことになる。   

 

>だからこそ日本の戦争は、日本に残されたおばあちゃんたちによって語られてきた。>それは、軍事政権がいかに国民の命と暮らしを奪ったのかという悲惨の語りだ。>私の祖母は、東京大空襲の夜、雪の上に落ちる焼夷弾があまりに明るく美しく一瞬見とれてしまったこと、貴重な卵を抱えて逃げ、それが割れてしまったときの感情、隣組のオジサンの横暴さがどれほど不快だったかなど、よく話してくれた。>祖母の戦争の話にタブーはなく、私は昔話のように祖母にせがんで聞いたものだ。> 加害の体験が話されることはなく、聞くこともない。 

 

日本人には意思 (will) がない。だから、加害がなくて被害だけがある。日本人の社会は加害者意識 (罪の意識) がなくて被害者意識ばかりが満ちている社会である。だから、実に恨めしい世の中になる。   

 

 

 

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