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おじさんと若者

2019-04-27 13:29:19 | 哲学

> <前略>
>人は自分が理解出来ないものを否定する

そうですね。手に入らない食べ物は、まずいものと考えて諦めている。

>人は自分が理解できる世界観でしか物事を見ることが出来ません。 >つまりこの世界は、それを見ている人間の数だけ存在するのです。 >そして人は本質的に自分が理解できない世界を否定的に見てしまうのです。

そうですね。 非現実の内容を信じることは難しいです。 

>現在の私は会社経営をする立場で仕事をしています。 >会社員として働いている頃は「景気・不景気」という言葉は、自分にはまったく関係のない話と思っていました。 >「不景気で失業率が高くなった」とニュースが流れてきても「でも自分は会社員をやっているし、しばらく転職の予定はないから関係ないや」とまったく耳に入りませんでした。 >むしろ、不景気で中小企業の業績が苦しいとか、会社が潰れてしまう話を聞いて、「景気・不景気に振り回されるなんて、経営者の立場は安定していないから大変だな。 >自分は会社員をやっていて本当に良かった」と考えていたのです。 >「経営者」とか「社長」というキーワードを聞いても、まったくポジティブなイメージを持っておらず、否定的でした。 >なぜかというと経営者という立場を理解できていなかったからです。

そうでしょうね。世の中には、理解できないことが多く存在しますからね。

>しかし、起業してフルーツギフトビジネスの世界に入った途端、その感覚は180度ひっくり返りました。 >会社員時代には安定性という物差しでしかビジネスを見ていなかったのですが、経営側に立つことで違った指標を持つことになったのです。 >これにより、世の中がまるで違った見え方をするように感じました。 >両方経験してみて、私の場合は「会社員より経営者」として生きていく方が向いていたことが分かったのです。

それは、良かったですね。

>「モノ=豊かさ」ではない現代 >おじさんと若者の豊かさの指標は全く異なります。

世代の格差ですね。

>高度経済成長期では「モノを持つことが豊かさ」の象徴でした。 >洗濯機、テレビ、冷蔵庫は3種の神器と言われ、例外なくそれを持つことを「良し」とされていた時代が確かにありました。

神代の時代から、三種の神器はありましたからね。

>しかし、今は所有しなくてもレンタルの方が合理的な場面は少なくありません。 >洗濯機を持たなくても、コインランドリーはあちこちにありますし、ブランドバッグなども自分用に購入しなくても、結婚式などの大きなイベントの時だけ業者からレンタルする、という選択肢もあるのです。 >おじさんは「モノを所有することが豊かさの象徴」とされた人生経験から「豊かさ=モノ」と若者に訴えているのに対し、今の若者はまったく違った価値観を持っていますから、それが伝わらないのです。

世代の格差は、仕方のないことですね。

>では、今の若者にとっての豊かさとは何でしょうか? >それは「自由」です。

そうですね。それは、正解ですね。国際的にみても自由は大切ですね。大国は、国土は広いが、必ずしも自由があるとは限らない。自由のない国には、難民・移民は命を懸けて押しかけない。

>近年の意識調査を見ても「つながり欲求」は、低下のトレンドを見せていることが明らかになっています。 >「SNSで常時つながりたい」という時代はすでに過去のもの、今の若者にとっては「豊かさ=自由」と考えているのです。

そうですね。自然の脅威から逃れられれば、次は自由を望むことになりますね。

>近年、「結婚をしたくない」と答える若者の意識調査が波紋を呼ぶことがありますが、あれは経済的な負担や一緒に済む煩わしさから自由になりたいという意思表示に他なりません。 >また、レンタル事業は盛況であることを考えると、若者は物を持つことからも自由になりたい、と考えているようにすら思えます。 >自由を求める若者にとって、郊外にマイホームを持ち、高級車を乗り回す行為が豊かな生活に映らないのは、自由があるようには思えないからです。

そうですね。物を持てば、その維持管理が大変です。我々は、博物館の責任者にはなりたくない。

>いくらおじさんにさとり世代だの、消費しないだの揶揄されても、今の若者はモノより自由を選ぶのです。

幸運な社会に生まれたものですね。住む環境が住む人の考えを変えたのでしょう。

>いつも時代を変えるのは若者 > 「若者はケシカラン」というおじさんがいる一方で、若者を肯定的に見る人もいます。>私もその一人です。 >今の10代・20代を見ていて、若いのに優秀で礼儀正しくてすごいという尊敬の念と、将来ビジネスの大きなライバルに成長するという畏怖の念を持っています。

あなたは、若者のよき理解者ですね。

>中学生でもIT事業で稼いだり、世間を驚かせる発明をしたりする話はあちこちで出ています。 >また、先日読んだ記事では20歳そこそこで六本木ヒルズにオフィスを構え、ビジネスをバイアウトして一攫千金を手にした若者社長が取り上げられていました。 >つい先日、日本男子フィギュアスケートで金メダルを取得した羽生選手も、マスコミの取材に対して落ち着いた様子でとても謙虚な対応でした。 >まだ23歳と若いのにとても大人びて見えたものです。

外国人のようなものですね。

>こうした世代がこれからの日本を引っ張っていってくれるなんて、とても頼もしいと思う限りです。

そうですね。‘新日本人’ ということでしょうかね。

>その反面、将来のまだ見ぬライバルになってしまう可能性を考えると「うかうかしていられない」という危機感も、またあります。 >産業構造をひっくり返してしまうような、革新的なテクノロジーを生み出すのは、おじさんではなく若者でしょう。 

人手不足を解消するような産業構造が必要ですね。

>そうしたまだ見ぬライバルの出現に、引き続き気を引き締めてビジネスをしていく必要があります。 >結論的には、私は若者を心配して叱るおじさんの気持ちも分かりますし、それに冷ややかな目で見ている若者の気持ちもよく分かります。

老人には貴重な過去があり、若者には貴重な未来がある。過去と未来は同じになららいので、老人と若者は同じにならない。

>すれ違いはなんとも切ないものです。>相手を理解できない時こそ、否定から入るのではなく自分の持っている価値観や指標を外して見てみるのはすれ違い防止になるのかもしれません。

そうですね。我々日本人も、対話や議論のできる国民になると良いですね。


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