【くらやみ祭】後編
「くらやみ祭」のクライマックスは、5月5日、午後6時花火の合図で
始まる。随身門から次々と宮神輿が、提灯の灯りに先導されて
出てくるさまは、見ている人々の心を揺さぶる瞬間だ!
一之宮から六之宮の神輿に続いて、本社神輿と御霊之宮神輿が
殿をつとめる。
灯りの乏しい昔は、真っ暗闇になるお祭りは善男善女の自由に会える
唯一の機会だ・・・今で言う「合コン」見たいなものだ!
随身門の近くに陣取り、祭り好きな同年代のオジサンの解説を聞き
ながら、最後の神輿を見送った。
一之宮神輿を先導する提灯・・・一之宮は多摩市にある小野神社である。
新緑のケヤキが並ぶ参道を抜け甲州街道に向かう一之宮神輿。
御霊之宮神輿を待つ提灯・・・7基の神輿を見送り殿を務める御霊之宮神輿は、
正面からでなく西鳥居から御旅所に向かう。
御霊之宮神輿は他の神輿と違い優しい造りだ。
随身門を出る二之宮神輿・・・二之宮は、あきる野市にある二宮神社である。
闇夜に輝く六之宮神輿・・・六之宮は横浜市にある杉山神社である。
四之宮神輿・・・四之宮は秩父神社である。
闇夜を練り歩く五之宮神輿
五之宮は埼玉県児玉市にある金鑚神社(官幣神社)である。
随身門を出る三之宮神輿。三之宮は大宮市にある氷川神社(官幣神社)である。
勢揃いした五之宮神輿の先導隊。