【大垣まつり】夜の部
ユネスコ無形文化遺産に登録され、今年の「大垣まつり」は一段と
熱が入った。提灯に灯が入り各町内の山(正しくは、車辺に山と書く)
が八幡神社前で奉芸した後、山が若者たちによって曳き廻される
光景は、見る者を興奮させる。
今年は特別八幡神社正面に有料観覧席が設けられた、席料を聞くと
”2500両”だと、一寸考えたがエーイ!と神社前の水門川に身を投じた
つもりで席を確保した、7時から9時過ぎの最後まで・・・
まじかで繰り広げられる山の迫力に圧倒され、帰り際に担当していた
市観光協会の青年に”良いもの見せて貰ったよ~2500両の価値は
十分にあった”と話したら喜んでくれた。
は
午後7時から始まる「夜宮」を待つ人で八幡神社の前はいっぱいだ!
八幡神社本殿に向かい各町内の山の奉芸が始まった。
お囃子は横笛のみ、静かに澄んだ音色が宵闇に吸い込まれていくようだ。
13両の山の内、船町の「玉の井山」と伝馬町の「松竹山」の2両は、少年少女たち
による舞踊が披露される。練習を重ねたのだろう見事な踊りだった。
山の方向転換は大変な力仕事だ!前側を沈め後ろ側を引き上げて前輪を軸に
回転させる。
「夜宮」最大の見せ場だ!若者が歯を苦しばり”そーれ”と掛け声をあげ威勢よく
高速回転させる、観客からヤンヤの歓声だ!
斜めに傾いだ舞台の上で、子供たちが平然として踊り続けていたのには驚いた。
最後の奉芸が終わり、水門川沿いに並ぶ露店の中を進む「相生山」