新宿【染の小道】
新宿の閑静な住宅街”中井・落合”を流れる妙正寺川沿いが、
「染の小道」のイベント会場になる。
この地区は江戸時代から続く染物の街だった。昭和初期から
30年代頃まで、神田川・妙正寺川流域には300軒を超える
染色関連業者が軒を連ねていた。
京都や金沢に並ぶ”染の三大産地”として知られていた。
今でも50軒ほどの業者が伝統文化を支えているそうだ。
妙正寺川を300mにわたり「反物」が架かる”川のギャラリー”
着物に使われる染色の技術で商店の店頭に「のれん」が飾られる
”道のギャラリー” 江戸小紋や友禅染などの反物が風に
たなびき、伝統技術の粋を極めた数々の「のれん」がこの日の
為に染められたオリジナル作品100点が道行く人の足をとめていた。
妙正寺川沿いに色とりどりの反物が並ぶ。
型染めや友禅染、江戸小紋に絞り染と様々な染が並ぶ・・・
一反の白い布地をみんなで染める”百人染め” 地元の小学生や
大学生が授業の一環として染め上げ、カラフルな反物になった。
暖簾を潜ると小さな工房だ、大勢の人が見学に来ていた。
”抹茶を一服如何ですか~”と声をかけられた。
お茶屋さんに相応しい上品な暖簾がかかっていた。
商店の軒を飾る「のれん」は、熟練の染色作家から染色を学ぶ
学生まで様々だ、多様な技法を駆使して作られている。
「染の小道」にぴったし、着物のお似合いなグループさん。
とってもレトロな雰囲気だ!
如何ですか!中井ニューファッションは!
「新宿がぁ~フォ―(チョット古いギャグ)」しかもしっかり伝統受け継がれているとは驚きです。新宿区も染物を、もっともっと歴史に裏付けされた伝統ある文化として、地場産業として、世界に発信すれば良いのに…と思います。自分の中で新宿のイメージが大きく変わりました。とても良い写真で…いい仕事をされてますねぇ…と言いたい気分です。
私も「落合・中井」が染の街だとは何となく聞いておりましたが、こんなイベントがあるとは知りませんでした。
街全体が染ずくし、なかなか良い雰囲気でした。
参加している女性たちも元気よく、気持ちがいい人たちばかりでした。
ビックリぽんです日本の古き良き伝統が受け継がれているのは嬉しいですね。
「染の小道」で撮った小母さんたちに、写真を届けようと思っております。
明日は久米さんの郷里”秩父山田の春まつり”に出掛けようと思っております。
ご期待ください。