又8月15日がやってくる
私はあえて敗戦記念日と読んでいる(終戦記念日)
戦中戦後を知る人がだんだん少なくなってきたが
その頃のことを語っていきたい
樺太から引揚げ 道北の士別の引揚げ寮に落ち着いた
母は毎日 母子7人がその日食べる物を求め
近郊の農家へ買い出しに歩く 角まき代わりの軍隊毛布をかぶり
毎日 4km以上の冬道を何軒も歩き ジャガイモかぼちゃを僅か分けて貰う
弟妹の世話は私だった
1歳の妹のおむつ洗い 襤褸のような布を 近くの小川の氷を割って振り洗いう
石鹸も何もありません
「昔昔あるところにおじいさんと おばあさんがおりました
おじいさんは山へ芝刈りに おばあさんは川へ洗濯に・・・・」
大昔と同じでした
炊事や暖をとる燃料もないので コークスを線路に拾いに行ったり
丸太の皮を剥き持ってきた
つらい思い出を語りたいのではありません
戦争って 庶民まで こんな生活をさせるのです
岡山駅前に立つ桃太郎の像
平和っていいですね