テレビの日曜美術館でオランダのマウリッツハイス美術館を紹介していた
その中でフェルメールの傑作 「真珠の耳飾りの少女」 を詳しく解説していた
オランダへは行ったことがないが
以前 「真珠の耳飾りの少女」 の絵を鑑賞したことがある
20数年も前のことで北海道立近代美術館であった (調べてみたら1984年)
その時の題名は 「青いターバンの少女」 予備知識もなく訪れたのだが
絵の前に立った時の情景は心に深く刻まれて残っており
大きな感動を受けたことがが蘇ってくる
少女が巻いている青いターバンの魅力的な青色は
アフガニスタン原産のラピスラズリから作られた顔料で
ウルトラマリンブルーと言われ 貴重で高価なものだったそうである
最近の呼び名は 「真珠の耳飾りの少女」 であり
謎も多いのでオランダのモナリザとも呼ばれている
世界中の人たちを魅了してやまない作品であり 映画や小説にもなっている
昨年12月ドレスデンのアルテ・マイスター絵画館を訪れた時
フェルメール展が11月末まで開催されていたことを知り 残念に思っていた
その マウリッツハイス美術館の絵画展が
来年6月から東京と神戸で開催されることになった
是非もう一度 心に響いたあの絵に出会い 鑑賞して観たい思いでいっぱいである
今夜は静かに思い出を味わって過ごそう