しばらく鳴りを潜めていた物忘れ
また探し物がはじまった
白髪頭に乗せるグレイのヘアピース
明日はオシャレしようと探したが
どこにも見当たらない
家探ししたが出てこない
仕方なくヘアピースなしでブローしてもらう
もうひとつナイもの
ロングドレスの下にはくペチコート
しまったと思われる所にない
何時もくりかえす探し物
疲れるからもうヤメ～タ
慌ただしいといっても休息の時間もあるのに
気持ちにゆとりがない
午前は大先生宅へ
お庭のブーゲンビリアが美しく咲いていたが
スマホ撮影はピンボケ
帰宅後Y先生がいらっしゃる
午後夫の付き添いで郵便局へ
3時からは夫のお客様
9月1日の大会の持ち物準備など
秋がはじまったのに
写真撮影もする気にならない
ピンボケブーゲンビリアをフレームで誤魔化す
九州地方の大雨洪水の
お見舞い申し上げます
三日後に迫った詩吟の全国大会
今日は
「蝉丸」メンバー6人の総仕上げの稽古だった
録音した吟を
聴きながら揃ってないところ
節調のおかしなところ 意見を出し合って直す
個人個人の個性は封印して 揃えなければならないが
皆さん師範なので個性（悪く言えばクセ）が出てしまう
きついことを言ってギクシャクしたり とりなしたり
最後には大分揃うようになって終わる
大先生からブドウの差し入れがあり
美味しくいただいた
お弁当の引換券も出来上がる
予定がない貴重な休息日だった
朝は晴れていたので 洗濯ものをベランダに干し
夫の用事で郵便局へ
調子が悪いボイラー
温度センサーの交換に業者がくる
5年経たないのに度々故障
センサーの交換代 17,414円
年金生活者には痛い支出である
気がついたらお昼になっていた
午後は
出張あん摩の「もむ象さん」がきてくれる
雨が降ってきて気温も下がり心地よい
揉んでもらっているうちにウトウト・・・一瞬夢の中
ハッとして目が覚める
今度は揉む手が止まる
揉む象さんも睡魔と闘っているらしい（笑）
夫も同じようで揉んでもらった後はベットへ直行
夕方から
録画したブルーレイデスクの
レーベル印刷
夫は自分でするつもりで
拡大鏡をセットしたがやはり無理だった
今 ファックスが届き
これから全国大会のお手伝い
お弁当引換券つくり
平成の終わりまでは
老々夫婦だがほゞ自立していた
令和に入った途端
襲いかかった大きな試練で
老々介護がはじまった
通院も一緒について行くようになったし
広い院内は車椅子の介助が必要である
つらいとは感じないし当たり前と思っている
疲れるので休息（昼寝）が日課になり
体調が悪い日は朝から横になるし
家事の手抜きがますます多くなってきたが
趣味や自分のしたいこと 楽しみは
犠牲にはしたくないので 今まで通り続けている
つらいのは介助されるほうである
パソコンも出来なくなり 新聞も読めない
大好きだった手作業も出来ない
時々寂しそうな顔をしている心の奥
つらいだろうなあと思うが口には出さない
優しい言葉をかけることもなく
当たり前の顔をしている
今日は定期の会食だった
友たちも老々介護がはじまっているが
みんな明るい
昨日何気なくのど自慢を観ていたら
二人組の浴衣を着た可愛い女性が出ていた
よく見ると浴衣を左前に着ているではないか
鐘が沢山鳴ったかどうかは覚えていないが
浴衣の左前がとても気になった
今朝の新聞の読者の声に
「勇気を出しておせっかい」
の投書が載っていた
街で見かけた若いカップルが
左前で浴衣を着ていたので
勇気を出して声をかけ説明して着せ直してあげ
感謝されたという内容であった
私たちのような高齢者は
左前は死に装束の時だけと知っているが
知らない人が多いだろう
見て見ぬふりをすることが多い世の中
勇気をもって教えてあげたことは
素晴らしいと感じたが
私ならどうした 勇気がなかったかも・・・・
のど自慢に出た
左前に浴衣を着た女性
教えてあげる人はいなかったのだろうか
それとも
誰も気がつかなかったのだろうか
冬に旅立ったのに
今頃になると思い出す友というより人生の先輩
生きていたら90歳はとうに超えている
不言実行の素晴らしい人だった
一緒に詩吟を始めたころ彼女は70歳を過ぎていた
何かのきっかけで
重い口を開きポツンポツンと話したのは
自転車で北海道一周をしてきた話し
はじめは本気にできなかった
北海道一周すると約3000キロある
どんなルートで走ったか詳しく聞かなかったが
ひと月以上かかったそうである
息子さんと一緒に暮らしていたが
旅行するとだけ告げて出発したそうである
携帯電話もない頃
自転車に毛布と着替えを積んで
旭川を出発しまず日本海側の留萌へ
一番苦しくて疲れ
お尻の皮がむけたと笑っていた
日本海側を北上し稚内へ
稚内からオホーツク海側を南下し知床まで行ったが
バスの停留所のベンチに寝たり
野宿したこともあり
見知らぬ人に助けられたこともあったそうだ
花や木自然を愛で
庭の手入れしている時が一番安らぐと
我が家を新築した時
オンコ（一位）の実生50センチくらいのを
何本も植えて下さった
樺太から引揚げてきたが
ご主人とは二度と会えず
一人で子供を育て働きながら資格を取り
定年まで勤めた
黙々と働き愚痴は一切言わなかった
お酒が入ると朗らかになり
安来節を披露して笑わせたり
パチンコも好きだった
やっと自伝を書き上げたよと聞いたのが最後
黙って私たちが知らないうちに旅立って行ってしまった
今でもOさんを尊敬している
母の形見の留袖が
私の所にやってきたのは今年の春
9月1日に着る予定で
ドレスに仕立直しをお願いしてあったが
出来上がり昨夜届いた
引揚げて何もなくし
子供の結婚式の頃は借り着だったが
孫が結婚する頃に誂えたようである
姉 妹 弟 私の子供 計9人の孫の結婚式に着
踊を披露してくれた
年季の入った留袖は 洗い張りをして
見事に甦った
早速試着してみる
101歳まで生き
88歳まで病気知らずだった母には及ばないが
長く着たいと思っている
肌寒い日 上着を羽織って
パソコンクラブの授業へ
公民館の柵に絡まっていた野ブドウが
秋色になっていた
先生のお話で今日は処暑だと知った
暑さが和らぐと言うより涼しすぎる
最高気温は20℃に満たない
授業中
お隣のおじ～様のマウスが動かなくなった
先生から借り使い始めるが
私のマウスも電池ぎれ
優しい先生は私の所にも予備を持ってきてくださる
休憩時間に電池を交換
今日はH先生が講師で
Word
フォントの種類でも行間が微妙に違うことや
段落 箇条書き 段落番号
について教わる
隣さん 右クリックが下手で 度々助け舟
そうこうしているうちに
私もおかしくなってしまった
