一人暮らしで気になる友が三人いる
その中で一番心配な友
400km以上離れた港町に住んでおり
身寄りがない
10年以上前から体調も悪く
歩くのもやっと やせ細り
自力では生活が無理なのに
かたくなに支援を断っており
ご近所さんの好意で暮らしている
最近やっと包括センターと話し合い
安否確認だけはしてもらうようになった
66年前
一緒に寄宿舎生活をして以来の付き合いである
娘時代の思い出を語ることが一番の楽しみらしく
今でも私を旧姓で読ぶ
数日前に電話すると非常に喜び昔話をはじめた
旅立った友のこと 療養中の友のこと
電話が一番の情報源である
お歳暮は今年から止めようよと言うと
「そうだね 夏のメロンだけは送ってね」との返事
やめることにして電話を切った
それなのに
昨日大きな荷物が届いた
開けると 海の幸がどっさり
柔らかくなった柿や飲まないビールまで
電話すると
食べきれないものを送った 柿は山形から届いたもの
鮭は送るところがあったからそのついでに
ビールは箱に隙間があったから・・・・
電話が嬉しかった・・・と何度も繰り返す
好意は受けることにした
今までよりも
電話の回数を多くすることにしよう
昨夜動悸で目が覚める
まもなく落ち着いたが今日はすっきりしない
予定がないので家で休息