勘をたより ばらの撮影

91歳のわが夫

 

写すのはもう無理だけれど 行きたい

ばら園の

雰囲気だけでも味わいたいと思っていたようである

 

 

体調が悪く渋っていると　一人でも行くというので

無理してでもついて行くことにした

 

 

 

「カメラはどうするかな」というので

持って行くことを勧めた

 

重いニコンの一眼レフは

持つだけでも大変　私にはちんぷんかん

　説明書と首っ引きで

夫の言う通り　iso400　絞り4　露出をー0.3にセット

スイッチのオンオフも手伝うことにして

シャッターボタンを押せばよいようにセットした

 

 

懇意になった個人タクシーをお願いする

 

人通りが少ない緑が多い道で少し遠回りだったが

約1時間で

秩父別のローズガーデンに着いた

 

小高い丘にあるが

 

身障者用の駐車場が丘の上にあるので

車いすでも楽に移動できる

 

早速

車いすを押しながら歩き　腰かけて

撮影を始めたが

　ファインダーが何も見えないと言う

　液晶画面にしても見えない

方角だけ体で示したがうまくいかない

 

私の下手なサポートをあきらめて　勘で写しはじめた

 

若いころから　写真撮影が趣味だったので

どうにか写すだろう

 

 

真夏日に近い暑さなので　熱射病に注意して

観察を十分にする

 

時々水分補給と　マスクを外して呼吸をする

 

50分くらい写し

管理棟まで来て　アイスクリーム休憩をした

 

お天気が良いので　iso感度を低く設定し直した

 

 

別な道を撮影しながら　車の処に戻ったが

2時間ちかくも経っており

最後はへとへと限界にきている　見かねて車いすを押す

 

 

 

今日パソコンに取り込んで見たが

130枚も写していた

 

 

 

残念なことにiso感度を変更した時に

私が他も触ったのが原因だろう

オーバーで白っぽい写真が半分くらいもあった

 

 

熱中症にもならず　二人とも無事に帰ってきた

 

体力より　気力が勝るのは　良いのか悪いのか

 

見ている方は　はらはら　びくびく

 

 

今日は

痛い背中や腕を鍼やお灸の治療をしてもらう

 

 

私の撮影もうわの空　　私のお粗末写真

 

 

 

 

夫はブログのことは知らない

羽を伸ばしに郊外へ

羽を伸ばしに郊外へでかける

 

50kmほど離れた秩父別のローズガーデンへ

 

 

 

暑い日差しの中

重いカメラを携えた夫だが　車いすを漕ぎながら

 

 

目くらめっぽう　シャッターを切っていた

 

一枚でも写っていればよいのだが・・・

 

青空とバラの香り　

 

時々苦しくなってマスクを外して休息

 

 

それでも行ってよかった

 

帰路　

運転手さんが寄ってくれた　神居古潭　スマホで

雷大雨注意報が出ていたが　帰ってきても青空

 

ぐったり疲れてお昼寝をたっぷりしてます

 

黄昏どきは続くまで

ブログ「黄昏どき」は　76歳の2009年9月から

 

 

人生の黄昏どきを迎え　これからの生き方を綴ろう

 

 

ヘンリー・フォンダ　　キャサリーン・ペップパーン　主演の映画　　

「黄昏」たそがれ（1881年）　に感銘を受けていたのが

由来である

 

 

 

気がつくと　12年の月日が流れている

身体はずいぶん衰えたが　心はまだまだ

 

終焉に近づいているのは確かだが

 

もう少し黄昏どきを楽しみたい

 

 

 

 

On Golden Pond（黄昏）－Dave Grusin

 

 

ブログの前は　教わってHPを公開していた

シニアの夢

 

かつらの木大好きの「かつら」のはなし

60歳を過ぎた頃から

髪を染めるのもパーもやめ

白髪頭のオバアサンになった

いつも姉より年上に見られていたが

過敏体質なので仕方がないと思っていた

 

近年

髪の毛が薄くなり合わせ鏡で見ると簾状になってきた

パソコンクラブの隣のオジイサンに

「薄くなったね」とズバリ言われたのは2年前

部分かつらを注文したが

かぶるのが面倒で　帽子でごまかしていた

最近ますます薄くなってきたので

 

昨日の告別式につけようと出してみた

 

テレビコマーシャルでは森山良子さんが

ポンポンと簡単につけているが

 

ブキッチョな私には至難の業　格好がつかない

　とうとう諦めて出席した

 

 

私の後ろには何人もの参列者

後頭部が気になって気になって仕方がなかった

 

 

　全かつらにしようかな

幾つ年を重ねても　お洒落はしたい

 

かつらの木大好きの　かつら（鬘）のはなし

 

 

久しぶりに甘酒をつくった

冷たくして飲んでいる

すこしでも体重を増やさなければ・・・萎びてしまう

背筋だけはピンと伸ばしてます

告別式と夫の留守番

真夏日近く暑い日

吟友の告別式にどうしても出席したいと思った

 

 

一人で留守番の夫の方が緊張している

 

お昼用におにぎりをつくり

お茶を大きなカップになみなみといれる

牛乳はカップに入れてレンジの中に置く

ヘルパーさんが来るので　印鑑を触るとわかるテーブルに置く

 

「具合が悪かったら途中で帰って来いよ」

と言われ出かけた

 

留守電にするのを忘れたが

 

1時半ころ戻ると　何事もなかったようだった

 

暑いと　半袖シャツに着替え

長袖の方はベットの上に脱ぎ捨ててあった

　

 

 

パソコンを通じて交流のあった吟友

パーキンソン病とたたかいながら

最後まで前向きに一生懸命生きたそうである

 

 

参列して良かったが

 

疲れてしまい　遅いお昼を食べた後は

1時間半も昼寝をしてしまう

iPhone の反乱とパニック

再開した詩吟の稽古に顔を出しての帰り

 

バラを写そうとカメラを向けたが

写せない　何度してもダメ

ラインの写真も動かない

 

変だと気づき

再起動しようとしたが　長押ししても

再起動は出来ないし　電源も切れない

 

　緊急時の赤いマークが動き出して警報が鳴った

電源オフ　×マークも動かない

近くに子供連れの若いお母さんがいたので

 

助け舟をお願いしてみたが

お母さんが操作しても動かないし　電源も切れない

 

スイッチを又押すと　

緊急SOSの画面になってしまった

フリーズしたのか　×を押しても動かなく

画面は暗くなってしまう

もしかして　

110番にかかってしまったのではないかしら

いや119番にかかったのかな　　

 

頭の中はパニック状態　

 

気持ちを落ち着け　一旦家に戻り

ドコモショップに電話した

30分後の予約が取れたので急いで行った

 

若いお姉さん　iPhone　の構造はわからないので

appleに電話しなければならないかも・・・と

仰ったが

iPad で手順を見ながら　iPhone を操作すると

あっという間に直った　

 

原因はわからないらしい

 

 

 

ショップの横に咲いていたのを試し撮り

　　

お腹も痛くて　おかゆを食べ

寝る前お風呂に入ろうとしたら目の前がクラクラ

血圧を測ったら最高が186/90mmHg

貰ってあった降圧剤を飲んで　頭を高くして休んだ

 

今朝は140/80mmhg だったが

夫と一緒にかかりつけ医へ行く

 

先生は疲れすぎもあるから休息を多くとるようにと

 

クスリはなんでも飲めない体質なので

昔からある　SM散を処方される

 

 

便利な機能も知らないと とんだことになりかねない

ネットで調べてみたらアッタ

iPhone 緊急発信　間違えた時の解除法

野ばら ノイバラ（野茨）

 

児童館の裏　ぼうぼうの草が刈り取られた後に

 

小さな花が咲いていた

 

雑草に埋まれて今まで気がつかないでいた

 

Googleレンズ　では　　

 

ノイバラ（野茨）の名だったり　　イヌバラ　　ナニワバラ

 

はっきりしないが

 

野ばら　ノイバラ（野茨）と勝手に決める

 

 

三木露風作詞　山田耕作作曲

　野ばら

 

“野ばら　野ばら　蝦夷地（えぞち）の野ばら

人こそ知らね　あふれ咲く

いろもうるはし　野のうばら

　　　　　蝦夷地の野ばら”

 

 

北海道の野に自然に咲いていたようである

 

児童館の裏のは

誰が植えたかわからないが　楚々とした姿が愛おしい

 

 

 

 

 

 

 

散歩の途中から　　猛烈な空腹感とふるえる感じ

低血糖のような症状になる

いそいで戻り　

蜂蜜をなめ　チョコレートを2個食べ横になる

しばらくして落ち着いた

 

コーヒーなどカフェインを多く取ったときに

なることがあったが　最近飲んでいない

ソーメンだけの昼食が足りなかったのか

年を重ね不具合は増えていく

 

 

沖縄慰霊の日に

辺野古の米軍基地を造るための埋め立てに

　戦没者の遺骨が混じる土砂が使われる計画がある

 

 

 

太平洋戦争で戦場となった沖縄　

 

一般住民の方も含めて20万人もの多くが犠牲になられた

 

その遺骨が76年経った今も土砂の中に埋まっている

 

米粒のような遺骨は無数にあり全部収集することは不可能である

 

40年近くも沖縄南部の戦没者の遺骨収集を

 

ボランティアで続ける具志堅隆松さんが

 

計画の中止を求めて 抗議の行動を起こした

 

 

テレビの報道特集ではじめて知った事実である

 

 

 

22日の北海道新聞にも

「辺野古に戦場の土　抗議」の記事が載っていた

 

 

悲しい事実

 

悲惨な戦争を知っている世代は76年経ち　ごく僅かになった

 

声をあげて一緒に抗議し　計画の中止を求めたい

従兄は特攻隊で沖縄の海で戦死

夫の長兄も戦死した

 

多くの人の犠牲があって　

今の私たちが生きていられることを忘れてはいけない

 

 

沢山旅をしたが　とうとう沖縄へは行かないで終わった

戦争のことを考えると

どうしても観光する気持ちになれなかった

二人でテレビを見ての語らい

 

 

今日は沖縄慰霊の日　

 

犠牲になられたすべての方たちに祈りを捧げる

 

 

 

 

 

夏至の夕ぐれどき

昼間の時間が15時間27分となが～～い日

 

 

夕暮れどきが美しかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お日さまが沈んだのは7時16分　　

 

 

 

 

 

最高気温が23℃と心地よい日だったのに

郵便局へ行っただけ

夫もルームランナーで150ｍ歩いただけで

午後は睡魔に負けていました

ラインで届いたいたわりの写真

旅友さんから　ラインでアジサイの写真が届いた

 

コロナで外出もままならない私たちを気遣っての

 

いたわりの写真である

 

 

 

 

 

 

 

 

 

20年前

　2001年のスイスの旅で一緒になった

 

親子ほども年が離れているが

 

人なつっこい明るい性格ですぐ仲良くなった

 

一緒だったお姉さんと一緒に　北海道観光に来たり

 

私たちも　

名古屋　東京へと出かけては楽しい時を過ごしたり

 

 

 

思いやりの気持ちが大きく　いつも暖かい気もちになる

 

ふとした時　

心が和む写真が届いたり　電話が掛かってくる

 

 

 

 

 

アジサイの写真も見えない夫だが　電話で大きな声で笑い

 

沢山元気をもらった

 

 

 

 

一昔前までは考えられなかった文明の利器にも感謝