黄昏どき

老いていく日々のくらし 心の移ろいをありのままに

戦争のない平和な世界を

神田日勝記念美術館

2014年09月06日 | つぶやき

 芸術の秋

爽やかな十勝の風が心地よい今日

鹿追町にある二つの美術館巡りに連れて行ってもらう

Kさんは魅せられて三度も訪れたそうである

広々とした大地の公園に 鹿追町民センターと並んで美術館が建っている

大きく近代的な建築に驚く

町民センターの前庭の

草花で作られた 可愛いけれど堂々とした動物たちが目を惹く



“神田日勝”

開拓農民で 画家となり 強烈な作品を発表し注目されたが 32歳で夭折した

以前北海道立近代美術館で"室内風景”絶筆の“馬” で強い印象を感じたことがある

館内にはベニヤ板に描かれた“馬”を始め大作がずらりと展示されている

鮮やかな色彩で絵具が厚く塗られた違う作風の絵は始めて

 

ベニヤ板に打たれた釘 馬の半身だけ力強く描かれ 鉛筆の薄い線の足や背景

淋ししそうな悲しげにも見える目

イヤホーンの解説を聴きながら ゆっくり鑑賞し 大きな感動を受ける

小学生らしい一団が去った後は数人の入館者だけ

もったいない 素晴らしい感動を与えてくれた作品を

もっと多くの人たちに鑑賞してほしいと思った




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする