黄昏どき

老いていく日々のくらし 心の移ろいをありのままに

戦争のない平和な世界を

旅立ちの時の着物

2019年10月05日 | つぶやき
縁起の良い話ではないが

経帷子(きょうかたびら) 

いわゆる死に装束の話しである


葬儀辞典の解説 による

仏式で葬る時 死者に着せる白い着物 

最近では生前愛用していた服を着せることもあります



近い将来必ず迎えることであり気になっていた


仲良しの和裁師さんに相談すると

最近は白にこだわらなくてよいし 

着物で作る人も多いよといわれる


一張羅の色紋付はもったいないと言われたので


娘時代に作った着物でつくることにし

大分前にお願いしてあった


出来あがり昨夜届いた



これで


いつ死んでもよくなったと思うと


少々嬉しくない複雑な心境になる


夫に 「忘れないで着せてね」 というと


「俺の方が先だ」 と返ってくる


娘たちに

しまってある場所と


必ず着せてほしいことを


伝えなければ・・・・・


単衣で共の布の紐がついている


一度染め直し 

地模様の入った65年前の着物

もし

100まで生きたら大派手 


夫のは早くに用意してある


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