黄昏どき

老いていく日々のくらし 心の移ろいをありのままに

戦争のない平和な世界を

戦争中の出来こと(昭和17年)

2021年12月07日 | 戦争

1942年(昭和17年)国民学校 4年生

 

6月ミッドウェイ海戦で日本軍は大打撃を受けたが

国民には知らされなかった

 

学校でも家でも日本軍は勝っている信じていたし

洋服はほとんどお下がりばかりだったが

生活もたいして変わりなかった

 

 

我家に下宿するようになった

従兄のサッカーの試合を(蹴球・・しゅうきゅうと呼んでいた)

応援に行ったことがあった

 

従兄は20年5月に特攻隊で戦死したが

あの時の試合の情景はは今も脳裏に焼き付いている

 

   

サッカーフランス大会の前に新聞に投書した時の記事と

相手チームの選手だった方からの手紙

 

 

昭和も戦争も遠くなり

知っている人も少なくなった

 

 

夫の話し

その頃樺太に住んでいたが

予科練にあこがれて試験を受けたいと言ったら

教員だった父が

 何も言わずに ただ悲しそうな顔をしたので

諦めたそうである

 

 

お国のために進んで戦争に行くのは当たり前 戦死は名誉なこと

反対できなかった時代だった

 

 

 


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