夫が入院し おひとりさまの暮らしが始まった
鬼のいぬ間の洗濯 のんびりしようと思うが
そうはなりません
寝具類の大洗濯は済んだが 雑然とした部屋の片づけは
出来ないまま 時間だけが過ぎていく
夜
カタッ ゴソッ 小さな音でもびくびくしてしまう
一軒家でないから 安心なはずだが 臆病
何もできなくなり すべて私に寄りかかっていた夫だが
目に見えない存在感は大きい
病室から 河川敷の向こうは石狩川
川向こうの左隅のビルの奥に 我家とおぼしき建物がチラリ
1時からの面会に 行ってきた
酸素吸入をしてもらい 少し楽そうで機嫌がよいが
体は熱かった
婿さんも来てくれたので嬉しそう
冷たいカルピス飲ませて 下着を取り替えたら
30分はあっという間だったが 面会には程よい時間だと思う