黄昏どき

老いていく日々のくらし 心の移ろいをありのままに

戦争のない平和な世界を

勘をたより ばらの撮影

2021年06月30日 | 花・自然

91歳のわが夫

 

写すのはもう無理だけれど 行きたい

ばら園の

雰囲気だけでも味わいたいと思っていたようである

 

 

体調が悪く渋っていると 一人でも行くというので

無理してでもついて行くことにした

 

 

 

「カメラはどうするかな」というので

持って行くことを勧めた

 

重いニコンの一眼レフは

持つだけでも大変 私にはちんぷんかん

 説明書と首っ引きで

夫の言う通り iso400 絞り4 露出をー0.3にセット

スイッチのオンオフも手伝うことにして

シャッターボタンを押せばよいようにセットした

 

 

懇意になった個人タクシーをお願いする

 

人通りが少ない緑が多い道で少し遠回りだったが

約1時間で

秩父別のローズガーデンに着いた

 

小高い丘にあるが

 

身障者用の駐車場が丘の上にあるので

車いすでも楽に移動できる

 

早速

車いすを押しながら歩き 腰かけて

撮影を始めたが

 ファインダーが何も見えないと言う

 液晶画面にしても見えない

方角だけ体で示したがうまくいかない

 

私の下手なサポートをあきらめて 勘で写しはじめた

 

若いころから 写真撮影が趣味だったので

どうにか写すだろう

 

 

真夏日に近い暑さなので 熱射病に注意して

観察を十分にする

 

時々水分補給と マスクを外して呼吸をする

 

50分くらい写し

管理棟まで来て アイスクリーム休憩をした

 

お天気が良いので iso感度を低く設定し直した

 

 

別な道を撮影しながら 車の処に戻ったが

2時間ちかくも経っており

最後はへとへと限界にきている 見かねて車いすを押す

 

 

 

今日パソコンに取り込んで見たが

130枚も写していた

 

 

 

残念なことにiso感度を変更した時に

私が他も触ったのが原因だろう

オーバーで白っぽい写真が半分くらいもあった

 

 

熱中症にもならず 二人とも無事に帰ってきた

 

体力より 気力が勝るのは 良いのか悪いのか

 

見ている方は はらはら びくびく

 

 

今日は

痛い背中や腕を鍼やお灸の治療をしてもらう

 

 

私の撮影もうわの空  私のお粗末写真

 

 

 

 

夫はブログのことは知らない


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