昨日、いつものように仕事帰りにスポーツジムに寄ってサウナに入っていたら、ペットの話をされていた。
ペットのワンちゃんが亡くなって寂しいという話をされる人に、また飼ったらいいじゃない、って慰めの言葉をかける人がいた。70歳過ぎたら、もう売ってもらえないんだよ、・・・。
へえーっ、知らなかった。70歳過ぎると同居人に若い人がいない限り、ペットを売ってもらえないのだそうな。知らなかったなあ。
でもおかしい話だ。先立たれた後のペットのことを考える前に、老境にペットとともに暮らす権利はあるし、老人から安らぎを奪ってしまうのは本末転倒に思える。
不幸にして老人が一人で暮らすことになることはある。老人がペットより先立つこともあるだろう。でも残されたペットは社会が見守る仕組みや制度を作ったらいいだけじゃないのかなあ。
ペットと一緒に暮らす生き方に門戸を閉じ、楽しむ権利を一人ぼっちの年寄りから奪ってしまうのはいたたまれない。
誰でもいつかは訪れる老後の暮らしだ。一人で暮らすことになった場合の老後のQuality of Lifeについて考えさせられた。
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