環境省が全国の名水百選についてインターネットで人気投票を行った結果を公表した。1985年の名水百選の初選定から30周年を記念して行ったイベントだ。
嬉しいことに岡山県北の塩釜冷泉が観光部門の2位に輝いた。4部門とは観光地、景観、おいしさ、秘境地のジャンルのことで、蒜山の塩釜冷泉は観光部門で堂々の2位に選ばれた。観光地と景観の2部門で1位に長野県安曇野市の安曇野わさび田湧水群が選ばれた。
塩釜冷泉は日本二百名山、蒜山三座の中蒜山の登山口にある名水で、いつも渾々と清水が湧き出でている。湧水量は毎妙300リットル、水温は年中10度前後と低いために冷泉と呼ばれている。山を愛する者の端くれとして、地元の山の名水が堂々の2位に選ばれたことはとても嬉しかった。また近いうちに塩釜冷泉を訪れよう。