長野県と山梨県の県境にある金峰山(きんぷざん、2599m)に登った。岡山から車2台で奥秩父に向かい、登山口にある金峰山荘泊。標高1530mにある金峰山荘は清涼な空気に包まれて清々しい。ビールと地酒でくつろぐ。
山荘の前にはクライミングが楽しめる岩峰が林立していて、まるでヨーロッパアルプスのような明るい雰囲気があった。クライミングを楽しんだ若者がテントのそばで夕食の準備をしていた。若い頃の自分を見ているようで懐かしさを感じる。すっかりクライマーが少なくなった今、岩場を攀じる若者が今もいることを素直に喜んだ。
土曜日の朝、山荘を出て金峰山をめざす。快晴だ。首都圏から近く、人気の高い山のようで、多くの若い登山者と出会った。山頂で憩った後、頂上直下の金峰山小屋まで戻り、昼食をとる。
あいにく先月登った瑞牆山も雲に隠れて姿を見せてくれず、また富士山も眺めることはできなかったけど、好天に恵まれて気持ちの良い山歩きができた。