風になれ

大自然のふところで山歩きを楽しむ生活。
いつの日にか、森にそよぐ風になれたら・・

買い物の一日

2016-07-30 | 健康


 今日の土曜日は珍しく山に行く予定がない。すっかり毛が伸びたハンナのトリミングに10時に犬の美容室に連れて行き、そのあと天満屋地下のポンパドールに1週間分のパンを買いに行き、その他の買い物も済ませる予定。カミさんに先立たれて買い物という仕事が増えた。週末にしかまとまった買い物ができないので、何軒か買い物のはしごをする羽目になる。
 どうやら今日は買い物だけで一日が終わりそうだ。


映像と証言でよみがえる広島

2016-07-29 | Weblog


 金曜日の夜、NHKテレビ番組「映像と証言でよみがえる廣島」を観る。ほとんどテレビを見ない生活を送っているけど、面白そうな番組だったので終わりまで観てしまった。
 原爆投下前の写真やのどかな地方都市の生活の話の後、一瞬にして悲惨な状況に陥った家族の話には胸が詰まった。あれから71年。この地球上から戦争が消えることなく、性懲りもなく愚かな人間は国家間の争いを続けている現実の人間社会に絶望する。NHKらしい良い番組だった。


看取りのこと

2016-07-27 | 健康


 昨日の朝、ラジオ深夜便「明日へのことば」で聴いた看取りの家・なごみの里代表理事の柴田久美子さんの話が今も心に残っている。
 義母を看取る立場としては、切実なテーマだ。現役を退いた後は時間が取れるので、十分ではなくてもそれなりの看取りができるはずだ。



 また近い将来、僕が子供たちに看取られることになるので、どういう看取られ方を望むのかを子供たちに正確に伝えておく必要もありそうだ。
 誰でも一度は迎える終末に備えて、身辺整理も含めて看取りについて真剣に考えておかなくてはいけない年齢になったとしみじみ思う。


奥秩父から信濃へ

2016-07-25 | 山歩き


 日曜日の夜、金峰山から戻り、早速、いつものように山で汗した衣類をバッグから取り出して洗濯機をブンブン回す。洗濯機の前で奥秩父の山の空気を懐かしむ。



 次は信濃の船窪岳から烏帽子岳まで歩く予定が入っている。夏の楽しみは尽きることがない。


金峰山に憩う

2016-07-24 | 山歩き


 長野県と山梨県の県境にある金峰山(きんぷざん、2599m)に登った。岡山から車2台で奥秩父に向かい、登山口にある金峰山荘泊。標高1530mにある金峰山荘は清涼な空気に包まれて清々しい。ビールと地酒でくつろぐ。



 山荘の前にはクライミングが楽しめる岩峰が林立していて、まるでヨーロッパアルプスのような明るい雰囲気があった。クライミングを楽しんだ若者がテントのそばで夕食の準備をしていた。若い頃の自分を見ているようで懐かしさを感じる。すっかりクライマーが少なくなった今、岩場を攀じる若者が今もいることを素直に喜んだ。



 土曜日の朝、山荘を出て金峰山をめざす。快晴だ。首都圏から近く、人気の高い山のようで、多くの若い登山者と出会った。山頂で憩った後、頂上直下の金峰山小屋まで戻り、昼食をとる。
 あいにく先月登った瑞牆山も雲に隠れて姿を見せてくれず、また富士山も眺めることはできなかったけど、好天に恵まれて気持ちの良い山歩きができた。


梅雨明け

2016-07-20 | 大自然


 梅雨明け宣言があった。そう言えば、伊豆の天城山から岡山に戻る時、空模様も一変し、吸い込む空気も変わっていることに気付いた。梅雨明けの勘は当たっていた。
 四季のある日本は自然の変化が美しい。今週末は山梨県の金峰山(2595m)に登る。眩いばかりの新緑を今しばらくは楽しめそうだ。


天城山に登る

2016-07-19 | 山歩き


 山の会の例会で静岡県伊豆半島の天城山に登った。お天気にも恵まれて、28名の山仲間と伊豆の温泉と天城の山を存分に楽しむことができた。
 伊豆高原ゴルフクラブの登山口から万二郎岳、万三郎岳を経て登山口まで時計回りに周回した。湿度も低くて、心地よく山仲間と一緒に伊豆の山を歩くことができた。


病気は個性

2016-07-15 | 健康


 病気は個性。朝、ラジオ深夜便「明日へのことば」で一般社団法人がん哲学外来理事長の樋野興夫さんの話の中で出てきた言葉だ。深い意味のある、素敵な言葉だ。



 がん哲学外来という交流の場が全国の町の中にごく当たり前のようにあって、様々な病気を抱えた人たちが話し合えたらどれだけいいだろう。敷居の高い医療機関と患者の垣根を埋めてくれそうだ。病気であっても病人ではなく、安心して人生が全うできるような市民生活が実現したらいいと思う。


日本酒女子の「酒うらら」

2016-07-14 | 日本酒


 日経新聞の地方版の「縦横夢人」欄に岡山県西粟倉村で「酒うらら」という酒屋を営む道前理緒さんの記事が載っていた。
 日本酒好きが昂じて西粟倉村に移住して、「森の学校」(廃校となった小学校)で酒屋を始めた松江市出身の日本酒女子33歳のチャレンジだ。日本酒の伝道師として出張日本酒バーも開かれているのだとか。道前さんは僕と同じ、お燗の方が好きなため、基本的に常温で扱える日本酒に絞られているようだ。今、とかく冷酒が幅を利かせている中で、常温で美味しく飲める酒を探して、「造り手とじっくり話し、飲んで、ほれ込んだものを」選んで、販売されている。
 この記事を読んで、県北で日本酒と真摯に向きあっている日本酒女子がいることを知り、日本酒党の片割れとしてすっかり嬉しくなった。早く「酒うらら」を訪れてみたい。


大美酒造の美保鶴

2016-07-13 | 日本酒


 蒜山高原で酒造りをしている大美酒造に立ち寄った。上撰・美保鶴と純米吟醸・美保鶴の2本買って帰り、早速味わってみると、しっかりとした味わいのある旨し酒だった。
 純米吟醸の美保鶴のラベルをよく見ると、醸造アルコールとアルコール分の表示が修正してあった。せっかく印刷したラベルを修正してまで有効活用するこの飾らない姿勢、田舎の素朴さがまたいい。
 一度も呑んだことのない酒蔵の酒だったけど、いい酒と酒蔵に出会えた喜びがあった。 


18歳選挙権のこと

2016-07-12 | Weblog


 参院選がようやく終わったかと思ったら、都議選の候補者選びでかまびすしい。ちょっとした国の財政規模の大都市、東京都なので、やり甲斐のあるポジションだとは思うけど、またぞろの顔ぶれですっかり消沈した。



 18歳選挙権は若い人が政治や経済に目を向けるきっかけ作りにはなったという点でよかったと思う。身も心も大人に成長する年齢の節目にかつては13歳で元服が行われていたことを思うと、18歳の選挙権は決して早くはない。制度変更によって若い人の声が国政に届くことになり、日本がより良い道を歩むことを願うばかりだ。 


牧歌な朝

2016-07-11 | 大自然


 蒜山で朝を迎えて、外に出ると牧歌の里の風景が広がっていた。これまで何度も泊まった場所なのに新鮮な眺めに喜びを感じる。



 岡山県北に位置する蒜山は県南に暮らす人々にとっては保養地としてのイメージが強い。ジャージー牛などの酪農地帯であり、蒜山大根などの農産物の生産地だけど、清涼な朝の空気を吸っていると別天地のように思える。



 爽やかな朝を迎えて、気分良く車2台に分乗して伯耆大山に向けて車を走らせた。


蒜山BBQと大山登山

2016-07-10 | 健康


 金曜日の夜、14人の山仲間が蒜山に集まって、恒例のバーベキューをした。それぞれ知恵と努力で入手した岩魚、山女魚、鯛、猪肉、鹿肉など山海の幸を材料に、ジビエのバーベキューを楽しんだ。呑み、食い、恒例の岩魚の骨酒にも酔いしれた。



 翌朝、蒜山を発ち、伯耆大山に向かった。駐車場に車を止めて、夏道ルートから大山山頂に登り、元谷に下った。大山の登山道は大勢の登山者で賑わっていて、すでに夏山本番を迎えている様子。
 下山後、大山寺の温泉「豪円湯院」で汗を流してから帰路についた。


親子の距離感

2016-07-09 | 健康


 金曜日の夜、息子夫婦と近くの居酒屋「びんび亭」に行った。いつものメニューを注文。これといったビッグニュースはないけど、近況のことなど四方山話をしながら飲む酒は旨い。大ジョッキの生ビールが瞬く間に胃袋に収まった。
 車で20数分の距離の隣りの市に暮らす息子夫婦が何かと僕とばあちゃんを気遣ってくれている。週に何度かお嫁さんが惣菜を作って、留守の家に届けてくれる。ばあちゃんの入浴介助にヘルパーさんが来られる日は家に来て介助を手伝ってくれている。心優しい息子夫婦に感謝している。
 僕やばあちゃんと息子夫婦がそれぞれ暮らす家は車で20数分の距離なので近いとは言えない。だけど、これくらい離れた場所で暮らすのはちょうどいい距離感なのかもしれない。スープが冷めない距離とは言えないけど、ほどほどに離れて暮らす今の生活に不自由を感じてはいない。改めて考えてみると、適度な親子の距離感って微妙なバランス感覚だと思う。