風になれ

大自然のふところで山歩きを楽しむ生活。
いつの日にか、森にそよぐ風になれたら・・

羽田空港D滑走路

2014-02-28 | Weblog

久しぶりに上京した。羽田空港のD滑走路からの離発着は
はじめての経験だった。東京湾に大きく張り出したD滑走
路までは一番遠いので、航空機が順番待ちしながら徐行で
進んだ。
でも離陸は最高。航空母艦から飛び立つみたいで開放感十
分、気分がよかったあ。

「蒼海に 消ゆ」を読む

2014-02-23 | 薪ストーブ
スポーツジムRSCに行き、バイクを漕ぎながら、「蒼海に
消ゆ」を読む。アメリカ生まれの松藤大治海軍少尉が零戦
の沖縄特攻で23歳の若さで戦死する物語だ。門田隆将の
著書を読むのは福島第一原発の吉田昌郎の「死の淵を見た
男」と台湾を救った根本陸軍中将の「この命、義に捧ぐ」
についで三冊目だが、丹念に人間の生き様を描かれるので
物語にぐいぐいと引き込まれてしまう。そして日本人に
生まれたことに対する感謝の気持ちと日本人であることの
誇りを確認することになる。これほどの読後感を与えて
くれる作家は稀有の存在だと思う。

午後の遅い時間から少しだけ薪割りをする。
玉切りした木が一太刀で割れたときの快感はたまらない。
年末までには十分乾燥して、心まで温めてくれるだろう。
ついつい薪割りにのめり込みそうになったが、腰を痛めな
い程度に早々に切り上げた。

11日の祝日にBalcomのツーリングで大島(愛媛県今治市)
まで行った。風は冷たかったが、RTで久しぶりのロング
ツーリングを堪能した。海鮮BBQで腹ごしらえをしたあと、
遊覧船で潮流体験をした。潮の流れが予想以上に激しい
ことに驚いた。瀬戸内海の潮待ち港の存在が、潮の流れを
見ながら、なるほどなあと思えた。潮をうまく利用すれば
省エネ航行ができるはずだから。


9(NINE)に酔う

2014-02-02 | Weblog

県北勝山の御前酒NINEを今晩の友とする。すっきりした喉越しの銘酒を味わい、ほっこりする。この季節は燗酒もいいが、常温で飲む酒がまた最高。
この9(NINE)というシャレたネーミングの日本酒は女性杜氏辻麻衣子さんが雄町米を使って生み出した旨し酒。くせを抑えたおとなしい味はいかにも女性らしい。
正月に山陰に旅した帰りに辻本店の蔵元を訪ねたが、あいにく正月休みだった。近いうちにまた訪ねてみたい。なにしろ蔵元の光景を眼に浮かべながら呑む酒はまた一段と味わい深くなるからたまらない。

今日は日中17℃ほどの小春日和だった。東京は都知事選で喧しいだろうが、岡山はいたって静か。
ジムでバイクをこぎながら藤原正彦氏の『ヒコベエ』を読む。氏の正義感溢れる少年時代が偲ばれて痛快。