風になれ

大自然のふところで山歩きを楽しむ生活。
いつの日にか、森にそよぐ風になれたら・・

二週連続帰省した娘

2014-11-30 | Weblog


 日曜日の午後、娘を空港まで送っていく。先週に続いて母親を元気づけるために一泊泊まりで帰ってきてくれた。
 カミさんは娘には遠慮せずに買い物やこまごまとしたことを指令できるみたいで、依頼された娘をスーパーやドラッグストアに連れて行った。母親と娘の関係に父親は入り込む余地はまったくない。疎外感すら覚える。
 来週も帰ってくると言いながら、手を振って搭乗口に消えた。遠く離れていても、親子の絆は固く、いざというときは頼りになるものだ。


選挙は景気を刺激する

2014-11-29 | Weblog


 今週末も東京から娘が帰省する。娘の姿と一言が、病床に臥すカミさんをどれだけ元気づけてくれることか。ありがたいことだ。
 羽田発の始発便なので、出発3時間前にスマホにモーニングコールを入れ、2時間前にメッセージを入れたら、これから家を出るという返事が返ってきた。先週は乗り遅れて、次の便で帰ってきた。今週は同じ轍は踏まないみたいなので安心する。

 昨日、日経平均株価が17,459円、118.7円/ドルで円安株高傾向が続いている。その一方でガソリン価格が値下がりしている。原油価格が大幅に下落しているためのようだ。
 衆議院解散により我が家にも政治絡みの郵便物が増えてきた。突然の師走選挙に賛否、意見が分かれるけど、見方を変えると選挙によって印刷業に限らず、人もお金も広く国内で廻るので景気には好影響を与えてくれるはず。廻るお金は他に波及し、景気を刺激する。選挙に伴うコストは700億円とも800億円とも言われているけど、国内で循環するお金だから経済効果を考えたら安いもの。それに引換え、原発再稼働停止によって外国から液化天然ガスなど大量の原発代替燃料を購入し続けるのは国家の富を国外に放出して国を弱体化するだけだ。国外に逃げたお金はあまり国内に還流することはない。
 今回の衆院選ではアベノミクスも原発再稼働問題も消費税増税延期も争点になる。一市民として衆院選を長い目で日本国家の行く末を改めて考えてみる機会にしたい。





日本が国別ブランドランキングで世界一位に

2014-11-28 | Weblog


 日本が国別ランキングで世界でもっともブランド力の高い国に選ばれたというニュースが日経新聞に出ていた。
 国別ブランドは国際的なブランドコンサルティング会社が世界格国のブランド認知を数値化したもので、毎年発表している国別ブランド指標らしい。同社の基準に基づいて「文化や歴史、観光、物産の質の高さを認知するように、その国の生活の質や価値観、仕事のしやすさという要素を同等に強く認知している」評価の結果、日本が世界のトップとなった。一人の日本人として正直うれしい。残念ながら日本のマスコミは自虐的に日本国のネガティブキャンペーンのような報道ばかりに明け暮れているので、つい自国に対して歪んだ評価をしてしまいがちだ。
 実は日本国は世界から高く評価されている。もっともっと日本の良さを、強みを誇りにして、積極的に国内にも世界にも発信しなくてはいけないと思う。

  1 日本
  2 スイス
  3 ドイツ
  4 スウェーデン
  5 カナダ
  6 ノルウェー
  7 米国
  8 オーストラリア
  9 デンマーク
  10 オーストリア


運動不足のストレス

2014-11-27 | 健康


 カミさんが大学病院に再入院してからちょうど2週間。会社、病院、スーパーマーケット、スポーツジム、自宅というペンタゴンの動線を忙しく移動する毎日が続いている。スポーツジムに行ってもサウナとシャワーを手早くすませるだけで、ろくな運動もできていない。
 今、僕は限られた時間の中で、会社から病院に直行してカミさんとのたわいのない会話の時間を大切にしている。何げないとりとめのない話だけど、カミさんの癒しになっていると思うから時間は惜しまない。
 でもその結果、毎日の運動をさぼることになり、運動不足。気持ちのいい汗をかけないことが不完全燃焼というか消化不良のちょっとしたストレスになっているみたいだ。でもアルコールには逃げ込まない。ウィークデー禁酒、週末だけの飲酒の習慣は続ける。

 「ヒトの器官や機能は適度に使えば発達し、使わなければ退化・萎縮する」というルーの法則が頭をよぎる。週末だけでも時間を見つけて強度のある運動をしなくては・・・


ファジアーノ ファン感謝デー

2014-11-26 | ファジアーノ


 ファジアーノからファン感謝デー開催の葉書が届いた。12月6日(土)14:00〜16:00 岡山市北区問屋町のオレンジホールで開催されるようだ。
 今シーズン、ファジアーノは8位に終わってしまったけど、シーズン中は随分と楽しませてもらった。ビールを片手にスタジアムで観戦することが多かった。ワクワクドキドキしながら応援する緊張感がたまらなかったので、何度となくスタジアムに足を運んだものだ。
 ファン感謝デーには行けないかもしれないけど、来シーズンのFagianoのゲームを楽しみにしている。


マクドナルドの500円券

2014-11-25 | Weblog


 息子の工房にお邪魔してお昼をご馳走になる。工房で育てたムキ茸のスパゲティはとても美味しかった。

 空港まで娘を送っていく。荷物検査を通過した後、手を振って視界から娘が消える。やはり別れはちょっぴり寂しい。
 空港から駐車場に向かう時、iPhoneに娘からメッセージ。搭乗待合室から、岡山空港増便キャンペーンでマクドナルドの500円券が当たったとのこと。こんなとこで運をつかったわと喜びのメッセージ。いくつになっても子供だなあと、子供を愛おしがる親の気持ちになって、ほっこりした。


三連休に感謝

2014-11-24 | 健康


 三連休に娘が帰省した。東京で暮らす娘が、入院中の母親の身を案じて帰ってきてくれた。
 何げない親子の会話に、辛い闘病生活のカミさんがほころんでいる。娘が憔悴しきったカミさんのこころをしっかりと支えて勇気づけてくれている。ありがたいことだ。




老いるということ

2014-11-21 | Weblog


 今年4度目の入院。カミさんが入院生活をしている間、僕の生活パターンは入院シフトにスイッチする。
 仕事が終わると会社から大学病院に直行して、院内のスタバでコーヒーを買い、病室に向かう。カミさんと病状のことや子供たちのことなど、つかの間の会話を楽しむ。病院を後にスポーツジムに立ち寄りサウナとシャワーだけ済ませてスーパーマーケットへ。食べきりサイズの総菜などを買って帰宅。お湯を沸かしてインスタントみそ汁にチンした総菜で一人だけの寂しい食事。その間に洗濯機を回すこともある。耳が遠くなった義母はすでに一人で食事を済ませているし、会話らしい会話はない。一日が単調に、静かに過ぎる。会話のない家。



 人には天命があり、必ず別れがある。いずれカミさんとのお別れもある。どちらが先に逝くかは天命だからわからない。でも、どちらかはいずれ一人になり、一人で生きて、生活していくことになる。
 今はそのための助走、独居老人に向けたトレーニングなのかなあとも思う。
 法然の言う「易行往生」、親鸞の言う「自然法爾」の境地に少しずつゆっくりと近づいている。そういう安らいだ心が自然と得られるから、老いるのはまんざら悪くない。老いることはありがたいものだ。


スターバックスのプリペイドカードを作った

2014-11-20 | Weblog


 消費税率を10%に引き上げる時期が2017年4月まで延期されることなり、その是非を争点として信認を問う衆院選の投票日が来月14日に決まった。慌ただしく決まった師走の選挙日程により、投票日がかぶった赤穂義士祭のイベントを行う赤穂市が頭を抱えているという笑うに笑えないニュースもあった。
 消費税率がまだ当分の間、8%のままになりそうなので、スターバックスのチャージ式プリペイドカードを作ることにした。スターバックスのレジで一円玉をやりとりするのが億劫だった。でも10%になればそんな悩みは解消されるので、今しばらくの辛抱だと観念していたが、いくらなんでも2年半先までは辛抱できない。
 早速使ってみると、驚くほどレジでの支払いが快適になった。これでお財布が小銭で膨れあがることもない。 



 朝晩、一段と寒くなってきた。忘年会シーズンの幕開けも間近だ。その一回戦が今週末の金曜日に焼肉レストランで開宴される。お財布にも寒い季節がやってくる。


ペレットストーブこそ再生可能エネルギーの最先端

2014-11-19 | 山歩き


 日曜日に三段峡を歩いた後、「いこいの村ひろしま」の温泉に浸かって帰った。館内のロビーで炎が揺らめくストーブが目に入ったので近づいてよく見るとペレットストーブだった。
 ペレットは岡山県真庭市にある銘建工業がバイオマス事業として集成材を作る過程で出る木材の屑を固めた燃料だ。中国地方では少しずつ普及している。木は循環型資源の代表格なので、地味だけど再生可能エネルギーの最先端を走っていると言ってもいいくらいだ。



 空気を送るためのモーター音が少し聞こえたけど、外観は薪ストーブだ。熱量もある。化石燃料からバイオマスに、中国山地から始まったしなやかな変化を感じながら、湯上がりの身体を冷やさないようにストーブでほっこり温もった。


75歳まで働き続ける長寿社会

2014-11-18 | Weblog


 月曜日の夕方、「高齢化、経済のグローバル化と地方経済」と題する山本謙三氏の講演を聴いた。山本氏はNTTデータ経営研究所取締役会長だ。
 2060年に予想される人口は現在の2/3で最大勢力は80歳代後半の女性なのだとか。女性の生命力の強さがより鮮明になるようだ。85歳以上の女性のお一人様世帯の多い社会ってどうなんだろうって想像してしまう。年金、医療、介護など財政赤字の社会保障費が増え続け、生活費や医療費など長生きリスクがますます高まるはず。長寿化に見合って75歳まで長く働き続けて、社会保険料を支払い続けなくてはいけない社会になるのだろう。



 岡山市は県内や県外から人口流入のある三大都市圏に近い傾向のある地方都市だ。生活利便施設へのアクセスが優れている。特に医療面では岡山大学医学部付属病院や川崎医大付属病院、国立病院、済生会病院、岡山市民病院などレベルの高い医療サービスが充実している。医療という切り口で、女性と高齢者が活躍する高齢化社会に対応したビジネスモデルが岡山モデルとして生まれる日を夢見ていたい。


金沢「森八」の和菓子を想う

2014-11-17 | Weblog


 昨日と今朝、ラジオ深夜便『明日へのことば』で金沢の和菓子の老舗「森八」の女将、中宮紀伊子さんの話を聴く。歴史や伝統の重みを背負って、倒産の危機をみごとに乗り切り、370年続く老舗を守った女将の生き方やお客様や社員と向き合う姿勢に色々と考えさせられた。



 女将の話を聴いていたら、「森八」の長生殿や千歳を食べたくなった。僕は甘辛両党なので、和菓子も大好き。虎やの羊羹も翁軒の調布も伊部屋の大手饅頭も大好きだ。金沢の「森八」は前田藩御用菓子司として藩主の寵愛を受けたように、全国の老舗の和菓子店は時の藩主の庇護を受けて育てられた土地の文化と言えるのかもしれない。
 


三段峡を歩く

2014-11-16 | 山歩き


 晩秋の三段峡を歩いた。三段峡は広島県の名勝の地だけど、これまで一度も訪ねたことがなかった。
 すっかり一面が落ち葉だらけで、紅葉シーズンは終わりを告げていた。



 紅葉の見頃は終わっていたけど、人は多かった。30人を超える韓国人の山歩きグループとすれ違ったり、欧米人も多かった。



 三段峡正面口から歩き始め、黒淵で休憩を取り、葭ヶ原で昼食。三段滝を通り餅ノ木まで歩いた。十分に名勝と言われるだけある美しい渓谷を堪能できた。


羽田沖から富士山が見えた

2014-11-15 | Weblog


 カミさんと上京して岡山に戻った3日後、また羽田に降り立った。一泊の東京出張。朝一番のJAL便で羽田空港に下降すると頂上が冠雪した富士山がきれいに見えた。東京から富士山がこんなに近くに見えるなんて驚きだった。



 富士山は日本人の心の故郷なのか、自然と見とれてしまう。窓越しに僕と同じことをする人が他にもいて、スマホのシャッター音が機内に鳴り響いていた。


時を慈しむ小さな旅

2014-11-13 | Weblog


 わずか三日間だけの東京の旅はまたたく間に終わった。華やかな国立劇場の舞台と皇居は生涯忘れることのない良い思い出になった。



 これから先、カミさんとどれだけ一緒にでかける旅ができるかわからない。どれだけの時間を一緒に過せるか、喜びを分かち合えるかわからない。そう考えると日一日、時を刻むことの重みや大切さが身にしみる。



 カミさんはまた入院生活に入る。退院するまでの間、また僕はしがない独居生活のような義母との二人暮らしをすることになる。



 人生に残された時間、できる時にできることを自然体でしよう。カウントダウンで生きる考えはないけれど、時を慈しみながら大切生きたいとは思う。カミさんと共感できる時空を大切に一緒に過したい。



 岡山空港に戻った。東京というとてつもなく強い輝きを放つ異空間からやっと自由な田舎の生活に解放された実感が湧く。僕の暮らしは学生時代から永く暮らす、気候温暖なこの地にある。