風になれ

大自然のふところで山歩きを楽しむ生活。
いつの日にか、森にそよぐ風になれたら・・

ご近所のお散歩デビュー

2015-08-31 | トイプードル


 週末の朝晩、ハナを連れてご近所を散歩した。この町内で暮らし始めて33年ほど経つのに家の近所を歩くことがほとんどなかった。いつも車に乗って走り過ぎるので、じっくり表札を眺めることもなかった。聞いたことのある名前の表札を見つけて、ここのお家だったのかとか、手入れの行き届いた庭木を観察したり、ハナの散歩は新しい発見もあって僕にも面白かった。
 ハナはお散歩デビューしたばかりなので、短い距離しか歩けない、いや、歩かない。百数十メートル歩くとハナは不安そうな表情で座り込んでしまった。これ以上先に進むことを拒むので、引き返すことにする。帰りはスタコラとテンポよく歩いて、家に戻った。

週末の雑事

2015-08-30 | 健康


 息子夫婦が泊まりにきてくれたので近くの居酒屋にでかけた。ばあちゃんやハナのことなど話題は尽きない。ヱビスの生を中ジョッキー2杯と御前酒の燗酒をコップ2杯飲んで自宅に戻った。
 ウィークデーにできなかったことを週末にやっつけるのがいつもの計画だけど、思い通りにはなかなか片付かない。生垣の剪定をして、雨具の上下を2セット、防水加工スプレーをして、買い物、掃除、洗濯をしたりしたら週末が終わってしまった。

Pierothの白ワインと直球メール

2015-08-29 | 健康


 山の会の会長から、このブログ「風になれ」は君なのかという直球のメールが入った。別に隠す必要もなかったけど、友人知人には知らせないまま、数年来、このブログに本音でつぶやいてきた。だからつぶやきに嘘や偽りは一切ない。すべて本音で思いつくまま自分の心の中を表白してきた。情けないほど弱虫で泣き虫の自分も包み隠さず表白してきた。だから友人知人に、このブログが僕とわかった上で読まれるのはかなり気恥ずかしい。
 いずれはバレる運命だったのかもしれないから、真っ先に山の会の会長に気付かれたことは僥倖としょう。

 昨日の夕方、ひょんなことからワインのPieroth Japanのセールスを自宅に迎え入れた。ワインの試飲販売だ。8種類のワインを試飲して、やっぱりPierothのBlue AusleseとBlue Kabinettに落ち着いた。数日後には届くはず。
 そういえば何年も前のことだけど、山の会の会長から同じPierothのワインを一本頂いたことがある。今回の直球メールとPieroth、どうも因縁めいている。


ハナの食事をめぐる小競り合い

2015-08-28 | トイプードル


 仕事から戻るとハナのサークルの中に小さなお皿がぽつんと残っていた。普段、食事に使っている見慣れたお皿だ。また、やられたあ!
 ばあちゃんが何かをハナに与えたようだ。
 ばあちゃんに、ハナに何かをやったのかって訊ねても、何かやったかなあ・・って惚けられる始末。何もやらなくていいからってホワイトボードに警告してあるけど、長くは効き目がなさそうだ。
 言うことを聞いてくれないので、ばあちゃんを叱りすぎたら逆ギレされてしまい、ハナは散歩にも連れて行ってもらえず、毎日家の中に閉じ込められて不幸せだと言い出した。説明しようとしても、気に入らないこと、聞きたくないことには、何も聞こえないフリをするという奥の手を使われるので、ハナを散歩に連れ出さないのは、まだ獣医さんから予防接種が完了していないので散歩は禁じられているからだと説明するのも止めた。
 ばあちゃんとまだまだハナの食事をめぐっての小競り合いは続きそうだ。

星に手のとどく丘キャンプ場

2015-08-27 | 大自然


 日本経済新聞に連載中の倉本聰さんの「私の履歴書」がますます面白くなってきた。1981年10月9日から放映が始まる「北の国から」の黒板五郎のキャスティングで高倉健さんや中村雅俊さんや西田敏行さんの名前も挙がっていた。結局、一番情けなさそうな役者さんということで田中邦衛さんに決まったのだとか。黒板五郎は田中邦衛さんでなくては、他の役者さんでは務まらないと今になっては思うけど、高倉健さんが役作りをしていたらどんなドラマになっていただろうと想像するのも楽しい。
 
 かつて「北の国から」の舞台となった富良野の空気に触れたくて、春のゴールデンウィークにカミさんと車で舞鶴から北海道に渡り、富良野の「星に手のとどく丘キャンプ場」にベースキャンプを張って富良野を満喫したことがあった。麓郷にも吹上温泉にも行った。キャンプ場には5泊したけど、長く滞在した新記録だと言われたキャンプ場の前川オーナーの笑顔が懐かしく思い出される。カミさんと一緒に再訪することはできなくなったけど、また「星に手のとどく丘キャンプ場」でキャンプをして、美味しいジンギスカンを味わい、焚き火を囲んで夜更けまで美しい星の降る丘で静かに酒を呑みたいものだ。


仁者楽山で生きよう

2015-08-26 | 健康


 昨日、書いたブログの内容「智者楽山、仁者楽水」に対して微妙に違和感を覚えたので調べてみると、案の定、智者楽山、仁者楽水は誤りだった。
 孔子の論語に「智者楽水 仁者楽山」とある。

  子曰、智者楽水、仁者楽山、
     智者動、仁者静、
     智者楽、仁者寿。

 やはり智者より仁者がいい。仁者は山を楽しむ。仁者は静的で、仁者は長く生きる。これでいこう。


智者楽山 仁者楽水

2015-08-25 | 山歩き


 山の会の会長が、ある会合で台湾の先生から披露され、箸袋の裏に書いてもらった八言詩を見せてもらった。

   智者楽山 仁者楽水

 僕は智者でも仁者でもないし、山も川も海も楽しむけど、どちらかといえば智者楽山かなあと思う。自然大好き人間なので、どちらでもいいけど。



 ハナを5日ぶりにシャンプーした。お湯を怖がっているわけでもなく、体を洗っている間はただ緊張して神妙になされるがままになってくれるのでシャンプーは短時間で済む。タオル3枚を使って濡れた体の水分を拭き取るとまた元の美しい光沢のあるアプリコットの毛並みに戻った。
 湯上がりで火照ったハナを腕枕に昨晩も早目に寝た。


夏の終わり

2015-08-24 | 健康


 今朝はかなり涼しくて爽やかだ。窓を開けると秋の空気が感じられた。夏の終わりを肌で感じる。
 50%除湿に設定しているエアコンもおとなしく作動している。この夏、ハナのためにフル稼働してきたエアコンも静かだ。
 新しい一週間が始まる。昨日の三倉岳でリフレッシュしてエネルギーを充電できたので、新しい一週間のスタートの今日は気持ちも爽やかだ。やっぱり山はいい。


三倉岳

2015-08-23 | 山歩き


 久しぶりに広島の三倉岳に登った。Bコースの朝日岳から登り、中岳、夕日岳を経由してAコースを下った。晴天に恵まれて、気持ちのいい山歩きができた。山の会の大勢の仲間と久しぶりに一緒に歩くことができた。良き山仲間と満足のいく良い山行ができたことに感謝だ。
 夜9時前に家に戻り、ハナちゃんのご飯をして、洗濯機を回し、鶏のささ身を焼いて今晩のアテを作り、ビールと焼酎で自分の労をねぎらい、洗濯物を干すと遅くなってしまった。

初めての散歩

2015-08-22 | トイプードル


 ハナの初めての散歩のために、ハナを連れて車で息子の工房に向かった。工房の前の木陰の小径で散歩デビューを飾らせたかった。
 最初、ハナは記念すべき散歩の第一歩が踏み出せず、スタート地点で尻込みしてお座りしてしまった。初めてつけたリードと首のカラーにも違和感を感じているのだろう。リードを引っ張ると後ずさりする始末。木漏れ日の舗装道路を歩くのも初めてで、明らかに緊張のため全身がこわばっている。小径に落ちている枯れ葉や小枝や小石にも興味津々の様子だけど、一歩が踏み出せないでいた。僕も気長に待つことにした。ハナは一歩も前に歩めず、固まったままだった体も、しばらくすると緊張もほぐれて少しずつ恐る恐る前に歩き始めた。僕も超スローペースで歩く。50mほどの木陰の小径を歩いて引き返し、もう一度同じ道を歩いた。2往復して、初めての記念すべき散歩を終えた。
 散歩デビューはハナにとっては勇気のいる冒険だったのだろう。帰宅する車の中でハナはおとなしく居眠りしていた。


iOSアップデートに不安と期待

2015-08-21 | Mac


 iPhoneのiOS 8.4.1のソフトウェアアップデートの案内が入ったので、早速アップデートした。前回のアップデートでは、電波を拾う力が低下してつながりにくくなってしまった苦い経験がある。これまで圏外になったことのない場所で、初めて圏外表示になってしまっていることに気付いたたときは愕然とした。今回のアップデートの案内を見たとき、一瞬ためらいがあったけど、Apple社さんのことだからきっと改善されているだろうと、早速アップデートした。圏外トラブルの結末は今日出社すれば明らかになる。もちろん改善されていることを強く期待している。




長谷川裕子さんの映画「いきたひ-家族で看取る」

2015-08-20 | 健康


 僕の腕枕でスヤスヤ眠るハナを手で撫でながらラジオ深夜便「明日へのことば」を聴く。映画「いきたひ-家族で看取る」のこころと題する長谷川裕子さんのお話しだ。なごみの里の看取り士・柴田久美子さんの看取りの活動に密着して生と死を取り上げる。たくさんの死に逝く人を家族とともに看取ってきた看取り士さんだ。夫を看取った経験のある長谷川裕子さんならではの最期の刻まで寄り添うことの大切さを説く一言一言が心に響く。最期の時間に死に逝く人から看取る人に命がバトンタッチされる。これから先、死に逝く人と残される人たちに寄り添う看取り士の活躍がますます期待されるだろう。

倉本聰さんの「私の履歴書」

2015-08-19 | 田舎暮らし


 トイプードルの子犬、ハナが家にきてからちょうど一ヶ月。今ではすっかり家族の一員になっている。
 いたずら盛りで色んなものをかじったり、散らかしたり、トイレを失敗したり、手を焼くこともあるけど、家族が増えて少し家が明るくなった気がする。

 今、日本経済新聞の「私の履歴書」に倉本聰さんのこれまで歩んできた人生模様が連載されている。破天荒だけど自分に正直に生きてきた生き様が実に面白い。倉本聰さんのこの連載に影響されて、最近、「北の国から」のCDをよく聴いている。さだまさしさん作曲の一連のテーマ曲はどれもすばらしい。
 日本のテレビ史上、「北の国から」は最高傑作だと思うけど、これから先、これを越えるドラマが生まれるかどうかわからないと思うのは僕だけではないだろう。

OSPREY社製バリアント52のクライミングパック

2015-08-17 | 山歩き


 4日間のお盆休みが終わった。お線香をあげにきてくれた古い山仲間や友達と盃を交わし、旧交を深めることができた。
 家にいてカミさんの初盆を務めなくてはならないという思いが強くあったので、連休にまったく山に入らなかった。山に入れなかった悔し紛れではないけど、夕方、山用具店「アシーズブリッジ」まで車を走らせ、OSPREY社製のクライミングパック、バリアント52のザックを注文して帰った。3サイズあるうち、僕が希望するLサイズがなかったので、2016年モデルを来月の入荷まで待つことにした。
 今使っているKarrimor社製Cougar 50-75はすっかりくたびれている。担ぎやすい優れものザックで、一緒にあちこちの山に行ったけど、経年劣化で特にザックの裏面の防水加工がぽろぽろと剥がれて汚らしくなっている。すでに替え時を迎えている。
 初盆を終えて、少しずつ気持ちを整理しながら山に向かう心境に変化が起きている。

山とハナの話は尽きない

2015-08-16 | 日本酒


 夕方、二組の友人夫妻がお線香をあげに来てくれた。提げてきてくれた青森の特別純米酒「田酒」(西田酒造店)を愛でる。一組の夫婦は午後3時に信州から戻ってきたばかり。このお盆休みに槍ヶ岳に登りに行っていたけど、天気がよくないので早々に切り上げて帰ってきたと口惜しがる。
 ハナちゃんのお披露目でも盛り上がった。どちらの夫婦も愛犬家。ただ、どちらも数年前に愛犬たちを見送り、今はまだ新しいワンちゃんがいない。ハナのしつけのアドバイスもいっぱい受けた。犬や山の話題で酒がすすみ、夕方6時から延々と飲み始めて、夜中の1時前にお開きとなった。仕上げは信州土産の新鮮なとうもろこしをラップしてチンして頂いた。夏の高原の香りが口の中に広がった。ビールと日本酒を飲み続けた結果、「田酒」の一升瓶は申し訳程度残ったけど、倉敷・純米吟醸「伊七」と高梁市成羽の夏吟醸「大典白菊」はみごとに空になった。
 生前、まったく酒が飲めないカミさんは酒飲みの賑やかな会話をそばで静かに聞くのは好きだった。きっとカミさんの一番の供養になったはず・・と酔っ払いを自己正当化して、ハナを抱きかかえて寝た。