風になれ

大自然のふところで山歩きを楽しむ生活。
いつの日にか、森にそよぐ風になれたら・・

山本寛斎さんの下積み時代

2020-07-30 | 健康

 今朝のラジオ深夜便「明日へのことば」で山本寛斎さんの話が再放送された。先日、急性骨髄性白血病で急逝されたため、追悼のために番組を変更されたようだ。

 これまで山本寛斎さんが歩んでこられた人生を振り返って興味深い話の数々に耳を傾けた。7歳で両親が離婚され、父親の育児放棄により高知の児童養護施設に送られてそこで育つ。大学在学中にファッション界で生きていくことを決意して人生の舵を切り、大学を中退。コシノジュンコさんに師事、・・・。その後、パリコレなど華々しいファッションの世界を歩まれたので、順風満帆の道を歩んでこられた山本寛斎の印象が強いけど、そこにいたるまでには赤貧の下積み生活と苦悩があり、その過程で感性が磨かれ、精神も鍛えられ、スパイラルアップしてこられたことをあらためて知る。

 日本では控えめが良いとされがちな強い個性という価値に海外のロンドンで気づかされ、自身の強烈な個性を前面に出した前衛的な美の表現が一気に花開いたのかもしれない。来年の東京オリンピックで、世界のファッション界に知れ渡る山本寛斎さんならではの演出が見られないのはとても残念に思う。


コロナの功罪相半ば

2020-07-29 | 健康

 梅雨明け間近なのか、週間天気予報は晴れマークが並び、気分がいい。その一方で岡山県は昨日も2人の新型コロナウィルス感染者が出た。これで県内の感染者が65名だ。

 GoToトラベルキャンペーン下、県知事はGoToは近場でと自粛を求めている。感染状況から判断すると、まずは県内でというのが適正なGoToだとは思う。

 昨日も東京と大阪を結んでWeb会議を行った。田舎にある土着型の会社だけどWeb会議がすっかり定着してきた。コロナのお陰と言っていい。Web会議やリモートワークなどは都会のワークスタイルだと思っていたけど身近に感じられるようになってきた。今回のコロナ騒ぎで仕事全般の洗い出し、労働価値と働き方の見直しなど社会全体で大きな変化を生む節目になるんだろうなあ。ライフスタイルも生活習慣も変わる。将来、歴史を振り返ったときにコロナの功罪相半ばする評価や分析をされることになるとちょっと情けない気もする。


薬の処方

2020-07-28 | 健康

 連休が明け、お昼休みの45分間ウォーキングを再開した。うだるような蒸し暑さだったので、会社に戻るとワイシャツはビショビショ。見苦しい姿を晒すのは気がひけるけど、このウォーキングの楽しみの大きさに比べると・・・。

 昨日は娘が月に一度の診察日だった。検査の結果、思わぬγ-GTPの値が少し高かったので薬の処方を少し変えてもらったのだとか。γ-GTPの値にシグナルが付くなんて初めてのことだ。

 この連休中、5日間も毎晩、娘は僕の晩酌に付き合ってくれた。γ-GTPは晩酌を続けた結果じゃないのかなあと言って顔を見合わせて大笑い。でも、マジでその可能性はありそう。

 娘は何種類かの薬を毎朝飲んでいるけど、処方が変わったため曜日によって薬の種類と量が変化することになり、薬を毎朝準備する担当の僕には少し煩雑さが増すこになってしまった。身から出た錆なので仕方ないかあ。


4連休が終わる

2020-07-27 | 健康

 何となく4連休が終わってしまった。結局、記憶に残るようなイベントも、これといった外出も一切せず、ただだらだらと家の中とスポーツジムで過ごした。

 ウィークデイは酒を飲まない習慣だけど、この4連休は特別で、連休が始まる水曜日の夕方から5日間、夕食には欠かさず酒を飲んだ。こんなことは正月以来のことで、幻のオリンピックのお陰だ。

 さあ、今日から心身に喝を入れて、日常生活をスタートさせよう。

 

 


ペットロスのこと

2020-07-26 | トイプードル

 土曜日の朝日新聞「be on Saturday」にペットロスの記事が載っていた。日本ペットロス協会代表理事の吉田千史さんが2000年に立ち上げた日本ペットロス協会発足の動機やグリーフカウンセリングのことなど興味深く読んだ。

 ペットを室内飼育する傾向が強まり、四六時中一緒にいるので愛着も深まりペットロスが重症化しているのだとか。

 ストレスの多い社会だからペットに精神生活を支えてもらっている飼い主も多いはずだ。ペットは子供であり、パートナーであり、心強い相棒だから失った時の喪失感の大きさは想像できる。吉田千史さんが予防法の一つに「ペットに依存しすぎず、ほどよい距離をとる」を挙げられていたけど、言うは易く、行うは難しだ。

 ハンナを失った時の悲しみなんて今は想像したくもないけど、いつか必ずくるその時のために心の修養はしておかないといけないなあ。僕にとってハンナはとても大切な存在だけど、後を追って命を断つ勇気もないし、悲しみから立ち上がらないといけないのだから・・・。

 


ステイホームする連休

2020-07-25 | 健康

 4連休に入ったものの、岡山県知事の自粛要請を受けて真面目にステイホームを続けている。その上、連日、冴えないお天気なのでテンションが上がらない。

 唯一の気晴らしはスポーツジム。昨日もトレッドミルでランニング&ウォーキングを1時間して、大汗かいてさっぱりした。

 梅雨明けは近い。夏本番になればテンションも少しは上がるだろう。Hand Panの演奏をバックグラウンド・ミュージックに、よろずの本を読んで過ごすのも悪くはないけど・・・

 アウトドアの世界が恋しくなると雑誌BE-PALをパラパラめくりながら逍遥する。記事を読んで大自然の雰囲気を味わって満たされない心を癒す。

 Amazon Prime Videoで映画『マリと子犬の物語』と『僕のワンダフル・ジャーニー』を観た。何度同じ映画を観ても感動できるものだ。生きとし生けるものは生まれ変わると考えることができれば、自然界の生と死がどれだけ愛おしく、慈しむことができることか・・・。


はしもとみおさんの木彫り動物の世界

2020-07-23 | 健康

 新見美術館で開催中の『はしもとみお木彫り動物の世界展』に足を運んだ。犬、猫、熊などの木彫りの作品が多く展示されていた。中でもワンちゃんの木彫り作品が多く、その表情の豊かさに圧倒された。

 これほどまで動物の自然な表情を大胆かつ繊細に木彫りで表現するのはすごいの一語に尽きる。今にも動き出しそうな自然さだ。そして作者の動物への慈しみと愛情が作品の一つひとつに滲み出ている。

 つい展示室の中を行ったり来たりしながら思わぬ長い時間、心ゆくまで鑑賞を続けた。

 眺めれば眺めるほど、はしもとみおさんの木彫りの世界にハマりこむ。展示室に漂う優しさに酔ってしまった。ワンちゃんの純粋な眼差しやしぐさは見飽きることはなかった。

 ハナちゃんを連れて行ったので娘と美術館の入口で交代して鑑賞した。先に娘が、あとで僕が入館し、二人とも見終えた後、娘と僕はともに、はしもとみおさんの作品を絶賛しあった。

 美術館の外で長い時間、待ち続けてくれたハナちゃん、もし木彫りのワンちゃんに会わせてあげることができたら一体どういう反応をしたのかなあと想像する。すり寄ってクンクンしたかもしれないなあ。

 はしもとみおさんの素晴らしい作品に出会え、心が満ち足りる日曜日になった。

 さあ、今日から4連休だ。あいにくお天気はさえない予報だけど・・・


野球の応援

2020-07-19 | 健康

 野球部の試合の応援に娘とハナを連れて県北の野球場に向かった。

 躍動する若者たちを応援するのは楽しい。娘も楽しそうに声援を送り続けていた。

 第一試合を勝ち進み、第二試合まで時間があったので井倉洞を見に行った。あいにく洞の中が浸水していて入れなかったけど、散策をして昼食をすませてから野球場に戻った。


四万十川の沈下橋

2020-07-18 | 大自然

 3日目。朝、宿を出て四万十川の沈下橋に向かった。

 橋に欄干を付けない防災の知恵に感心するけど、歩いて渡ってみると不安感を覚えるものだ。大雨で増量した四万十川の水に勢いが感じられた。

 買ってきた四万十川の鮎の塩焼きを川辺で食べてから、全員で石投げ遊びに興じた。

 

 夕方、自宅に到着。3日間の高知の家族旅行が終わった。


エメラルドグリーンの柏島の海

2020-07-17 | 大自然

 翌日は朝食後、幡多郡大月町にある柏島に向かった。この島はダイビングスポットとして有名で、海水の透明度の高さで広く知られている島だ。

 足摺の宿から西に50km余りのドライブだ。

 1時間ほどで柏島に着く。駐車場に車を停めて柏島港の散策を始めた。

 大雨の影響があったけど、聞きしに勝る透明度だった。「沖縄の離島なみの驚異的な透明度」という表現は決して誇張ではなかった。

 孫は砂浜に下りて砂遊びを始めた。

 エメラルドグリーンの海は目に優しくて見飽きることはなかった。ただボーッと眺めているだけで楽しかった。

 静かな島でのんびりと過ごしてから宿に戻った。


大岐海岸

2020-07-16 | 大自然

 大方浮鞭の浜で遊んだ後、次に土佐清水市の大岐の浜に向かった。一昨年、息子ファミリーと大岐の浜に立ち寄ったことがあり、それ以来、すっかり皆が気に入る浜辺だ。今回の旅でもこの浜辺を再訪することに全員が賛成した。

 お天気も良くなってきて空も明るくなった。

 白砂の美しい砂浜は絶景だ。孫は砂遊びをしたり、波打ち際ではしゃぎ始めた。

 僕は開放感溢れる白砂の海岸をハンナとのんびり散歩を楽しむ。大岐の浜を歩くのは一年半ぶりだ。

 ここも波が大きくてサーフィンが楽しめる場所だ。波と戯れるサーファーたちを眺めながら散歩を続ける。

 頭の中を空っぽにして過ごす満ち足りた時間。聞こえるのは孫のはしゃぎ声と波の音だけ。

 砂浜は僕の家族とサーファーの姿だけだ。まるでプライベートビーチだ。

 ハナちゃんも広い砂浜を自由気ままに歩くのは楽しそうだ。ぶらぶらと歩き続ける。

 砂浜でそれぞれのんびりと過ごしてから、大岐を後に今日の最終目的地、足摺の宿に向けて出発。すでに車の走行計は300km近い走行距離を刻んでいた。


大方浮鞭の浜

2020-07-15 | 健康

 最初に訪れた砂浜は高知県黒潮町の大方浮鞭の浜だった。サーフィンポイントとホエールウォッチングで有名な場所だ。

 砂浜で砂遊びするのが大好きな孫は満面の笑みで大はしゃぎ。さっそく砂遊び道具を持ち込んで砂遊びに没頭し始めた。

 僕は瀬戸内海の穏やかな海が好きだけど、太平洋の荒々しい波の海も嫌いではない。

 強い風に吹かれながらハンナと一緒に砂浜を散歩した。だだっ広い砂浜をのんびりと気持ちのいい散歩が楽しめた。


高知の旅

2020-07-14 | 田舎暮らし

 梅雨の合間を縫って高知に向けて車を走らせた。息子ファミリーと娘を乗せて瀬戸大橋を渡った。

 午後、太平洋の海とご対面。孫は砂浜で砂遊び。僕はハンナを連れて砂浜を散歩した。

 どんより曇った梅雨空が午後過ぎから明るくなってきた。雨を覚悟していたので、予想が外れて気持ちまで明るくなった。

 波乗りを楽しむ若者たちの姿があり、夏の到来を感じた。


お昼の散歩

2020-07-10 | 健康

 アウトドア月刊誌「BE-PAL」8月号が届いた。コロナ禍を受けて、表紙には「ご近所アウトドア遊び」という文字が踊っている。大自然を求めて遠出できない事情を汲んだ心にくい特集だ。

 付録にはCHUMS社のロゴの入った真っ赤な冷感タオルがついていた。水で濡らして首に巻くと体温が下がるらしいけど、試してみるのはいつのことになるやら・・・。

 昨日も日傘を差してお昼休みに45分間の散歩に出かけた。お宮さんの階段を上って折り返すあたりが一番楽しい。景色が絶景だ。特に湿度が高かったので汗が噴き出た。ワイシャツはびしょびしょ。

 それでも散歩で一汗かくと気持ちがいい。気分がリフレッシュする。僕にとってこの散歩は「ご近所アウトドア遊び」に通じるかもしれない。当分、このお昼の散歩は止められそうにない。


Listen to my body

2020-07-09 | 健康

 長く降り続いた雨も上がり、久しぶりに青空の下、毎日続けているお昼の45分間ほどの散歩が特に気持ちよく楽しめた。

 活動量計のFitbitの計測によると過去28日間(4週間)の平均歩数13,026歩。目標としている10,000歩はなんとかクリアできている。

 健康管理センターから2月の健診でひっかかった項目について2次健診の確認の通知が届いた。2次健診は受けていないし、受けるつもりもない。また来年の2月頃に健診を受ける予定なのでそれまで自己管理だ。

 早期発見、早期治療が大切なことはわかるけど、第三者にチェックされるよりも自分自身の自己管理能力を信じたい。僕の身体は自分で守る。注意深く自分の体調、体の状態を観察して維持向上させることを心掛けたい。第三者から示された数値や基準にむやみに振り回されたくない。Listen to my bodyだ。