風になれ

大自然のふところで山歩きを楽しむ生活。
いつの日にか、森にそよぐ風になれたら・・

W杯アジア最終予選で勝利

2017-08-31 | ファジアーノ


 サッカーのワールドカップ・アジア最終予選で日本チームはオーストラリア戦を2−0で勝利した。来年のワールドカップが楽しみだ。
 今晩は試合の最初から終わりまでテレビの前に釘付けとなり、ビールを飲みながら応援を続けた。
 前半41分にゴール前のクロスを浅野が左足で合わせて先制。後半37分、日本2点目となる井手口が右足を振り抜きゴール。気持ちのいい試合展開だった。シュートを決めた選手が21歳と22歳の最年少組というのも爽快だった。
 世界中の強豪サッカーチームに移籍して鍛え上げられた日本選手たちだけど、21歳と22歳の若いメンバーが大事な試合で得点をあげたことがすばらしかった。ついつい知らぬ間にビールをロング缶2本とレギューラー缶1本を美味しく飲んでしまった。


伊達公子さんの引退

2017-08-30 | Weblog


 テニスの伊達公子さんが遂に現役引退を決断したようだ。今、46歳と聞いて驚いた。46歳という年齢までプロのテニスプレーヤーとして競技を続けられた強靭なスピリットに改めて感動を覚える。
 テニスで日本史上最高の世界ランキング4位という伊達さんの記録はこれから先、破られることはないかもしれない。
 伊達公子さんは1996年に一度引退した。その12年後の2008年に現役に復帰された。37歳での現役復帰には驚かされた。復帰後もしっかりと不屈のテニスをされたことにも驚かされた。
 9月11日から開催されるジャパンウィメンズオープンが現役最後の試合になる。長い間、お疲れ様でした、と伊達公子さんの引退を労い、これから今までとは違ったステージで活躍されることを期待し、再々スタートを祝福したい。


75歳まで働く生き方

2017-08-28 | 健康


 日経電子版に「人生100年時代 最大課題「老後35年」への備え方」という面白い記事が出ていた。
 日本人の平均寿命が伸びて、男性の半数は84歳まで、女性の半数は90歳まで生きる時代になり、人生100年時代の到来は遠い未来の話ではない。現役時代を43年(22歳から65歳)、老後を35年(65歳から100歳)とするか、現役時代を53年(22歳から75歳)、老後を25年とするかの選択によって働き方や生き方が違ったものになりそうだ。周囲を見ても、リタイアされた65歳の人たちのお元気なこと。まだまだ働く意欲と体力がみなぎっている人が多い。
 これから先の老後が35年もあるという自覚が本人にあるかどうかはともかく、リタイア後の先には長い老後が待っているはずだ。
 そうなると老後は35年よりも25年がいい。75歳までは細〜く、長ーく働く生き方の方が今の時代にあっているようにも思える。


成田家のゴーヤ

2017-08-27 | 日本酒


 日曜日の夜、晩御飯を作る気にもならず、近所の居酒屋成田家に孤食に行く。恵比寿の生ビールのあと、加茂五葉の燗酒を飲みながら定番の鳥酢、湯豆腐、白魚天に、鰆の刺身、烏賊の酢味噌和えと進んだ。
 新メニューのゴーヤが目にとまった。即注文。単に茹でてだし汁で味付けしただけのシンプルでワイルドな一品だけど、十分すぎるくらい苦味が残っていて今の季節にぴったりの旬の味だった。思わず大将に、このシンプルな一品、いいねって伝えたら、実はお客様から教えていただいた一品なのだとか。いいよお。ゴーヤ本来の苦味がたまらない。
 鉄火巻とお茶で締めくくって、日没後、まだ明るい店外に出た。自転車にまたがり家路についた。一週間が終わり、また明日から新しい日々が始まる。


時機を得たこの世の去り方

2017-08-26 | 健康


 同居している義母が91歳の誕生日を迎えた。これといった持病もなく、徘徊もせず、要介護3の老人として僕が仕事に出ている間も家でテレビの番をしてくれている。
 長寿はそれはそれで素晴らしいことだ。90歳まで生きたいと願ってもなかなか叶わない現実にあって、堂々91歳の誕生日を迎えたことはおめでたいと思うし、心からお祝いをしたいと思う。
 だけど、それはそれとして、長寿を手放しで喜べないとも思う。人間、この世に生を受けて、いつかは朽る時を迎えることになるわけだけど、いい時にこの世を去る生き方ができたらいいなあと強く思う。子供達の世話にならず、自然な形でフェードアウトする死に様に憧れている。現実にはとても難しいことだとは思うけど、楢山節考や象のように時機を得た去り方ができたらなあと思う。


清涼な山の空気を懐かしむ

2017-08-24 | 山歩き


 今日も暑い一日だった。先週末、東京の姪っ子四人家族が岡山にやってきて、我が家に3泊した。四日目の夜、また自家用車で東京に帰って行った。ほんの数日間の滞在だったけど、我が家を拠点に吉備路・鬼ノ城、小豆島、長船などを観光したようだ。夜は一緒にご飯を食べながら岡山や瀬戸内海の感想を聞いたところ、岡山のような地方都市や郊外の田舎にも新鮮な発見があってよかったようだ。
 都会には都会の良さがあるように、地方には地方の良さがあることを肌で感じたのだろう。
 僕は僕で、同じように、毎日、暑い平地で暮らしながら、清涼な高地の山々の空気を懐かしく思い出しては、次はいつ山に入れるか桃源郷に思いをめぐらしている。


低山歩きの暑さ対策

2017-08-22 | 山歩き


 夏場の低山歩きは暑さとの戦いだ。高い気温に加えて高い湿度は体力を消耗させるし、脱水傾向が急速に進行することもある。
 今回の三鈷峰の撤退は色々と考えさせられた。暑さ対策にもっと真剣に取り組まないと今回の二の舞も避けられない。中高年の山の会にとってとても重要なテーマなのかもしれないなあ。


三鈷峰からの撤退

2017-08-21 | 山歩き


 山の会の例会山行で大山の三鈷峰に向かった。総勢28名の大所帯で三鈷峰をめざすパーティは珍しいかもしれない。
 お天気はまずまずだったけど、湿度が高くて、おまけに風が吹いていなくてとても蒸し暑かった。大神山神社までは全員快調なペースで登った。しかし、下宝珠越を過ぎたあたりから弱音を吐いて登高が遅れ始める人が出始め、上宝珠越に着いた時には5人がすでに音を上げて、ギブアップ宣言。すでに時間も予定していた時刻よりかなり遅れていたし、やむなくそこから上に向かうことを断念した。
 ここから撤退することを全員に伝え、慎重に下山するように注意を促した。撤退には悔しさが伴うものだけど、この蒸し暑さの中、無理は禁物と潔く気持ちを整理した。
 博労座の駐車場まで戻り、着替えを持って豪円湯院のお風呂に向かう頃には全員笑顔が戻っていた。



大型ザックを新調しようかなあ

2017-08-16 | 山歩き


 今回の山行で濡れてしまったテント、フライシート、ザックなどを2階のベランダに広げて乾かした。すっかり乾かしてから、秘密基地(僕の隠れ家)にしまいに行った。テントやシートやマット類は収納庫に入れ、ザックは壁に吊るして作業完了。ようやく今回のテント泊山行が終わった。



 今回使ったモンベル社製ZeroPointの大型ザック120ℓは大いに活躍してくれたけど、すでに経年劣化で相当くたびれている。その上、120ℓの大容量のザックは今の僕の体力では、やや持て余しぎみに思う。次回のテント泊山行までに90ℓ程度にサイズダウンしたザックを新調した方がいいかなあと、今回の山行を振り返って反省しながら考えている。


双六小屋キャンプ

2017-08-14 | 山歩き


 双六岳のテント泊山行を終えて、14日の明け方に家に戻った。高速道の渋滞に巻き込まれて、予定以上に時間がかかってしまった。
 今回の山行は雨に降られたりもしたけど、全体的にお天気に恵まれた。初日はわさび平山荘のキャンプ場泊、翌日に双六小屋のキャンプ場までテントを上げて、双六をベースに三俣山荘や黒部川源流まで足を延ばした。
 お盆休みのピーク時だとはいえ、双六小屋キャンプ場の混雑ぶりは想像以上だった。愛犬ハンナにとってもキャンプ場の混雑ぶりは驚きだったかな。それでもハンナにとって初めてのアルプスのキャンプ生活を楽しめたはず。短い脚四本で険しい山道をずいぶん長い距離を歩いて登った。ほとんどは僕のザックに付けたバックの中で景色を眺めながら揺られていたけど・・・。
 

犬連れ登山

2017-08-13 | 山歩き


 今回の双六岳では愛犬ハンナは多くの登山者の人たちに好意的に受け容れてもらえた。ペットを連れた登山者が他にいなくて、珍しいこともあったと思う。名前を尋ねられて、ハンナ、通称ハナと伝えると、会うたびにハナちゃんと呼びかけてもらえた。歩いてここまで登ったの?とたびたび尋ねられたりもしたし、何人もの人に写真を撮ってもいいかと尋ねられ、写真を撮って頂いた。
 


 親バカだとは思うけど、ハナちゃんを見て可愛いいと言われると正直嬉しいし、心が癒されると見知らぬ登山者に言ってもらえた時はハンナを連れてきてよかったと思った。
 この世の中には犬が嫌いな人がいることも、山に犬を連れてくることに批判的な人がいることも知っているけど、今回は総じて登山者の皆さんに好意的に受け容れてもらえたことが今回の山行の最大の喜びだった。


三俣山荘診療所

2017-08-12 | 山歩き


 三俣山荘の診療所を久しぶりに訪ねた。U先生が登ってこられていたらお会いできるかもと期待しながら戸を開けると、迎えてくれた若い学生がU先生はいらっしゃいますよとの返事。
 U先生とお会いするのは何年ぶりのことだろうか。山の会の例会に参加された時以来かも。



 昭和39年、岡山大学医学部により開設されたこの診療所は、現在も岡山大学と香川大学医学部共同で立派に維持運営されている。三俣山荘はアルプスの奥深いところにあるので、医師や看護師や学生のボランティアスタッフにとって当番をこなすのは決して楽なことではないはず。
 空荷か軽量であれば新穂高から一日で三俣山荘まで辿り着くことは可能だけど、それにしても相当なアルバイト(運動量)を強いられる。



 半世紀の間、昔の佇まいのまま、三俣山荘診療所が維持運営されていることに驚くし、岡山の誇りでもあり、携わるスタッフの人たちに改めて頭の下がる思いがした。 


ZERO POINT 120ℓ

2017-08-08 | 山歩き


 10日から山に入る準備もほぼ整った。今回はテント泊山行なので120ℓのZERO POINTのザックにした。明日、野菜と果物を買えば無事完了するけど、食料を入れてもまだ余裕があるくらいだ。
 山に愛犬ハンナを連れて行くので、歩き疲れたハンナをザックに乗せて歩くことも想定しておかないといけない。
 台風一過、お天気も良さそうだし、この蒸し暑いところから早く脱出して、涼しい山岳地帯のテント生活を楽しみたい。


くちびるに歌を

2017-08-06 | Weblog


 日曜日の午後、四日後に出発する予定の北アルプス・テント泊山行の準備をし始めた。オリジナルのチェックリストをもとに装備品のチェックをして、ある程度の準備の目途がたったので一休みしょうと思い、Amazon Prime Videoを探していたら「くちびるに歌を」という映画を見つけた。



 2015年の映画で、中田永一さん原作の青春小説の映画だった。舞台は長崎県の五島列島。NHK全国学校音楽コンクールの課題曲となった「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」の作者であるアンジェラ・アキさんのテレビドキュメンタリーをもとに小説化されたようだ。合唱部の生徒たちが葛藤をしながら大会に向けて心がひとつになっていく。主演の女性臨時教師役、新垣結衣さんの演技がよかったなあ。いい映画を観た。自然豊かな五島列島の映像が美しかった。映画の余韻に浸りながら、また山行の準備作業に戻った。
 

美しい花を感じる心

2017-08-04 | 健康


 僕は美しいものを美しいと感じる心はあると思っている。だらか山に登っても美しい花に出会うと心が躍るし、美しいなあと感激に浸る心があると思っている。
 ただ花に対する熱意が足りないからか、花の名前だけは何度教えてもらっても頭に残らない。



 先週、大山の三鈷峰に登った時、多くの花たちに出会えたのに花の名前だけははっきりしない。でも最近、それはそれでもいいんじゃないかと思うようになってきた。
 美しい花を美しいと感じることが第一義で、その名前云々は二の次じゃないかと。その点、僕にはまだ美しい花に出会うと、美しいなあと感じる心があるし、その花の名前を知ったから感動が一段と高まるわけではなかろうと思うからだ。
 美しい花たちを美しいと感じれる心だけはいつまでも失いたくないと思う。