毎食、冷凍モノばかり食べているので、祝日の夕食くらいは少し変化をつけようとサーロインステーキを焼いた。調理が簡単、塩胡椒をふって焼くだけなので独り者には重宝するメニューだ。
ビールのあと、青森県五戸町の菊駒酒造の生原酒をおもむろに封を切る。南部杜氏の技法で醸し出した純米の出来たての生原酒だ。度数18度のスッキリした生酒は何とも言えぬさわやかな美酒だった。思いのほか、素朴なメニュの夕食に彩りを添えてくれた。
呑みながらNHKのEテレを見ていたら、ハートネットTVでジャズピアニストの国府弘子さんが出ていた。乳がんの闘病生活を経て現役復帰を果たした人だ。話の中で、ガンという言葉は重すぎるので、ガンをポンと呼んだらいいというくだりがあった。確かにガンよりポンの方が患者さんの気持ちがポジティブになれるよなあ。
ポンの治療のためにしばらく会社を休みます、なんて職場での普通の会話に馴染むし、ポンと呼ぶことに大賛成だ。
定期購読しているラジオ英会話の4月号のテキストを何の気なしに見ていたら、講師やスタッフが総入替えで、おまけにプログラム内容が激変していた。十年来、ラジオ英会話を聴き続けているけど、このプログラムの面白さはアメリカ社会の歴史や文化、社会、習慣などを窺い知ることができることで、それが魅力だった。ところが4月から内容が刷新されて新たに始まるプログラム内容はまるで学生の受験勉強対策のような文法がどうのこうのと様変わりしていた。ちょっと僕が期待する内容とは違いすぎる。やむなく即、ネットからラジオ英会話の年間購読を解約して、新たに実践ビジネス英語の年間購読を契約した。毎日、お昼にラジオ英会話を聴いたあと実践ビジネス英語を聴き続けていたので、大体の内容や流れやレベルはわかっているけど、ややハードルが高いかなあ。でも仕方ない。テキストが届くのはしばらくあとだけど、チャレンジ精神で実践ビジネス英語に明日から取り組んでみよう。