テレビをあまり見ない生活をしているけど、たまたま今朝、何の気なしにテレビのスイッチを入れると「サワコの朝」にバイオリニストの千住真理子さんがゲストで登場していた。
天才バイオリニストにも苦難の一時期があったようだ。10代半ばからバイオリニストとして活躍していた千住真理子さんは慶応大学の学生だった20才の時、思い悩んだ末にバイオリンと決別、2年間の完全ブランクがあったのだとか。再起のきっかけはボランティアの人から話からだった。彼女のファンだったある末期癌の人に請われてバイオリンを演奏し、喜んでくれる患者さんの姿に接したことがバイオリンを再び手にするきっかけとなり、それから更に7年を経てようやく10代の頃のレベルの演奏ができるようになる。
ほぼ10年間、辛い苦難の時代をもがきながら乗り越えられた話に感銘した。
ストラディバディウスの名器を手に入れる話も面白かった。数億円の借金をして名器を手に入れられたわけだけど、そこにも偶然、ある篤志家との出会いがあったから実現した。
いい話だったなあ。
金曜日の夜、娘の腕の中でスヤスヤ眠るハナの一枚。だらしない格好。
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