風になれ

大自然のふところで山歩きを楽しむ生活。
いつの日にか、森にそよぐ風になれたら・・

さすけねー

2016-12-14 | 山歩き


 田部井淳子さんの明るく弾んだ声を久しぶりに聞いた。NHKラジオ深夜便「明日へのことば」で田部井さんが登場した。今年10月20日に77歳で亡くなった田部井さんを偲ぶアーカイブス番組だった。
 女性で世界初のチョモランマ登頂者であり7大陸最高峰登頂者が日本女性であったことは誇らしい。特に日本の女性を勇気づけたし、今の若い女性の登山人気、山ガールを生んだ立役者だったと思う。
 番組で紹介された福島弁の「さすけね」っていいなあ。「さすけね」(差し支えない、だいじょうぶ、気にしないでというような意味)って耳に心地よく、言葉の響きがいいし、他人を思いやる優しいことばだなあ。

患者になってわかったこと

2016-12-13 | 健康


 ラジオ深夜便「明日へのことば」で、がん専門医の西村元一さんの話を聴いた。西村元一さんは消化器外科医だった。ある日、突然、ステージ4まで進行した胃がんで倒れ、「余命半年」を宣告される。医者の不養生ともいえるが、いきなり重症の患者という立場になり、患者になって初めてわかったこと、医療者の目線では到底分からなかったことや新しい気付きがあったようだ。新鮮な驚きと発見だったのだろう。そして、金沢赤十字病院副院長の西村元一さんはその体験をもとにあるべき医療について発信し、医療者と患者の間を埋めるような活動を始められる。



 話を聴いて、重篤な患者の体験をしたことのある医療者は多くのことを学び、考え、その過程を経て一段と温かい患者ファーストの医療ができるのかもしれないなあ。


月刊誌BE-PALの付録

2016-12-12 | 山歩き


 アウトドア月刊誌「BE-PAL」の1月号にコールマンMiniランタンLEDライトが付録についてきた。以前に付録でついてきたLEDライトと合わせて赤と緑、色の違う二つ揃った。コールマン製200A型ランタンを模したキイホールダーのライトだ。まるでグリコキャラメルについていた付録のおもちゃを喜ぶ子供みたいで恥ずかしいけど、付録がもらえて結構心が踊っている。早速、机のライトの脚にぶら下げた。



 今日も倹しい孤食だ。男の作るご飯なんてこの程度のもんだとため息混じりに開き直って見る。


ロードレーサーの修理

2016-12-11 | バイク


 娘を岡山空港まで車で送り、その後、岡山駅前までバスで忘年会に出かけた。
 忘年会から戻るといつものようにハンナが、ハンナだけが僕を待っていてくれた。またハンナと二人っきりの生活に戻った。ばあちゃんは寝たままなので、また夜中に起きてヘルパーさんがこしらえてくれた夕食を食べるのだろう。
 2年前に先立ったカミさんの三回忌も無事終わり、僕も精神的に徐々に復活しつつある。昨日はロードレーサー(自転車)のパーツの一部取り換え修理をお願いしていたご近所の自転車屋さんに立ち寄り、組み立て中の僕の自転車を前にしばらくバイク談義をした。また少しだけロードレーサーをこいでみようと思う。今更、レースに出るのは難しいだろうけど、風をきって島巡りのような楽しみのバイクツーリング程度は復活させたいと思う。バイクの仕上がりを心待ちにしている。


獺祭2割3分

2016-12-10 | 日本酒


 東京で暮らす娘が法事のために帰省した。水曜日の夜11時過ぎ、岡山駅まで車で迎えに出た。駅前広場は人もまばらで、桃のイルミネーションも寂しげだった。

 翌、木曜日の夜、息子夫婦がやってきた。獺祭の純米大吟醸、磨き2割3分の封を切り、鍋を囲んで語らう。ふだんは日本酒を飲まない娘も美味しいと盃を傾ける。久しぶりに賑やかな夕食となり、90歳のばあちゃんもテンションが上がり、独り善がりに会話に加わってくる。家族っていいなあとしみじみ感じながら盃を重ねた。


ファジアーノ 楽しみは来年に

2016-12-06 | ファジアーノ


 J1昇格の最後の1枠を賭けたファジアーノ岡山とセレッソ大阪のプレーオフ決勝戦をスポーツジムのテレビにかじりついて応援した。押谷さんがインフルエンザで欠場したのは痛かった。岩政さんのゴールポストをかすめるヘディングシュートは惜しかった。試合は0-1でファジアーノが破れた。J1昇格という大きな楽しみは来年に持ち越しだ。
 今年のファジアーノにはずいぶん楽しませてもらった。シーズン中、ずっと4位前後の上位をキープして、終盤に6位まで後退したけど、常に昇格圏内にあった。またホームゲームで平均入場者数1万人を目標にしたファジアーノの「チャレンジ・ワン」は見事に達成できた。年間平均入場者数10,017人。地方都市ながら、着実にファジアーノが岡山の地に根付いてきている。プレーオフ決勝戦の日曜日の朝、テレビ番組「サンデーモーニング」で張本さんにファジアーノが地味だけど着実に力をつけているクラブだと評していただいた。光栄なことだ。
 鬼に笑われるかもしれないけど、今から来年のファジアーノの躍進をとても楽しみにしている。クラブ理念にある「子供たちに夢を!」、来年こそ、J1だ。

ファジアーノ岡山 決勝戦

2016-12-04 | ファジアーノ


 天気予報通り、雨が降り出した。今日の午後、ファジアーノ岡山のJ1進出を賭けた決勝戦がある。セレッソ大阪との一戦だ。雨の中での試合になるのは間違いなさそうだ。思えば準決勝の松本戦も雨の中でのアウェー戦で勝った。この雨も恵みの雨に思えてならない。ゲンの担ぎすぎかなあ・・。あと一歩のところまできていて、不思議とJ1が近くに感じられる。
 今日の試合はNHKのBS1で15:30から実況中継があるので、テレビの前で熱烈に応援したい。


デコレーションの師走

2016-12-03 | Weblog


 金曜日の夜は息子の工房で息子たちと豚しゃぶの鍋料理を美味しくいただいた。夜はそのまま息子の工房で泊まり、翌朝友達の結婚式で上京する息子を岡山空港まで車で送った。
 土曜日は少しだけ薪割りをする。薪を割るのは薪割り機だけど、薪割り作業は結構いい汗が出る。シャワーを浴びてからスポーツジムの忘年会に出かけた。

 

 家を出て、忘年会に向かう途中、毎年、クリスマスの見事なデコレーションで評判の家の前を通ってバス停に出た。今年も色とりどりのライトニングがきれいだった。
 何十年来、ジムで顔をあわせる仲間ととりとめのない話をしながら呑む酒は旨い。お開きの後、一人、西川公園に出る。西川に渡したデコレーションがきれいだった。街のいたるところを飾る華やかな光のデコレーションに師走の季節を感じる。今年もあとわずかだ。


BE-PAL創刊号

2016-12-01 | 山歩き


 アウトドア月刊誌「BE-PAL」11月号に付録としてBE-PALの創刊号が付いてきた。この創刊号には昭和の時代が漂っていて何とも言えない味がある。倉本聰さんや横井庄一さんまで登場する。横井庄一さんはアウトドアの野営道具を見て、「あそびだな」とズバリ言い切る。おもしろい。
 でも正直、あの頃は僕の愛読書は「岩と雪」と「岳人」で、チャラい「PE-PAL」を無視していた(BE-PALの編集に関わるみなさん、ごめんなさい!)。でも今は胸を張って、僕はBE-PALを愛読していると言える。時代は巡る。