久しぶりの雨だ。今朝、起きると雨が降り続けていた。
寒がりのハンナはいつの間にかショルダーバッグの中に潜り込んで眠り続ける。寝る子は育つ、だ。元気に過ごしていれば、それだけでいい。変化のない平和な日常。
今月計画されていた山の会の例会山行が中止になった。新型コロナウィルス感染拡大を受けての判断だ。残念だけど、今の状況ではやむを得ない。収束の兆しを期待しているのだけど・・・まだまだ先のことかなあ。
紅茶ポリフェノールの抗ウィルス効果を少しだけ期待して、今日もトワイニングの紅茶をポットに入れて出勤しよう。
春めいた明るく温い陽気の朝だ。なのに新型肺炎コロナウィルスのせいで世の中の空気はどんより冷たく淀んでいる。多くのイベントや会合が中止や延期になっている中、不用意にふらふら外を出歩くのも憚られる空気感だ。このままではだめだ。コロナウィルスに立ち向かう覇気が感じられない。これでは国内景気も悪くなるばかりで、ウィルスと闘う前にみんな満身創痍では戦いにならない。
明るい話題がほしい。広く漂っているどうにもならない無力感と閉塞感を打ち砕く明るい話が。
2011.3.11の震災後、総国民が自粛ムードに入ったときと同じような閉塞感だけど、明るく元気よく立ち上がろう。
春の到来を愛でるいい季節だ。冬来りなば春遠からじ。
日曜日の昼に窯焚きが終わった。息子は陶芸の友人の助けを借りながら３交替シフトで10日間焚き続けたことになる。僕はこの土日だけ息子の工房の窯焚きの手伝いをした。僕はズブの素人なのでどれだけの助けになったのかどうかわからないけど、土曜日の朝から睡眠時間はたったの１時間だけの一昼夜徹夜をして見学＆手伝いをした。とてもいい体験だった。
窯の炎と向き合って焼け具合を確認しながら作業する姿は地味だけど躍動感が感じられる。見ていて見飽きない面白さがある。
焼き物の経験がまったくない僕には窯焚きの過程で陶芸に関する新鮮な発見がいくつもあった。
自然に窯の温度が下がる来週の週末には登り窯の中から作品を取り出すはずなので、どのような作品と出会えるのか僕も息子同様、今からわくわくしている。
